この記事には広告を含む場合があります。
記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。
折りたためるスマートフォンとして衝撃的だったGalaxy Z Foldの2021年モデル「Galaxy Z Fold3 5G」をレビューします。
最大の魅力は折り畳んだ状態だと、普通のスマートフォンとして使え、広げるとタブレット並の大きさになることです。
本当はタブレットを持ち運びたいけど、ちょっと大きすぎると言う方にはかなり魅力的な機種ですが、実際にどんな感じか気になると思うので、メリット・デメリットと使った評価を紹介します。
ぜひ参考にしてください。
Galaxy Z Fold3 5Gの特徴
Galaxy Z Fold3 5Gの特徴から紹介します。
- 本のように折り畳める
- フロント側にはディスプレイがあるので折り畳んだ状態でも使える
- 片手で持てる7.6インチの小型ディスプレイサイズ
- トリプルカメラが画質も良い
- 価格はかなり高い(最新iPhoneとiPad miniが買える)
スペックをまとめるとこんな感じ。
Galaxy Z Fold3 5G | |
サイズ | 158×128×6.4mm(開いたとき) 158×67×14.4mm(閉じたとき) |
重量 | 272g |
メインディスプレイ | 7.6インチ QXGA+ 有機EL 120Hz対応 |
カバーディスプレイ | 6.2インチ HD+ 120Hz対応 |
カメラ | 3つのカメラ |
超広角カメラ | 1220万画素・F2.2 |
標準カメラ | 1220万画素・F1.8 |
望遠カメラ | 1220万画素・F2.4 |
インカメラ | 400万画素・F1.8 |
カバーカメラ | 1000万画素・F2.2 |
CPU | Snapdragon 888 |
メモリ | 8GB |
ストレージ | 256GB |
Bluetooth | 5.2 |
5G | sub6/ミリ波 |
ワイヤレス充電 | 対応 |
生体認証 | 指紋(電源ボタン)・顔 |
バッテリー | 4400mAh |
スピーカー | ステレオ |
基本的な性能は2021年の最高スペックで、アプリの起動やタッチ操作など快適に使うことができます。
Galaxy Z Fold3 5Gの評価
僕はApple製品を使うことが多いので、基本的にスマートフォンはiPhone、タブレットはiPadを使っていますが、折り畳める「Galaxy Z Fold3 5G」はガジェット好きとしてかなり気になっていました。
使って感じたメリットとデメリットをまとめるとこんな感じ。
- スマホとタブレットの両立ができる
- 思った以上にスマホとしても使える
- 電源ボタンの指紋認証が早くて便利
- スペックが高い
- スピーカーの音質も良い
- 防水にも対応
- 折り目が気になる
- 価格が本当に高い
- スピーカーの音が片寄る
後ほど詳細にレビューしますがメリット・デメリットをまとめるとこんな感じです。
思った以上に使いやすく、カメラの画質も良いのでしっかりとスマートフォンとタブレットの両立ができていました。
評価としては価格があと8万円ぐらい安ければ最高の機種と言えるのですが、価格は237,600円と本当に高額なのでApple製品だとiPhone 13 ProとiPad mini(第6世代)が買える金額です。
やはり価格を考えると手が出ないと言うのが正直な感想です。
予算に余裕がある場合でAndroidを使っている方にはかなりおすすめです。
Galaxy Z Fold3 5Gの外観をチェック
続いて外観をチェックしていきます。
箱には横に広げられた状態で入っており、寝る前など基本的に使わない時は広げておくのが良いのかなと思いました。
広げた状態のメインカメラ側はこのようになっており、カメラと反対側はカバーディスプレイになっているので、折り畳んだ状態では普通のスマートフォンとして使えます。
折り畳んだ状態でiPhone 13 Proと比較すると上の写真のようになります。
カバーディスプレイは横幅に狭いですが、特に不便に感じたり違和感を感じることもありません。
スマートフォンは基本的に縦で使うので、縦長で使い難いと感じることはないです。
広げた状態をiPad mini(8.3インチ)と比べるとこんな感じ。
iPad miniも小型なタブレットですが、7.6インチのGalaxy Z Fold3 5Gは一回り小さいさらに小さなサイズとなります。
手の小さな僕でも片手で持つことができるのでサイズ感はiPad miniより好きだと感じました。
タブレットとして使う場合もこれぐらいのサイズ感が良いです。
続いて各部をチェックしていきます。
サイド部分にはSIMカードスロットと電源ボタン、音量ボタンが搭載されています。
AndroidのスマートフォンにはmicroSDカードが入る機種も多いですがGalaxy Z Fold3 5GはmicroSDカードが入らないので注意が必要です。
折り目の部分はこんな感じ。中央のGalaxyのロゴが入っています。
本体上側は排気口の穴とスピーカー、マイクが配置されています。
下側にもマイクとスピーカーが配置されており、端子はUSB-Cとなっています。
折り畳んだ時の厚みは気にならない?
