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小型ビデオカメラとして人気の「Osmo Pocket」に3年ぶりの新型となるDJI Osmo Pocket 3が2023年10月に発売されました。
3年ぶりということもあり、センサーサイズやディスプレイが大きなるなど、大きく進化しています。
この記事ではDJI Osmo Pocket 3を買うべきかや、同じく動作性能が強くなっているiPhoneと比べて、どんな違いがあるのか気になったので比較してみます。
DJI Osmo Pocket 3とiPhoneのそれぞれの魅力
まずはそれぞれのカメラとしての魅力について紹介します。
- 1インチのセンサー
- Vlogに最適な20mmの画角
- ジンバルで手ブレに強い
- マイクロSDカードに保存
- 望遠カメラを搭載
- 広角カメラ24mmの画角
- 写真にも強い
- 内蔵ストレージ
動画専用機として見た場合は、やはりDJI Osmo Pocket 3が魅力です。
しかし、iPhone 15 Pro Maxは超広角や望遠カメラを搭載しており、写真機としての魅力もあります。
総合的にはiPhoneの方が優れていますが、専用の動画カメラが欲しい方には、DJI Osmo Pocket 3はかなり魅力に感じますよね。
DJI Osmo Pocket 3とiPhone 15 Pro Maxを比較
僕はiPhone 15 Pro Maxを外出先での動画を撮るカメラとして使用しているので、興味がある部分を比較してみました。
Osmo Pocket 3 | iPhone 15 Pro Max | |
重量 | 179g | 221g |
ディスプレイ | 2.0インチ | 6.7インチ |
ディスプレイ輝度 | 700ニト | 1,000ニト(標準) ピーク輝度2,000ニト(屋外) |
ストレージ | マイクロSDカード | 256GBから |
センサー | 1インチ | 1/1.3 |
画角 | 20mm | 13mm 24mm 48mm 120mm |
静止画 | 16:9(約830万画素) 1:1 | 4:3(約4800万画素) 1:1 |
動画解像度(16:9) | 4K(24/25/30/48/50/60fps) 2.7K(24/25/30/48/50/60fps) 1080p(24/25/30/48/50/60fps) | 4K(24fps、25fps、30fps、60fps) 1080p(25fps、30fps、60fps) |
ジンバル | 搭載○ | × |
夜間のゴースト | 目立たない | かなり目立つ |
価格 | 79,200円 | 189,800円 |
比較した結果をまとめると以下の通り。
- 静止画を撮る場合はiPhone
- 動画を撮る場合はセンサーサイズ、手ブレ、画角的にOsmo Pocket 3が魅力
- iPhoneの大きな欠点である夜間のゴーストがOsmo Pocket 3はほとんど気にならない
- 望遠を使う時はiPhone
- 価格はiPhoneはカメラ以外も使うので、差はそのまま74,800円の差だと感じる
結果的に、追加で74,800円出してまでセンサーサイズ、手ブレ、画角的に魅力のあるOsmo Pocket 3を買うべきかが比較のポイントだと僕は感じました。
DJI Osmo Pocket 3の詳しいスペックはこちらで見れます。
DJI Osmo Pocket 3は買うべき?
続いてDJI Osmo Pocket 3は買うべきかを僕なりの基準でまとめて見たいと思います。
僕が欲しい理由(買うべきか)をまとめると以下の通り。
- 動画専用機でいつでも安定して撮れる
- 手ぶれに強い
- モニターが大きくなり撮りやすくなっている
- 1インチのセンサーを搭載
- 使いやすい20mmの画角
- レンズを保護できる
- 音質もiPhoneより良い?
