この記事には広告を含む場合があります。
記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。
こんにちは!この記事にお越しいただきありがとうございます。
iPad Proが発表されました!
大きなポイントはホームボタンが無くなりベゼルレス化となりiPhone X以降のiPhoneのようなデザインとなっています。
個人的にはホームボタンを使用しないジェスチャー操作の方が使い勝手が良いので大歓迎です。
また、ホームボタンが無くなることにより、本体サイズそのままに画面のサイズが大きくなるのが良いですね!
今回は新たに発表された2018年版のiPad Proについて紹介します!
iPad Proの動向
まずは歴代のiPad Proについて見てみましょう!
- iPad Pro 12.9inch・・・2015年11月11日
- iPad Pro 9.7inch・・・2016年3月31日
- iPad Pro 2017 12.9inch・・・2017年6月6日
- iPad Pro 2017 10.5inch・・・2017年6月6日
- iPad Pro 2018 11inch・・・2018年11月7日
- iPad Pro 2018 12.9inch・・・2018年11月7日
初代iPad Proが登場し約3年が経ちました。デザインを含め大きく変わったのは今回が初めてです。
事前の情報では2通りの説がありましたが、10.5インチが11インチに置き換わるという説が正しかったようで、ノッチのないベゼルレスデザインとなっています。
また新機種が登場しましたがiPad Pro 10.5インチも継続販売となっています。
新型iPad Pro 2018 スペック・デザイン
今回発表されたiPad Proのスペックについて紹介します。
2018 iPad Pro ラインナップ
11インチiPad Pro | 12.9インチiPad Pro | |
カラー | シルバー、スペースグレー | |
容量 | 64GB,256GB,512GB,1TB |
今回のラインナップの最大の特徴は1TBモデルが追加されたことです。
完全にプロのクリエイターに向けたスペックであることが感じられますね。スペック自体もノートパソコンより上回ると公式で発表されています。
2018 iPad Pro サイズと重量
11インチiPad Pro | 12.9インチiPad Pro | |
縦 | 247.6mm | 280.6mm |
横 | 178.5mm | 214.9mm |
厚み | 5.9mm | 5.9mm |
重量 | 468g | 631g/633g(Wi-Fi / Wi-Fi + Cellular) |
サイズはこのようになっています。厚みが以前のiPad Proと比べ、6.9→5.9mmと1mmも薄くなっています。
2018 iPad Pro 価格
モデル | 容量 | 価格 |
11インチ Wi-Fiモデル |
64GB | 98,780円(税込) |
256GB | 117,480円(税込) | |
512GB | 141,680円(税込) | |
1TB | 190,080円(税込) |
|
11インチ Cellularモデル |
64GB | 117,480円(税込) |
256GB | 136,180円(税込) | |
512GB | 160,380円(税込) | |
1TB | 208,780円(税込) | |
12.9インチ Wi-Fiモデル |
64GB | 122,980円(税込) |
256GB | 141,680円(税込) | |
512GB | 165,880円(税込) | |
1TB | 214,280円(税込) |
|
12.9インチ Cellularモデル |
64GB | 141,680円(税込) |
256GB | 160,380円(税込) | |
512GB | 184,580円(税込) | |
1TB | 232,980円(税込) |
2018 iPad Pro 主なスペック
ディスプレイは有機ELディスプレイが使用された『Super Retina HDディスプレイ』ではなく、『Liquid Retinaディスプレイ』となっています。
CPUチップはiPhone XSに搭載されている『A12 Bionic』の強化版である『A12X Bionicチップ』が搭載されています。
現在販売されているほとんどのノートパソコンよりスピードが速く、Adobe Photoshop CCなどのプロ向けアプリケーションも使用することが可能です。iPad版のAdobe Photoshop CCは2019年に登場予定となっています。
新型iPad Pro前モデルとの比較
新型iPad Proと全モデルのiPad Proの違いを紹介します。
- ホームボタンが無くなりベゼルレスデザインに
- Touch IDからFace IDに
- イヤホンジャック廃止
- Lightningが廃止→USB-C 搭載
- CPUチップがA12Xへ進化
- ゴールドが廃止され2色展開に
- 新たに1TBモデル追加
- Apple Pencilが第2世代に
- Smart Keyboard Folioに進化
- 光学式手ブレ補正が非搭載
- スマートHDR対応
それでは詳しく見ていきます。
ホームボタン廃止でベゼルレスデザイン
最近のiOSデバイスの典型的な流れですが、iPad Proもホームボタンが廃止されiPhone X同様にベゼルレスデザインとなりました。
iPhoneと違うのは上部部分が切り欠きデザインとなっていないことです。Apple Pencilを使ったクリエイティブな作業が想定されているだけに、切り欠き部分がないのは使いやすいですね。
またホームボタンが廃止されたことにより、Touch IDも使えなくなりFace IDが使用されています。
