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iPhoneが値上がりするとニュースなどでかなり話題になります。
その影響でiPhoneは高いというイメージもあるかもしれませんが、iPhoneにも色々な種類があり、高いiPhoneもあれば安いiPhoneもあります。
この記事では安いiPhoneと高いiPhoneの違いや、何が変わるのかを解説します。
ざっくりと安いiPhoneと高いiPhoneをどっちにしようか考えている方はぜひ参考にしてください。
安いiPhoneと高いiPhoneはどれ?
2024年6月時点で一番安いiPhoneは「iPhone SE(第3世代)」で、一番高いiPhoneは「iPhone 15 Pro Max」です。
価格を表にまとめると以下の通り。
モデル | 64GB | 128GB | 256GB | 512GB/1TB |
---|---|---|---|---|
iPhone 16 Pro Max | – | – | 189,800円 | 219,800円/249,800円 |
iPhone 16 Pro | – | 159,800円 | 174,800円 | 204,800円/234,800円 |
iPhone 16 Plus | – | 139,800円 | 154,800円 | 184,800円 |
iPhone 16 | – | 124,800円 | 139,800円 | 169,800円 |
iPhone 15 Plus | – | 124,800円 | 139,800円 | 169,800円 |
iPhone 15 | – | 112,800円 | 127,800円 | 157,800円 |
iPhone 14 | – | 95,800円 | 110,800円 | 140,800円 |
iPhone SE(第3世代) | 62,800円 | 69,800円 | 84,800円 | – |
ストレージ容量も異なりますが、一番価格の安い容量で比較すると価格差は127,000円もあります。
価格は3倍差と冷静に考えると想像以上の差です。
ニュースなどで話題になるのは価格が一番高いiPhoneのことなので、iPhone=高いという認識は間違いです。
安いiPhoneと高いiPhoneの違い
細かい違いは多いですが、ざっくりと大きく変わる違いを中心に紹介します。
- 発売周期
- 処理性能
- カメラのスペック
- 本体サイズ
- デザイン
- 機能
安いiPhoneと高いiPhoneの主な違いをまとめるとこんな感じです。
それぞれについて解説します。
高いiPhoneの方が発売周期が短い
iPhoneの安いモデルはiPhone SEシリーズが担っています。
毎年発売されるiPhone 14やiPhone 15のようなナンバリング機種と違って、iPhone SEは2年〜4年に1回しか発売されません。
発表日 | 予約開始日 | 発売日 | |
iPhone SE(第1世代) | 2016年3月21日 | 2016年3月24日 | 2016年3月31日 |
iPhone SE(第2世代) | 2020年4月16日 | 2020年4月17日 | 2020年4月24日 |
iPhone SE(第3世代) | 2022年3月8日 | 2022年3月11日 | 2022年3月18日 |
発売された当初は性能も高くコスパが良いですが、発売後年数が経つにつれて差が大きくなります。
例えば、iPhone SE(第3世代)を発売された2022年3月に購入するのか、2024年2月の今購入するかでは相対的に見たコスパが違います。
発売周期が短い方がその時々でベストな買い物ができます
処理性能の違いで快適さが変わる
iPhoneは安い機種でも搭載されているチップは高性能で快適に使えるのが大きなメリットです。
しかし、流石に価格の高いiPhoneを比べると性能差はあります。
iPhone SE(第3世代)とiPhone 15 Pro Maxの処理性能を比較すると以下の通り。
項目 | iPhone SE(第3世代) | iPhone 15 Pro Max |
---|---|---|
チップ | A15 Bionic | A17 Pro |
CPU | 2つの高性能コア 4つの高効率コア | 2つの高性能コア 4つの高効率コア |
GPU | 4コア | 6コア |
メモリ | 3GB | 8GB |
シングルスコア | 2245 | 2957 |
マルチスコア | 5402 | 7411 |
GPUスコア | 17359 | 27392 |
測定アプリ | Geekbench 6 | Geekbench 6 |
iPhone SE(第3世代)は一番安い機種としては十分すぎる性能がありますが、メモリが3GBしかないのが気になるところ。
また、iPhone 15 Pro Maxの方がベンチマークスコアも大きく離しています。
iPhone SE(第3世代)でもゲームなどが快適にプレイできますが、より負荷の高い高グラフィックでプレイしたい場合や、クリエイティブなアプリを使用する場合は性能が高いiPhoneがおすすめです。
カメラのスペックは大きく違う
上の写真を見てもらえれば一目瞭然ですが、安いiPhoneと高いiPhoneはカメラの数だけでなく、大きさも全く違うことがわかると思います。
カメラは大きくなれば大きくなるほどセンサーサイズが大きくなり、一度に取り込める光の量が変わります。
例えると、小さいキャンパスに絵を描くのと、大きいキャンパスに絵を描くのはどっちが綺麗に表現できるかということです。
基本的にカメラは大きくなれば大きくなるほど綺麗と思って問題ありません。
高いiPhoneの方が特に暗い場所で解像度の高い綺麗な写真を撮ることができます。
また望遠カメラを搭載しているので遠くの場所の写真を撮ることもでき、撮影の幅が広がります。
カメラが安いiPhoneと高いiPhoneの最大の違いです!
