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こんにちは!この記事にお越し頂きありがとうございます。
40万円のカメラを購入して約20日間が経ちました。
先日ようやく日帰りの撮影旅行に出掛けることができたので、そこで感じた『安いカメラと高いカメラの違い』を記事にします。
カメラの購入を迷っている方の参考になると思いますので、ぜひご覧になってください。
高いカメラと安いカメラって?
比較したのは、初めて買った一眼レフカメラ『キヤノン EOS Kiss X7』と、やっとの思いで購入したフルサイズ一眼レフカメラ『キヤノン EOD 6D Mark Ⅱ』です。
レンズの組み合わせはこちら
向かって左のレンズ
- EOS Kiss X7
- EF-S55-250mm F4-5.6 IS STM
- 価格:約60,000円(本体+レンズ)
- Amazonで見る
向かって右のレンズ
- EOD 6D Mark Ⅱ
- EF24-70mm F2.8L II USM
- 価格:本体20万+レンズ20万
価格差は約340,000円!安いカメラをあと5台買ってもお釣りがきます。
一眼レフカメラの位置付けとしては、『EOS Kiss X7』は入門クラスで、『EOS 6D Mark Ⅱ』はハイアマチュアクラスとなります。
レンズは『EF-S55-250mm F4-5.6 IS STM』がキットレンズで、本体とセットで販売されているレンズです。一応単品で買うと定価が50,000円ですが、本体と一緒に買えば実質1万円程です。
一方で『EF24-70mm F2.8L II USM』はプロレンズですプロ!
キヤノンの高級レンズブランド『Lレンズ』の一つで本体とはセットで販売されておらず、定価はなんと230,000円!!標準レンズの最高峰に位置するレンズです。
安いカメラと高いカメラの線引きは?
はっきりとした線引きは決まっていませんが、僕の個人的な感覚で考えると。
- カメラ本体:10万円以下が安い
- カメラ本体:11万円以上が高い
- レンズ:10万円以下が安い
- レンズ:11万円以上が高い
こうなると思います。
もちろん本当に高いカメラは、カメラ本体だけでも70万円とかするので、プロの方から見れば40万円でも安いと感じるかもしれませんが、あくまでもプロでないカメラマンを前提としています。
安いカメラと高いカメラの違い!
本題に安いカメラと高いカメラの違いを紹介します。
操作性が違う
ボタンの数が全く違います。
カメラって撮影シーンに合わせて設定を変えることが多々ありますが、ハイアマチュアカメラは主要な設定それぞれにボタンが割り振られているので、すごに設定を変更することができます。
一方で初心者向けのカメラは、ボディサイズが小さい代わりにボタンが少なく、設定変更をする為にメニュー画面を出して設定を変更しなければなりません。
「大事なシャッターチャンス逃すやないかーい」ってことです。
ファインダー広っ!
一眼レフカメラの醍醐味と言えばファインダーを覗いての撮影ですが、視野率がかなり違います。
スペック的には数%しか変わらない視野率が実際に使うとその差は大きいです。視界が広いと撮影も楽しくなりますし、いい写真が撮れる気がします。
ファインダーの中に表示させる事ができる機能にも違いがあって、高いカメラだとファインダー内に水準器や、機能設定を表示させる事ができます。
戦闘機のパイロットになった感じで、被写体をロックオンする感じが気持ちいいです。
高感度がすげぇ!
