見送りや撮影に!羽田空港の飛行機はどこから飛ぶ・来る?滑走路運用

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こんにちは!この記事にお越しいただきありがとうございます。

羽田空港で見送りや飛行機撮影をする時にお目当に飛行機がどこから来るのかや、どこから飛ぶのか気になりますよね。

羽田空港は4つの滑走路があるため、目当の飛行機がどの滑走路を使うのか知らないとまずわかりません。

しかし空港には滑走路の運用方法があり、これを知ることで飛行機がどこから飛ぶかや、どこから来るのかある程度わかるようになります。

今回はそんな羽田空港の滑走路運用方法を紹介します。

興味のある方はぜひご覧ください。

羽田空港概要

まずは羽田空港の概要について紹介します。

羽田空港ターミナル

羽田空港には以下の3つのターミナルがあります。

羽田空港ターミナル
  • 第1旅客ターミナル
  • 第2旅客ターミナル
  • 国際線ターミナル

第1旅客ターミナルは主にJAL関係、第2旅客ターミナルは主にANA関係、国際線は海外へ行く便が割り当てられています。

ANAでも国際線なら国際線ターミナルで国内線はJALなら第1、ANAなら第2という感じです。

第1ターミナルと第2ターミナルは連絡通路があり徒歩10分くらいで行き来することができますが、国際線ターミナルは国内線ターミナルからバスで10分ほどかかります。歩いて行くには遠すぎるので第1、第2旅客ターミナルから国際線ターミナルは交通機関を使用しましょう。

羽田空港滑走路

羽田空港は日本一の発着数を誇る空港です。

滑走路はA・B・C・Dの4つの滑走路があります。

A滑走路を挟むように国際線ターミナルと第1ターミナルがあります。そしてC滑走路側に第2ターミナルがあります。


マップで確認するとより滑走路の位置を把握できるかと思います。滑走路の位置を把握することが運用を理解する上でも大切なので、ぜひ覚えてみてください。

ちなみにD滑走路ですが写真の下側に見えているのがD滑走路です。

D滑走路は浮島のようになっており2010年に使用開始された新しい滑走路です。

羽田空港滑走路運用

4つある滑走路ですがJALやANA、国際線で割り振られている訳ではなく、飛行機の行き先とその日の風向きで決まります!

飛行機の離着陸は向かい風の方向に向かって行います。向かい風の方が安全かつ容易に揚力を得られるからです。

その為航空会社や国内線、国際線関係なく行き先と風向きで決まるということです。

羽田空港には『北風運用』『南風運用』の2つがありその日の風向きによって変わります。一般的には季節風の関係で夏は『南風運用』冬は『北風運用』となっています。

北風運用

POINT 北風運用

『北方面』への離陸はC滑走路
『北方面』からの着陸はC滑走路
『南方面』への離陸はD滑走路
『南方面』からの着陸はA滑走路

北風運用は年間を通して多い運用方法です。B滑走路は使用されません。

南風運用

POINT 南風運用
  • 『北方面』への離陸はC滑走路
  • 『北方面』からの着陸はD滑走路
  • 『南方面』への離陸はA滑走路
  • 『南方面』からの着陸はB滑走路

夏に多い南風運用はこのようになっています。

着陸するところを見たり撮るのは難しいですが、離陸する飛行機を見送りしやすいです。また、離陸で使用される滑走路がA滑走路とB滑走路なので国内線ターミナルの屋上デッキからよく見ることができます。

第1と第2は徒歩でも移動できるので、搭乗口前で見送って、屋上デッキで飛び立つ姿を見ることも可能です。

滑走路運用ポイント

最後に『北方面』と『南方面』の違いですが、例えば札幌の新千歳空港は『北方面』です。

そして大阪の伊丹空港は『南方面』です。

この辺りは簡単なのですが福岡空港は『北方面』扱いで飛ぶようです。方面的には『南方面』のような気がしますが、日本海側を通るからなのかもしれません。

また、この運用は基本的なルールの為当日の状況(混雑具合、パイロットの要請など)で変わる為絶対とは言えません。この点は注意してください。

羽田空港写真紹介

こちらは浮島町公園から撮影した写真です。A滑走路へ着陸しようとしています。

第1旅客ターミナル屋上デッキから撮影したA滑走路から飛び立つ航空機の写真です。

この屋上デッキからだと川崎の工場群を背景に入れることができ、カッコいい航空機がさらにカッコよくなりおすすめです。

こちらは第2旅客ターミナル屋上デッキから撮影した写真です。この展望デッキからはC滑走路を見渡すことができます。

この機体は2019年3月まで羽田空港をメインに国内線で就航している東京ディズニーリゾート35周年を祝した特別塗装機『JAL Celebration Express』です。

ミッキーたちが祝祭を演出しています。

こちらはB滑走路に着陸して駐機場へ向かう『C-3PO塗装』のANA機です。

B滑走路からANA機が駐機する第2旅客ターミナルはかなり距離が離れていますが、場所ではなく行き先と風向きが考慮された運用がなされていることがわかります。

最後に第2旅客ターミナルから撮影した写真です。駐機する『C-3PO塗装』のANA機と、奥に見えるのが離陸しようとしているディズニー塗装のJAL機『JAL Celebration Express』です。

ディズニー塗装の2機を絡ませることができました。

まとめ

空港で写真を撮るときや飛行機を眺めているときに運用方法が頭にあれば、いつもより楽しく離着陸する飛行機を楽しむことができます。

また羽田空港で飛行機に乗った時にかなり長い間陸地を移動した記憶がある方も多いと思います。

そのような時も運用方法を知っておくとある程度予想を立てることができ、離陸でドキドキする気持ちを落ち着かせることもできると思います。

特に飛行機が好きな方は知っておいて損はないと思うのでぜひ参考にしてください。

これで羽田空港で飛行機を見たり撮るのがさらに楽しくなりました

以上。最後までお読みいただきありがとうございました。

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