画質の違いについては、iPhone SE(第3世代)とiPhone 14 Proのカメラを比較した記事があるので、よろしければ参考にしてください。
どれくらい変わる?iPhone SEとiPhone 14 Proの画質を比較【カメラ比較】価格が高くなるほど本体サイズが大きくなる
左:iPhone SE(第3世代)、右:iPhone 15 Pro Max
iPhoneに限らずスマホは本体サイズが大きくなるほど、価格が高くなる傾向があります。
一番価格の安いiPhone SE(第3世代)は一番小さい4.7インチのディスプレイサイズ。
そして一番価格の高いiPhone 15 Pro Maxのサイズが一番大きいです。
項目 | iPhone SE(第3世代) | iPhone 15 Pro Max |
---|---|---|
ディスプレイ | 4.7インチ | 6.7インチ |
高さ | 138.4mm | 159.9mm |
幅 | 67.3mm | 76.7mm |
厚さ | 7.3mm | 8.25mm |
重量 | 144g | 221g |
並べてみると全然違うiPhoneに見えると思います。
最近のスマホは大きいサイズが主流となっており、大きい方がバッテリー持ちも良くゲームや動画も見やすいです。
高いiPhoneを買う人は毎日長時間利用する場合も多いので、iPhoneのサイズは大きい方が人気なのでしょう。
逆に安いiPhoneを求める方は連絡手段がメインなので、大きさよりも携帯性の高さを重視する傾向になります。
サイズも安いiPhoneと高いiPhoneで大きく異なる違いの一つです。
全く同じ画面を表示させると、表示される範囲の違いがよくわかると思います。
一度大きなiPhoneに慣れてしまうと、極端に小さいiPhoneには戻れません。
サイズで迷う方必見!iPhone Plus・Maxシリーズは不便な程大きいのか?高いiPhoneの方がデザインが洗練されている
iPhoneは安い機種でも本体ボディにアルミニウムとガラスが使われているので高級感があります。
しかし、高い機種はさらにデザインが洗練されており、今の最新iPhoneだとチタニウムが使われています。
チタニウムは丈夫で軽く高級感があるのが特徴です。
iPhoneの場合は安くても素材に安っぽさは感じないですが、上位モデルだと更に高級感が高まるという感じです。
iPhone SE(第3世代)はディスプレイの上下に多いな縁があるので、前面から見た時のデザインの違いも大きいですね。
安いiPhoneは機能が省かれる
安いiPhoneは高いiPhoneと比べると機能が省かれることが多いです。
特に最近のiPhoneであれば磁力を使ったMagSafeという機能が人気ですが、iPhone SE(第3世代)では使えません。
iPhoneの便利な機能を使いたいという場合は、iPhone 15などのスタンダードモデル以上のiPhoneがおすすめです。
項目 | iPhone SE(第3世代) | iPhone 15 Pro Max |
---|---|---|
常時表示ディスプレイ | × | ◯ |
Dynamic Island | × | ◯ |
超高解像度の写真 (24MPと48MP) | × | ◯ |
衝突事故検出 | × | ◯ |
MagSafe | × | ◯ |
耐水性能 | 水深1メートルで 最大30分間 | 水深6メートルで 最大30分間 |
ナイトモード | × | ◯ |
よく使う主な機能をまとめました。
最新の高額なiPhoneであれば全ての機能を使うことができますが、安いiPhoneでは意外と使えない機能も多いです。
どちらを購入するか迷っている方は機能の違いをチェックしてみてください。
安いiPhoneと高いiPhoneは価格の差ほど変わるのか?
機能やスペックを見ると価格の高いiPhoneが良いのは間違いないですが、価格差は3倍もあります!
正直言って、その大きな価格差が妥当と感じる人は少ないです。
自分の使い方にもよりますが、安いiPhoneでも携帯電話として全く問題はなく、余程グラフィック性能が必要なゲーム以外は普通に快適にプレイできます。
カメラの画質も十分綺麗なので、こだわりがない方は安いiPhoneでOKです!
性能が上がるほど実際に使って感じる違いは小さくなります
iPhoneは選択肢が多いので自分に合う機種を選べる
iPhoneはラインナップが豊富なスマートフォンなので、安い機種と高い機種だけでなくバランスの良い中間に位置する機種もあります。
ざっくり5つから選ぶことができ、それぞれストレージ容量も選べるので自分に合う機種を選ぶのが一番です。
分類 | 機種 | 向いている人 |
---|---|---|
最上級機種 | iPhone 15 Pro Max | 全てにこだわりたい |
上位モデル | iPhone 15 Pro | 性能重視 コンパクトなサイズが良い |
スタンダード | iPhone 15 Plus | 性能と価格のバランス重視 大きいサイズが良い |
スタンダード | iPhone 15 | 性能と価格のバランス重視 コンパクトなサイズが良い |
低価格 | iPhone SE(第3世代) | とにかく安いiPhoneが欲しい |
自分が必要なスペックの機種を選ぶのが一番です!
まとめ
この記事では安いiPhoneと高いiPhoneの違いについて解説しました。
主に違うところをまとめると以下の通り。
- 新型が発売される周期
- 処理性能
- カメラのスペック
- 本体サイズ
- デザイン
- 機能
特にデザインとサイズ、カメラが大きく変わります。
決して安いiPhoneがダメで高いiPhoneが良いという訳ではなく、自分の使い方に合うiPhoneを選ぶのがベストです!
特にProモデルは望遠カメラなどカメラにこだわりがない方は、高くて重たいだけになる可能性があるので注意してください。
以上。「安いiPhoneと高いiPhoneの違いは何?変わることを解説」でした。
iPhone SE(第3世代)
Apple
iPhone2台持ちでサブ機としてSEならアリですね
自分ならメインでSEを選ぶより1年か2年前の無印がいいかなと思います
今は型落ちモデルが実質的にSEの代わりになっている側面もありますよね。次期SEは型落ちモデルと置き換わる可能性もあるかもしれません。