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質感の高さとAppleマークで人気のApple純正iPhoneケースですが、2023年のiPhone 15よりレザーケースが廃止され、ファインウーブンケースが代わりに登場しました。
そこで気になるのはシリコンケースとファインウーブンケースはどちらが良いのかではないでしょうか。
本当はレザーケース一択だったのですが、レザーが廃止されてしまった以上は仕方ないですね。
この記事では両方買って比較したのでどちらが良いかをまとめたいと思います。
よろしければ参考にしてみてください!
Apple純正iPhoneケースのファインウーブンとシリコンの特徴
まずはApple純正iPhoneケースの「ファインウーブンケース」と「シリコンケース」の特徴を簡単にまとめます。
どちらも価格は高いですが質感は良いので、満足感としては高いです。
iPhone 15のケース | ファインウーブン | シリコン |
正規価格 | 9,980円(税込) | 7,980円(税込) |
カラー | マルベリー エバーグリーン トープ パシフィックブルー ブラック |
オレンジソルベ サイプレス ウィンターブルー ストームブルー グアバ クレイ ライトピンク ブラック |
表の素材 | 高級な布(マイクロツイル) | シリコン |
内側の素材 | 高級な布(マイクロツイル) | マイクロファイバー |
※価格は比較時での価格です。
価格はシリコンの方が2,000円安くなっておりカラーバリエーションも多いです。
また、ファインウーブンケースは聞き慣れない名前だと思いますが、簡単に言うと高級な布です。
ファインウーブンはマイクロツイルという生地が使われています。
マイクロツイルは生地の密度が高く、肌触りの良い、キメの細かい高級素材です。
さらっとしてきめ細かく、しなやかな質感で上品かつ柔らかく滑らかな風合いが魅力とのこと。
この記事で紹介しているのは、ファインウーブンケースが「トープ」、シリコンケースが「ストームブルー」です。
ファインウーブンケースとシリコンケースの共通の特徴をまとめると以下の通り。
- パッケージは同じ
- 背面にAppleマーク
- MagSafeに対応
- ワイヤレス充電に対応
- 出っ張っているカメラがケースの内側になり平置きできる
- ケースの縁がディスプレイより高くなっている
ファインウーブンケースとシリコンケースは素材以外の機能的な違いはありません。
見た目と触り心地を除けば同様に使うことができます。
ファインウーブンケースとシリコンケースの外観を比較
続いてファインウーブンケースとシリコンケースの外観を比較していきます。
Appleマークの違い
Apple純正ケースを使う理由の一つになるのがAppleマークが入っていることですよね。
正直、このマークがなければ純正ケースを買うメリットがありません。
Appleマークの違いとしては、シリコンケースがプリント、ファインウーブンケースが刻印のような感じです。
シリコンケースはプリントと言っても、使っていて剥がれるような心配はありません。
どちらかというとファインウーブンケースの方が、光の加減などで見えにくいです。
ちょっと角度を変えるとこんな感じ。
Appleマークを重視したい方はシリコンケースがおすすめです。
ボタン関係の違い
ファインウーブンケースとシリコンケースはボタン部分にも違いがあります。
ファインウーブンケースはボタン部分がメタルパーツのような素材ですが、シリコンケースはボタン部分もシリコンと同じ素材です。
ボタン周りはファインウーブンケースの方が高級感があります。
スピーカー穴の違い
ファインウーブンケースはボタン周りの素材や、スピーカーとマイク用の穴のデザインがレザーケースから引き継がれており、スピーカーとマイク用の穴は全面が切り取られたデザインです。
一方でシリコンケースは数箇所丸く穴を空けたデザインになっています。
音の質感などに影響はないですが、スピーカーやマイクが若干塞がれるのが気になると言う方は、ファインウーブンケースの方が良いです。
- ファインウーブンケースはスピーカーを塞がないデザイン
- シリコンケースは穴が空いたデザイン
- 音質への影響を気にするならファインウーブンケース(使った違いはわからない)
- 汚れが溜まるのが嫌ならシリコンケース
MagSafeの跡を比較
ファインウーブンケースは素材の性質上MagSafeを使った跡が残りやすいです。
どちらも普段からMagSafeによる充電を行ってみましたが、跡の残り方に大きな違いがありました。
シリコンケースではほとんど跡がわからないのに対して、ファインウーブンケースではしっかりとMagSafe跡が確認できます。
特に跡が残ったからと言っても僕は気にならないですが、気になる方はシリコンケースがおすすめです。
耐久性はファインウーブンケースの方が良い
シリコンケースは使っていると割とすぐに欠けたり割れたりするので、耐久性は良くないです。
上の写真でもよく指が当たる部分が剥がれているのがわかると思います。
耐久性で選ぶならファインウーブンケースがおすすめです。
ファインウーブンケースとシリコンケースの使いやすさを比較
続いてファインウーブンケースとシリコンケースを実際に使って感じた使いやすさを比較します。
グリップ力はシリコンが良い
持ちやすさに影響する滑りやすさですが、ファインウーブンケースはかなり滑りやすいです。
グリップ力に関してはシリコンケースのが方が使いやすく、落としにくいです。
手触りはファインウーブンケースが良い
手触りはファインウーブンケースの方が良いです。
シリコンは最初はさらっとしていますが、使っているうちにベタベタとした感触になります。
ファインウーブンケースは柔らかい布で、フレーム部分はレザーケースと同じような触り心地で、ギュッとした感じ。
長く触っていて気持ち良いと感じるのはファインウーブンケースです。
持ちやすさと触り心地どちらを取るか
ファインウーブンケースとシリコンケースの使いやすさは、何を重視するかで変わります。
持ちやすさを重視するなら、滑りにくいシリコンケースがおすすめ。
手に持った時の触り心地を重視する場合はファインウーブンケースがおすすめです。
まとめ
この記事ではApple純正iPhoneケースのファインウーブンケースとシリコンケースを比較しました。
それぞれどんな人におすすめなのかをまとめると以下の通り。
- シリコンより高級感が欲しい
- 新しい素材を試してみたい
- 触り心地の良いケースが欲しい
- 価格の安い純正ケースが欲しい
- MagSafeの跡は目立たない方が良い
- Appleマークはハッキリ見えた方が良い
- 滑りにくい素材がいい
正直、ファインウーブンケースはレザーケースの代わりにはならないので、レザーケースの質感を考えるとコスパが悪いです。
Apple純正のレザーケースが好きで、純正ケースを使っていた方は、別のケースを探した方が良いと思います。
また、シリコンケースは最初は心地良い触り心地ですが、使っていると普通のシリコンと同じになるので、割高です。
Apple純正ケースの魅力はレザーが無くなったことにより、かなり下がったというのが正直な気持ちです。
以上。「Apple純正ファインウーブンとシリコンを比較!純正ケースを買うならどっち?」でした。