皆さんにも経験があると思いますが、暗い所の写真を撮ると、ザラザラとしたノイズが出てしまいますよね。
カメラは取り込む光が少ないと、適正な明るさにする為に、無理やりカメラ内で光を増幅させます。
これが『ISO感度』と言うのですが『ISO感度』の数値が上がるほどノイジーな写真になってしまいます。
ところが高いカメラは高感度に強く高いISO感度でも綺麗な写真になるのです。その他にもフルサイズセンサーを搭載したカメラなら、取り込める光の量も多いので夜景に強くなります。
- 高いカメラは過酷な状況で性能を発揮する
高いカメラより高いレンズと言うのがわかった
経験豊富なカメラマンほど、カメラの購入相談をすると、カメラ本体の買い替えより、レンズの買い替えを勧めます。
カメラはレンズが1番大切でレンズによって撮れる画質の良さが変わってくるのです。もちろんカメラ本体にも影響されますが、レンズの方が大切と言う事です。
今回はそれを意識して、カメラ本体をワンランク下げて、レンズを最高峰のモノを選びました。数年で買い替え周期がくるカメラ本体より、何十年も使えるレンズを良いモノを買った方がいいというのもありましたが。
この写真を見てください。
左が『EF-S55-250mm F4-5.6 IS STM』右が『EF24-70mm F2.8L II USM』ですが、左が『望遠レンズ』で右が『標準レンズ』です。
普通は望遠レンズの方が大きいのですが、この2つは標準レンズの方が大きいです。そして右の写真がレンズキャップの比較ですが、径の大きさが全く違います。
写真の解像度をあげる為にはレンズの口径を大きくする必要があります。
高いレンズが大きいのはその為なのですが、安いレンズと高いレンズの口径の違いはこんなにもあります。
肝心の画質についてですが、全然違います!
左の写真が安いレンズで右の写真が高いレンズです。写真の透明感というか、クリア度が全然違います。
「もしかして大した違いがわからない?」
確かにこの写真を見ただけでは、わかりにくいかもしれませんが、本当に違います!
例えるなら、精度の高い高級グラスの輝きと、安いグラスの輝きの違いみたいなモノです。
高コントラスト、にじみの処理、中央だけに限らず高い解像度、そして防塵防滴。
高いレンズってすごいですよ!!
シャッターを押すのが気持ちいい
好みの問題もありますが、大抵の人が高いカメラのシャッター音が良いと思うはずです。
『ガシャ』という重厚感溢れるシャッター音が気持ちいいっ。
撮れる写真も大事ですが、撮る楽しさも大事!
結局自己満かもしれませんが、趣味はそういうもんです( ・`ω・´)キリッ
結局安いと高いどっちが良い?
高いカメラの方が良いに決まっているけど、ここでは価格的に見合うかどうかや、本当に必要かなどで決めます。
正直キレイに撮れている写真なら、安いカメラで撮ったのか、高いカメラで撮ったのか、スマホで撮ったのか見分けることができません。
撮影する条件。例えば快晴の景色など光が十分あるところなら、10万円のカメラも、40万円のカメラも差はほとんどありません。
高いカメラが必要なシーン
- 暗い場所など撮影条件が悪い
- 仕事で使うなどシャターを押す回数が桁違い
- 動きが早い被写体を撮影
逆にこれ以外の状況なら、安いカメラでも大した差はないということです。
高いカメラは高感度撮影や、シャッターの耐用回数、オートフォーカスのメリットがありますが、この機能を求めるだけで何十万円も高くなります。
この数少ないメリットに何十万も払う価値がないとは言いません。
しかしプロカメラマンでも過酷な条件でなければ、わざわざ重たい高価なカメラを使って撮影はしません。適材適所、必要な機能と機動性を考えて安いカメラで撮影することもあります。
どっちが良いのかまとめ
- 限られた撮影条件の為に何十万も出せる←高いカメラ
- 「ちょっとした事にこだわるのが趣味だろ!」←高いカメラ
- 普通の撮影シーンでキレイに撮れれば良い←安いカメラ
- とりあえず一眼レフが欲しい←安いカメラ
- 飛行機撮りたい←高いカメラ
- クリアな夜景撮りたい←高いカメラ
- 旅行である程度撮れれば良い←安いカメラ
- キレイな写真を撮りたい←安いカメラ
- 作品写真を撮りたい←高いカメラ
終わりに
なんとなく違いがわかったでしょうか?
カメラ選びは自分がいつどんな状況で何を撮影したいのかを具体的に考えてみることも大事です。
自分に合うカメラ選びをして、楽しいカメラライフを過ごしてください。
僕は40万円のカメラを買って大満足です!!
以上。最後までお読み頂きありがとうございました。
こちらの記事も参考になります。
40万って6Dかよ!?(T_T)タイトル負けしすぎだし今なら15万のカメラだし!タイトルどおりいけば5dsrかなっておもうだろふつう
ガッカリさせてすいません。初心者向けの記事ということもありレンズ込みでの価格をタイトルとしました。現在の価格はかなり下がっていますが、購入時の価格はこの価格だった為今後もこのタイトルで行きたいと思います。