それぞれ詳しく紹介しますが、複数に魅力を感じるなら買うべきだと思います。
動画専用機でいつても安定して撮れる
iPhoneも立派な動画機として使えますが、カメラがメインではなく、スマホなので持ちやすさは動画向きとは言えません。
Osmo Pocket 3は動画を撮る為の物なので、スティック上の持ちやすい形状と、安定して楽な姿勢で動画を撮ることが考えれており、やはり専用機の強みが現れています。
動画を撮る楽しさも変わってくるので、単純にiPhoneで撮るよりは撮っていて楽で楽しいと感じるのは欲しい理由の一つになります。
ジンバル搭載で手ブレに強い
Osmo Pocket 3はジンバルが搭載されているので、手ぶれの強いiPhoneと比べても別格の手ぶれ性能です。
iPhoneより広い20mmの画角という点でも、ブレを感じにくい為、歩きながら撮影することが多い場合にはかなり強いです。
モニターが大きくなり撮りやすくなっている
前モデルと比較した最も大きな部分がディスプレイが大きくなっていることです。
2.0インチなので、よくある一眼カメラの3.15型と比べると大きくはないですが、しっかりと映像を確認しながら撮ることができます。
これまでのOsmo Pocketシリーズは雰囲気しかわからなかったので大きく違うと言えるでしょう。
このモニターのおかげで立派なビデオカメラという位置付けになったと思っています。
1インチのセンサーを搭載
Osmo Pocket 3の個人的に凄く良いと感じているのが1インチセンサーを搭載していることです。
これがiPhoneとの大きな差別化ポイントになり、実際に1インチのセンサーだと鮮明さや背景ボケの綺麗さが大きく違うと感じます。
実際にOsmo Pocket 3で撮られたレビュー動画を見ても、通常時の画質はもちろんのこと、暗所での画質もかなり綺麗だと感じました。
iPhoneに近い感じで手軽に撮れて、更に高画質というのは買うべきだと感じる大きな魅力です。
使いやすい20mmの画角
動画は広く満遍なく映すのが綺麗に感じます。
iPhoneのメインカメラ(iPhone 15 Proは24mm)の画角は少し狭く感じるので、20mmの画角で撮れるOsmo Pocket 3の方がVlog感のある画角で撮れるメリットがあります。
レンズを保護できる
iPhoneを使う上で一番気になるのがレンズの取り扱いです。
カメラにとってレンズはかなり大事な部分ですが、iPhoneは常に剥き出しになっており、本当に気をつけないと指紋汚れなどが付着してしまいます。
それが画質に与える影響はそこまで感じないですが、やはりカメラ好きには凄く気になるところです。
Osmo Pocket 3だと収納時はレンズが内側に向くようになっており、少なくてもiPhoneほどレンズに気を使う必要はありません。
iPhoneのレンズはイマイチで、夜間に現れるゴーストにも大きな差があります。
音質もiPhoneよりは良い?
iPhoneの音質はかなり良いので、レビュー動画を見た感じでは特に違いは感じませんでした。
しかし、Osmo Pocket 3はマイクを3つ内蔵しており、DJI Mic 2にも対応しています。
動画専用機ということで、音質についてもiPhoneより良く撮れる可能性は十分にあると思います。
DJI Osmo Pocket 3は買うべきかまとめ
iPhoneで撮る動画にも満足はしていますが、やはりゴーストが出てしまう問題や、1インチセンサーの綺麗さを考えると大満足とは言えません。
ということで、Osmo Pocket 3がタイミングよく発売され、かなり興味が湧いたので自分の考えをまとめる為にも記事にしました。
現在の考えは「やはりOsmo Pocket 3は高いな」というところです。
予算に余裕があればすぐにでも欲しいですが、この手の動画機は新型が出るサイクルも比較的早く、その割に撮る機会が多く無いので、iPhoneで我慢すべきなのかなと思っています。
DJI Osmo Pocket 3、良いなって思って色々考えたけど、
約10万円を払うほどVlog撮らないし、結局数年したら新しいのスゲーってなるし、iPhoneを毎年買い替えのほうがコスパ良い。— まつりくん/ブロガー (@maturikun_com) October 26, 2023
動画を多く撮る方や、予算に余裕がある方、歩きながら撮ることが多い方にはかなりおすすめなので、よろしければ参考にしてください。
以上。「DJI Osmo Pocket 3は買うべき?動画性能をiPhoneと比較してみた」でした。
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