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Galaxy A41(ギャラクシー・エーフォーティーワン)は2020年6月に発売されたギャラクシーシリーズの低価格モデルです。
価格は3万円台とかなり安いですが、ストレスなく使えるのか気になりますよね。
この記事ではGalaxy A41を実際に使って分かったことなどをレビューしていきます!
価格が安いスマホが欲しいけど「しっかりと使えるのか」気になっている方はぜひ参考にしてください。
Galaxy A41の特徴
機種名 | Galaxy A41 |
本体サイズ | 約153x70x8.1(mm) |
画面サイズ | 6.1インチ |
重量 | 約160g |
CPU | MediaTek MT6768 |
メモリ/ストレージ | 4GB / 64GB |
メインカメラ | 800万画素:超広角 4800万画素:広角 500万画素:深度測位 |
インカメラ | 2500万画素 |
バッテリー | 3500mAh |
防水 / Suica | 対応/対応 |
Galaxy A41のポイント
- 深度カメラを搭載しているので実質デュアルカメラ
- 価格が3万円台と安い
- 6.1インチの有機ELディスプレイを搭載
- Suicaや防水など基本性能を網羅
Galaxy A41の最大な特徴は3万円台の価格の安さですが、有機ELディスプレイを搭載し、FeliCaにも対応しているのでSuicaを使うこともできます。
防水にも対応しているので基本機能は全て搭載。
6.1インチと比較的大きな画面サイズを採用していますが、重量は軽いのでスマホをあまり使わないという方にもおすすめです。
Galaxy A41の外観をチェック
続いてGalaxy A41の外観について紹介します!
上位モデルと比べると高級感はありませんが、本体サイズの割に重量が軽いので持ちやすいです。このサイズ感は片手操作もギリギリ可能なサイズなので、大きいスマホは好きじゃないという方にもおすすめです。
- 重量が軽いので持ちやすい
- 他のスマホと比べても薄い
- 低価格モデルだがベゼル幅が薄い
- 素材はプラスチックを採用
まずは背面から!
カメラの配置は縦に並んだシンプルな形で、プラスチック素材ですがラインが入っているので、少しオシャレな印象となっています。
外観からは特に安っぽさは感じないですね。
また、人間工学に基づいたカーブも特徴で手にフィットしやすい形状となっています。
本体左側面にはボタンはなく、SIMカードとmicroSDカードスロットが搭載されています。
SIMカードスロットとmicroSDカードスロットは縦に並んだ形状ではなく、あまり見かけない横並びのスロットになっています。
本体右側面には音量ボタンと電源ボタンを搭載。
サイド部分は特に変わったところはないです。
本体下側にはUSB-Cとスピーカーを搭載。
本体上側にはイヤホンジャックとマイクが搭載されています。
手で持った様子はこんな感じ。
僕は手が小さい方ですが片手で持っても安定します。
画面サイズは小さすぎず、本体も持ちやすいのでサイズと大きさのバランスが良いと感じました。動画や文字サイズを大きい画面で見たい場合にも最適ですね。
付属品は電源ケーブルと充電器は付属されていませんが、マイク付きのイヤホンとクリアケースが付属されています。
クリアケースは試供品レベルなので質感はよくありませんが、傷から守ることは十分可能なので、ケースを買うのが面倒な方には良いですね。
上の写真はケースを取り付けた状態です。クリアケースなので外観を大きく損ねることはなく、ソフトケースなので本体にもフィットしています。
厚みと重量もほとんど変わらないのでクリアケースを付けても持ちやすさを損ねることはないです。
Galaxy A41のスペックをレビュー
続いて気になるスペックについてレビューします。
まずGalaxy A41のスペックの特徴をまとめるとこんな感じ
- 高画質な有機ELディスプレイ搭載
- 顔認証と画面内指紋認証を搭載
- そこそこ使えるCPUを搭載
それぞれについて詳しく紹介していきます。
有機ELディスプレイ搭載で高画質
Galaxy A41は低価格のスマホですが有機ELディスプレイが搭載されています。
画面サイズは6.1インチと大きいので動画を楽しむにも最適。
解像度がフルHD+と以前のモデルより画質が大幅に向上しているのも特徴です。
顔認証と画面内指紋認証を搭載
ハイスペックモデルでも顔認証と指紋認証の2つの生体認証機能を搭載している機種は珍しいですが、Galaxy A41は低価格スマホにもかかわらず両方の認証機能を搭載しています。
通常時は顔認証の方が便利ですが、マスクを付けている時は断然指紋認証が便利なんですよね。
さらにGalaxy A41は画面内指紋認証を搭載しているので、ベゼルが大きくないのも良いです。
画面内指紋認証は反応が悪いとの口コミがありましたが、それはひと昔前の話で、今の画面内指紋認証は快適です。
数日間、指紋認証のみで使いましたが、認証精度・速度共にストレスを感じることは全くなかったです。
顔認証は3Dスキャンではないので、少し認証速度が遅いように感じますが十分使えるレベルです。
また、安全性は低下しますが顔認証の認証速度を早めることもできます。
- 顔認証後スワイプ無しでロック解除
- 認証速度の向上設定
- 目が開いているときのみ認識
- 暗い場所でも認証できるように画面を明るくする
CPUは価格通りだがそこそこ快適
Galaxy A41のCPUは台湾のMediaTek MT6768を搭載しています。
Geekbench 5でCPUスコアを計測してみると同じ価格帯のXperia 10 Ⅱとほぼ同じ性能であることがわかりました。
左がGalaxy A41で右がXperia 10 Ⅱです。
機種 | シングルスコア | マルチスコア |
Galaxy A41 | 355 | 1240 |