iPad ProはiPhoneと違い画面を横表示にした状態でもFace IDが使えるようになっています。
今までのiPadは丸角処理が施されていましたが、2018 iPad Proはエッジ加工が無くなり、軽く角を丸くしたようなデザインとなっています。
これは今までのiPadにはなかったことなので予想外のデザインです。おそらくスマートキーボードのデザインに合わせる為にこのようなデザインになったのかもしれません。
クリエイターにはこちらのデザインの方が好まれるかなとも思っています。
そして、iPhoneの流れからiPadでもいずれ来ると思われていた、イヤホンジャックについては廃止されています。
2018 iPad ProはLightningコネクタも廃止されているので必然的にワイヤレスイヤホンが必要となります。
USB-Cポート搭載
今まで使用されていたAppleの独自規格Lightningコネクタが廃止され、Macでも使用されている『USB-Cポート』が搭載されました。
- iPad ProでiPhoneを充電することが可能
- 標準機能で4Kディスプレイへの外部出力が可能
- カメラとの高性能接続も可能に
少し非力なLightningコネクタとは違いUSB-Cは給電機能も使用することができ、高速充電にも対応します。また外部ディスプレイやカメラなどの機器と高性能な接続が可能になり、よりプロ向けになりました。
今後さらに可能性が広がっていくと思われるので今後にも期待できます。
また以前はモニタへの外部出力はサードパーティ製のアプリが必要でしたが、今回からは標準機能でデュアルモニター環境を構築できるようになっています。
A12X Bionicプロセッサを搭載
今回新たに搭載された『A12X Bionic』は従来のiPad ProよりCPUスペックは90%向上しGPU性能は2倍となっています。
ほとんどのノートパソコンより優れているというのもわかる気がします。
iPad Pro 2018 | iPad Pro 2017 | iPhone XS | |
プロセッサ | A12X Bionic | A10X Fusion | A12 Bionic |
CPUコア | 8コア | 6コア | 6コア |
GPUコア | 7コア | 12コア | 4コア |
ニューラルエンジン | 8コア | – | 8コア |
iPhone XSよりも優れているのがわかりますね。iPad Proならではの作業が可能となります。
カラーバリエーションは減少
カラーバリエーションはiPadよりも少なく、シルバーとスペースグレーの2色展開となっています。
正直プロ機にカラーバリエーションは必要ないので、特に気にはなりませんでした。
無難なこの2色があれば十分だと思います。
Smart Keyboardが新型に
Smart Keyboardが新型となり『Smart Keyboard Folio』となりました。
- 画面だけでなく背面も保護
- 2段階に角度調整が可能
以前のSmart Keyboardからデザインが刷新され、使い勝手、デザインともに大きく向上したと言えます。また背面も保護できるのでカバーとしての魅力も増しました。
iPad Pro本体へは本体の背面に磁力でつくようになっています。接続は本体背面下に移動された、Smart ConnectorがiPad ProとSmart Keyboard Folioの間でデータと電力の両方をやり取りします。バッテリーの充電も必要ありません。
なお新型にのみ対応しているので注意が必要です。価格は11インチモデルが21,780円(税込)、12.9インチ25,080円(税込)となっており正直高いのでまた次のiPad Proが登場した時に、買う必要がある可能性があると考えると複雑です。
Apple Pencilが新型に
Apple Pencilが第2世代へと進化しました。
第2世代Apple PencilはiPad Proの側面に磁石でくっつけることができるようになり、持ち運びも便利になっています。また充電もワイヤレス充電に対応しているのでコネクタに接続する必要が無くなりました。
またApple Pencilの側面をタップすることで、カラーや太さなどを変えることができるようになり、よりスムーズにクリエイティブな作業が可能となりました。
より鉛筆に使いデザインも使いやすそうですね。
ただし、Apple Pencil(第2世代)と従来のiPad Pro 10.5やiPad(第6世代)との互換性はないので要注意です。
新型のiPad ProでApple Pencilを使用する場合は買い直す必要があるのがイマイチなポイントですね。
Smart Keyboardよりは安いですがApple Pencil(第2世代)は第1世代の11,880(税込)より税込で4,070円も高い15,950円となっています。次にiPad Proを買い換える際はどうなるのかという点も気になります。
スマートHDRに対応したが光学式手ブレ補正は非搭載
新型iPad Pro 2018に搭載しているカメラは前モデルと違い光学手ブレ補正を搭載していません。また、レンズの構成枚数が6枚から5枚へと少なくなっており、カメラに関しては若干レベルが低下しています。
しかし、その代わりに『スマートHDR』に対応しているので結果的に撮った写真は新型の方が綺麗になるのではないかと思います。
カメラはどうしても厚みを必要とするので、本体サイズが1mmも薄くなっている2018 iPad Proはカメラ性能を向上させるにはサイズ的に余裕がなさそうです。
カメラは優秀なiPhoneのカメラがありますし、iPad Proを使うようなユーザーは一眼レフカメラやミラーレス一眼カメラを使用することが多いので、Appleもそれほど重視していないのかもしれません。
私自身もiPad Proにカメラ機能は必要ないと感じているので、特に気になるポイントではありません。
新型iPad Proは買いか?