僕は実際に使う前に折り畳んだ時の厚みが気になるんではないかと思っていましたが、折り畳んだ時の厚みはそれほど気になりませんでした。
身近なiPhone 13 Proと比較すると以下の通り。
Galaxy Z Fold3 | iPhone 13 Pro | |
厚み | 14.4mm | 7.65mm |
厚みは2倍ぐらいの差があり、折り畳むと確かに分厚くなりますが、一応ポケットには入りますし、カメラで写真を撮る時は分厚い分持ちやすいです。
片手操作は厳しいですが、思っていたより厚みは気になりませんでした。
Galaxy Z Fold3 5Gのメリット
Galaxy Z Fold3 5Gの良かったところからレビューしていきます。
- スマホとタブレットの両立ができる
- 思った以上にスマホとしても使える
- 電源ボタンの指紋認証が早くて便利
- スペックが高い
- スピーカーの音質も良い
- 防水にも対応
スマホとタブレットの両立ができる
Galaxy Z Fold3 5Gはスマホとしてもタブレットとしても中途半端に感しると思っていましたが、想像以上に両立できたことに驚きました。
折り畳んだ状態で使えるカバーディスプレイは6.2インチとiPhone 13 Proより大きいです。
メインカメラで写真を撮るときや、電話をする時は折り畳んだままの方が使いやすいので、スマートフォンとして快適に使えます。
そして広げた状態だと漫画を読むのにも最適で、とにかく使いやすいです。
ちょっと椅子に座った時や、何かの待ち時間などじっくり使う時は、広げるだけでタブレットに早変わりするので、待ち時間が充実します。
Galaxy Z Fold3 5Gがあればタブレットが不要になるので、スマートフォンとタブレットの2台持ちに疲れている方は多分感動すると思います。
電源ボタンの指紋認証が便利
Galaxy Z Fold3 5Gは電源ボタンに指紋センサーを搭載しています。
画面を開いている時も閉じている時にも使えるので便利なのと、指紋認証の速度が早く失敗もないので快適です。
Galaxyといえば画面内指紋認証のイメージが強いですが、電源ボタンの指紋認証も良いなと思いました。
逆に顔認証は認証されないことが多く、基本的に指紋認証を使うことになると思います。
スペックが高い
Galaxy Z Fold3 5Gは基本スペックも最高レベルで高いです。
画面の大きさが大きくなってもサクサク快適に使えるので安心して好きなことに使えます。
Galaxy Z Fold3 5G | |
チップ | Snapdragon 888 |
メモリ | 12GB |
シングルスコア | 1069 |
マルチスコア | 3413 |
GPUスコア | 4637 |
Geekbench 5で測定したスコアをまとめました。
発熱も特になく、僕が主に使う用途ではかなり快適に使えました。
- 2つのアプリを同時に使う
- ネット閲覧
- SNSチェック
- 動画閲覧
- モンストなどのゲーム
スピーカーの音質も良かった
Galaxy Z Fold3 5Gはタブレットとして使うことが多く、動画を見る機会も多いです。
スピーカーの音質も大事なポイントですが、音質は上下にスピーカーがあるのでステレオ再生が可能で音も良かったです。
ただし、広げると音が出るのが左半分に片寄ってしまうので若干違和感を感じます。
防水にも対応
流石に風呂で使う勇気はないですが、Galaxy Z Fold3 5Gは防水性能IPX8に対応。
IPX8は常温水道水の水深1.5mで30分放置した後に使えるという防水性能です。
以前のモデルでは防水に対応していなかったので、大きく進化している点ですが、価格の高さもあって他のスマートフォンに比べると気軽には濡れる環境で使えないです。
カメラの画質も良い
スマートフォンとタブレットを両立する為にはカメラの画質も大切です。
Galaxyのスマートフォンは写真の仕上がりにも定評がありますが、Galaxy Z Fold3 5Gも画質が良かったです。