Xperia 1 Ⅱ | 899 | 3304 |
Xperia 10 Ⅱ | 309 | 1298 |
Galaxy S20+ | 915 | 3319 |
Galaxy S20 | 908 | 3160 |
iPhone 11 Pro | 1328 | 3523 |
iPhone XS Max | 1116 | 2767 |
Galaxy A41は普通に使う分には十分ですが、上位モデルと比べるとサクサク感に違いがあり、少しもっさりしているなと感じます。
スマホに最低限の機能を求める方は全く問題ありませんが、毎日何時間も使うヘビーユーザーは少し物足りないですね。
OSの違いによってスコアは変わってくるので一概には言えませんが、スマホを何台も使った経験から言うとサクサク使うにはマルチスコアが2500以上あると良いですね。
スコアがそれ以上になると体感速度はほとんど変わりません。
Galaxy A41のカメラ性能
最近のスマホは特にカメラ性能が気になるところですよね。
Galaxyシリーズは撮るだけで高画質な写真が撮れるのが大きな特徴で、他のスマホと比べても「オート撮影」が優れています。
Galaxy A41は超広角カメラ、広角カメラ、深度カメラの3つを搭載。
深度カメラは画角が変わるカメラではないので実質デュアルカメラのスマホです。
Galaxy A41のカメラスペック
超広角カメラ ・F値 ・画素数 |
F2.2 800万画素 |
広角カメラ ・F値 ・画素数 |
F2.0 4800万画素 |
深度カメラ ・F値 ・画素数 |
F2.4 500万画素 |
インカメラ ・F値 ・画素数 |
F2.2 2500万画素 |
同じく2020年モデルでハイスペックモデルのGalaxy S20とGalaxy S20+は撮るだけでびっくりするような写真が撮れるので、低価格モデルのGalaxy A41はどれくらいの写真が撮れるのが気になっていました。
Galaxy A41で撮った写真を紹介しますが、撮るだけで綺麗に撮れるのでこの価格帯のスマホとしてはかなり凄いです。
撮るだけで綺麗に撮れるカメラ
Galaxy A41は低価格ながらHDR機能も優れており、撮るだけで簡単に綺麗な写真を撮ることができます。
さっきから低価格ながらって何回も言っていますが、本当この価格でこれだけの機能があるのは凄いことです。
左が超広角カメラ、右が広角カメラで撮影した写真です。
空の部分と建物の影の部分に注目してもらいたいのですが、通常であれば空が真っ白になって、影の部分が黒くなります。
しかし、HDR機能がしっかりと効いているので明暗差の少ない高画質な写真に仕上がっています。
また超広角カメラと広角カメラではセンサーサイズと画素数が違うので、広角カメラ(標準カメラ)の方が高画質です。
カメラの切り替えは簡単にできるので綺麗な写真を撮りたい時は広角カメラを使うのがおすすめです。
4800万画素モードで高精細に撮れる
Galaxy A41は広角カメラのみ4800万画素で撮影することができます。
通常は1200万画素の設定になっているので、4800万画素で撮影する場合はカメラアプリ上部の写真比率を変えるメニューで切り替える必要があります。
上の写真の左上「48MP」となっているのが4800万画素モードです。
- 画像サイズが4倍になる
- 写真の容量も約4倍
- ズームができなくなる
- 通常モードより撮影に時間が掛かる(1秒ほど)
こちらが48MPモードと通常モードで撮った写真を拡大して並べた写真です。
画素数が違うので拡大したときに48MPで撮った写真の方が解像度がよくなっています。
しかし、あとで拡大する必要がないのであれば、通常モードでデジタルズームをするのと同じなので、普段は通常モードにしておくのがおすすめです。
ライブフォーカスモードでボカした写真が撮れる
Galaxy A41は深度カメラを搭載しているのが特徴です。
深度カメラは被写体を際立たせて背景をボカすことが可能。
撮影画面で直感的にボケ具合を調整することができます。
撮った写真はこちら。流石に一眼レフカメラのようにはいきませんが、パッと見ただけでは作り出したボケであるかはわかりません。
撮影後にもボケ具合(被写界深度)を変更することができます。
3万円台でもストレスなく使えるのか
最後に実際に使ってみた感想をまとめます。
Galaxy A41はドコモ、au、UQ mobileで取り扱いがあります。
掲載当時の各キャリアの価格は以下の通り。
キャリア | 価格 |
ドコモオンラインショップ | 37,224円 |
au | 39,660円 |
UQ mobile | 39,600円 |
Galaxy A41をレビューした結果、この価格帯のスマホとしては機能が特に充実しており、カメラも高画質です。
価格は3万円台とかなり安いですが、ストレスなく十分に使うことが可能。
ただし、少しアプリの起動やネット使用時にもたつくことがある(ハイスペックスマホと比較して)ので、毎日何時間もスマホを使う方や、時間を無駄にしたくないと言う方はもう一段上位モデルのスマホを購入するのがおすすめです。
僕自身もスマホへービーユーザーで普段はiPhone 11 Proをメインに使っているので、少し処理速度に不満がありました。
ほぼ同じ価格帯のスマホであればiPhone SE(第2世代)の方が良いと思います。
- カメラが高画質(HDRが良い)
- 重量が軽いので持ちやすい
- 快適に使える6.1インチ有機ELディスプレイ
- 3万円台と価格が安い
普段からハイスペックモデルを使っている僕からすると、少しモタつくように感じる。
あまりスマホを使わないと言う方や、価格の安いスマホで十分と言う方にはおすすめです!
また、iPhoneではなく、Androidスマホが良いと言う方にもおすすめなのでぜひ参考にしてみてください。
動画でのレビューはこちら!
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