全モデルからデザインが刷新されスペック・デザインは非常に魅力的なモノになっています。
iPhone XS Maxを使用していて思うのですが、ジェスチャー操作がかなり便利です!ロックの解除はTouch IDの方がよかったですが、それを含めてもホームボタンが廃止された方が格段に良いです。
CPUスペックも大幅に向上し、新しいSmart KeyboardとApple Pencilもかなり魅力的です。さらに2019年にはiPad版Photoshopも登場するのでこれまで以上に可能性が広がったiPadだと思います。
今までに出荷されたiPadは4億台を超え、世界で1番売れているHPのノートパソコンより販売台数が多いそうです。パソコンの代わりにもなり、パソコンよりクリエイティブな作業に特化できるiPad Proはクリエイター必須のツールとなっていくかもしれません。
2018 iPad Proは買いです!!
前モデルの10.5インチのiPad Proの値下がりがなかったので、iPad Proの購入を迷っている方は 2018年モデルを購入することをおすすめします!
iPad Proの価格比較
前モデルのiPad Pro価格
モデル | 容量 | 価格 |
10.5インチ Wi-Fiモデル | 64GB | 76,780円(税込) |
256GB | 95,480円(税込) | |
512GB | 119,680円(税込) | |
10.5インチ Cellularモデル | 64GB | 93,280円(税込) |
256GB | 111,980円(税込) | |
512GB | 136,180円(税込) | |
12.9インチ Wi-Fiモデル(販売終了) | 64GB | 95,480円(税込) |
256GB | 114,180円(税込) | |
512GB | 138,380円(税込) | |
12.9インチ Cellularモデル(販売終了) | 64GB | 111,980円(税込) |
256GB | 130,680円(税込) | |
512GB | 154,880円(税込) |
2018モデルのiPad Pro価格
モデル | 容量 | 価格 |
11インチ Wi-Fiモデル |
64GB | 98,780円(税込) |
256GB | 117,480円(税込) | |
512GB | 141,680円(税込) | |
1TB | 190,080円(税込) |
|
11インチ Cellularモデル |
64GB | 117,480円(税込) |
256GB | 136,180円(税込) | |
512GB | 160,380円(税込) | |
1TB | 208,780円(税込) | |
12.9インチ Wi-Fiモデル |
64GB | 122,980円(税込) |
256GB | 141,680円(税込) | |
512GB | 165,880円(税込) | |
1TB | 214,280円(税込) |
|
12.9インチ Cellularモデル |
64GB | 141,680円(税込) |
256GB | 160,380円(税込) | |
512GB | 184,580円(税込) | |
1TB | 232,980円(税込) |
付属品価格
モデル | 価格 |
Apple Pencil(第2世代) | 15,950 (税込) |
Apple Pencil(第1世代) | 11,880 (税込) |
11インチiPad Pro用Smart Keyboard Folio | 21,780 (税込) |
12.9インチiPad Pro(第3世代)用Smart Keyboard Folio | 25,080(税込) |
10.5インチiPad Pro用Smart Keyboard | 19,580 (税込) |
本体とApple PencilとSmart Keyboardを購入した場合の価格を紹介します。
- 10.5インチiPad Pro 256GB Wi-Fiモデル・・・126,940円(税込)
- 11インチiPad Pro 256GB Wi-Fiモデル・・・155,210円(税込)
以上のようになります。
11インチiPad ProにApple PencilとSmart Keyboardを購入するとなるとMacBook Airが購入できる金額となります。
パソコンの代わりになるとはいえ、ファイルの管理はパソコンの方が上です。やはりパソコンが必要という場面はでてくるでしょう。
iPad Proはかなり便利ですが、価格と用途が釣り合っているかの検討が大切です。
2018 新型iPad Pro 発売日
- 予約日:2018年10月31日(水)
- 発売日:2018年11月7日(水)
発表が10月30日の午後11時からだったのかなりスピード感のある予約開始と販売開始となっています。
iPad Proは発表後すぐに予約開始でその1週間後に発売という流れになりそうですね。
ライター
Apple Watch 4のレビュー記事はこちら
Apple Watch Series 4 レビュー!生活が変わる最先端腕時計
iPhone XS Maxのレビュー記事はこちら
iPhone XS Maxレビュー!進化したカメラと大画面が素晴らしい!使った感想を徹底紹介
iPhone XSのカメラ機能を徹底的に紹介しています
一眼レフカメラに勝てる!?iPhone XS/XS Maxカメラ性能比較