まず夕方の写真も明暗差をうまく表現できていおり、少し盛りすぎかなとは思いますが色鮮やかな高画質な写真が撮れました。
ポートレートモードも背景を上手くボカすことができています。
食べ物を撮った写真もいい感じで背景がボケており、色も自然で見たままに近い写真が撮れました。
そしてカメラが苦手な暗い場所での写真もパリッとしたクリアでノイズの少ない写真が撮れています。
スマートフォンの中ではトップクラスの画質の良さなので、タブレットとしてはもちろんカメラとしても使える性能も十分にあります。
Galaxy Z Fold3 5Gのデメリット
次に気になったところをレビューしていきます。
- 折り目が気になる
- 価格が本当に高い
- スピーカーの音が片寄る
折り目は気になる
折り畳めるスマホということで、やはり折り目がどんな感じが気になるとお思います。
折り目は普通に目で見てもわかりますし、触るとボコッとなっているので違和感はあります。
使っているうちに慣れてくるレベルではあるので、めちゃくちゃ嫌だとは感じないですが、気になるのは気になりますね。
白が多い画面で正面から見るとほぼ折り目はわからないですが、少し角度をずらすと光が反射して折り目が目立ちます。
価格が本当に高い
価格が高いのは仕方ないのと、価格はわかった上で買うのでデメリットとは言い難いかもしれませんが、本当に価格は高いです。
ドコモオンラインショップでの価格は総額237,600円。
いつでもカエドキプログラムを使った場合でも負担金は142,560円とやっぱり高いです。
総額237,600円だとiPhone 13 ProとiPad mini(第6世代)が購入できるだけでなく、まだ55,000円の差額があるのでApple Watchも買えます。
機種 | 価格 |
Galaxy Z Fold3 5G | 237,600円 |
iPhone 13 Pro | 122,800円 |
iPad mini(第6世代) | 59,800円 |
差額 | 55,000円 |
iPhoneに限らずとも、こうして考えると価格の高さがよくわかります。
流石にこの差額があればスマートフォンとタブレットを別々に持ち運ぶのも良いかなと感じるので、価格はネックになってくると思います。
スピーカーの音が片寄る
先ほども少し紹介しましたが、画面を広げた時に音が出るのは左側からなので、縦方向で使うと少し違和感を感じ気になりました。
動画を見る時は横方向で使うと、左右から音が出るので違和感なく使えます。
まとめ
この記事ではGalaxy Z Fold3 5Gをレビューしました。
タブレットはエンタメコンテンツを見たり、SNSをチェックしたり、調べごとをする時にかなり便利ですが、持ち運ぶとなると邪魔になります。
Galaxy Z Fold3 5Gであれば普段はスマートフォンとして使えるサイズなので、職場での昼休みや、ちょっとした待ち時間など、普通タブレットは持っていかない場面でタブレットとして使えるので便利です。
まだまだ価格が高く、用途も特殊なので万人受けする機種ではないですが、少し変わった機種が欲しい方にはおすすめなので宜しければ参考にしてください。
また、購入する場合は待ち時間がないオンラインショップがおすすめです。※サイトメンテナンス中などを除く
予約も簡単にできるのでぜひチェックしてみてください。
以上。「Galaxy Z Fold3 5Gを実機レビュー!メリット・デメリットと使った評価を紹介」でした。
Galaxy Z Flip3 5Gを実機レビュー!縦に折り畳めるスマホの実用性をチェック
Galaxy S21 Ultraレビュー!望遠カメラが凄い高級機種を使った評価を紹介
Galaxy S21の比較と実機レビュー!S20との違いと口コミ・評判を解説
買うならどっち?Xperia 1 ⅢとGalaxy S21 5Gの違いを比較
どっちがおすすめ?Galaxy S21 5GとGalaxy S21 Ultra 5Gの違いを比較
Galaxy S20の比較レビューと評価!S10との違いと口コミ・評判を解説