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3年半使ったMacBook Pro 15インチ(2016年モデル)のバッテリーが膨張したので、修理に出しました。
最初の見積価格は約8万円でしたが、Apple Storeに持ち込むことで21,780円(税込)で修理完了。
この記事では、MacBook Proのバッテリーが膨らんでしまった場合の修理費用と修理体験について紹介します。
どうして修理価格が安くなったのかも紹介しているので、バッテリーが膨らんでしまった方はぜひ参考にしてください。
バッテリーの膨張に気づいたきっかけ
僕自身、バッテリー膨張は過度に使う人や、不良品に当たってしまった人に起こるものだと思っていたので、ごく普通に使っている僕のMacBook Proが膨れるとは思っていませんでした。
最初に違和感に気づいたのは何気なく机の上に置いたとき。
安定しているはずの机で、MacBook Proがガタついたのです。
MacBook Proの下にはゴムの支えが取り付けられていますが、それが磨耗することは考えにくいので、直感でバッテリーが膨らんでいるなと感じました。
膨らんだバッテリーをそのまま使うのは危険がありますし、最悪の場合高額な修理が必要になるので膨らんだら直ぐに修理するのが良いです。
MacBook Proのバッテリー交換費用
MacBook Proのバッテリー交換費用はApple公式サイトで確認することができます。
執筆時点(2021年2月)だと以下の通り。
MacBook Pro 16インチ | 21,780円(税込) |
MacBook Pro 15インチ Retina | 21,780円(税込) |
MacBook Pro 13インチ Retina | 21,780円(税込) |
MacBook Pro 15インチ | 14,080円(税込) |
MacBook Pro 13インチ | 14,080円(税込) |
結構高いですよね。
スペック的に買い替え時期なのであれば、バッテリー交換をせずに新しく購入するのも考えるべきです。
僕はバッテリーが膨らんだことに気づいたその日にiMac (Retina 5K, 27-inch, 2020)を購入。
バッテリー交換には1週間ほど時間が掛かるので、Macが1日でもないと困るのと4年近く使っていたので新しく購入しました。
バッテリー膨れの場合は料金が異なる
そして注意が必要なのがバッテリー膨れの場合の修理料金です。
バッテリーの膨れはバッテリーを交換すれば良いだけと思っていたので、バッテリー交換費用で修理ができると思っていましたが違いました。
Appleサポート(電話)で交換依頼を出したところ、見積価格はなんと約8万円。
これはまじでビビりました。
バッテリー交換費用はあくまでバッテリー交換のみ(バッテリー性能を低下した場合交換)で、膨れてしまった時は別の修理が必要とのことです。
オンラインサポートだと実機確認ができない
僕の場合は見た目や触った感じではバッテリーが膨れているのが分からず、キーボードも問題なく使用できていました。
その為、あまりにも8万円は高いので、なんとかバッテリー交換のみの修理ではダメなのかを質問しました。
また、バッテリー交換のみでダメだった場合、別途見積もりできないのかを質問。
その結果はオンラインだと最初の見積価格が前提での修理となることでした。
当初の見積価格より安く修理した方法
正直、8万円が必要なのであれば新しく買い直した方が良いですよね。
当初の見積価格より安く修理できた方法はApple Store(Genius Bar)での持ち込み修理です。
オンラインサポートを受ける中で、担当者からApple Store(Genius Bar)での実機確認をおすすめされました。
実機確認を行った結果、バッテリー交換費用のみの修理対応が可能と判断されれば修理代金が安くなります。
幸い僕の場合は近くにApple Storeがあったので、実機確認(目視点検とソフトウェアの確認)をして貰った結果、バッテリー交換費用の見積もり(税込21,780円)となりました。
また、修理の状況により見積もり以上の価格になる場合は修理を継続するかどうかの連絡が来るとのことでした。
結果的に見積もり以上の価格になることはなく、予定されていた修理期間の最短日程で修理が完了。
新品かと思うほど綺麗になって大満足です。
- バッテリー膨れはApple Store(Genius Bar)での見積もりが良い
- Apple Storeだと見積もり以上になる場合は連絡が貰える
- オンラインだと実機確認ができず見積もりが高額
- 修理には1〜2週間掛かる
近くに修理できる環境があれば良いですが、近くにApple Storeや正規サービスプロバイダが無い場合は困りますよね。
その点でもMacBook AirやMacBook Proはリスクがあると感じました。
関連iMacを使ってわかったMacBook Proのデメリット
MacBook Proの修理についてレビュー
最後にMacBook Proの修理の流れについて紹介します。
Appleはサポートが手厚いことでも評判が良いですが、今回もサポートに助けられました。
以前はAirPods Proの不調でサポートを依頼。
その時の記事はこちらです。
AirPods Proが片方聞こえない!アップルストアで修理した体験談を紹介
Apple Storeで見積もりと支払い
オンラインサポートで相談した後はApple StoreのGenius Barを予約。
予約の枠はかなり一杯のようで最短1週間掛かりました。
店舗内でMacBook Proの状況確認とソフトウェア診断のような物を実施。
データが消える可能性があるので承諾書にも記入したと思います。
支払いはクレジットカードでMacBook Proを手渡し終了。20分ぐらいで終わりました。
1週間後修理完了
修理期間は1〜2週間ほど掛かると言われていましたが、ピッタリ1週間で到着。
自宅受け取りにしていたのでクロネコヤマトで届きました。
大きさ比較のためiPhoneを載せています。
箱を開けるとAppleマークが!
これはなんとAppleマーク入りのクリアファイルです。
クリアファイルには修理報告書やOS再インストールのお知らせが入っていました。
クリアファイルはこんな感じ。
これは大事に取っておきます!
新品同様に蘇ったMacBook Pro
修理から帰ってきたMacBook Proは新品かと思うレベルで綺麗でした。
完全に初期化されていたので、修理前に残っていたデータは消えていました。バッテリー交換だけなのでデータはそのままかと思っていましたが、修理に出す前はバックアップ必須です。
また、あまりにも綺麗になっていたので、てっきり整備済品と取り替えられたのかな?と思いましたが、シリアルナンバーが同じだったので、おそらく今まで使っていたMacBook Proです。
僕のMacBook Proはこのように手を置く部分が変色するほど、使い込まれており、アルミなので磨いても綺麗にはなりませんでしたが、修理後は新品同様の色合いに。
スピーカー部分にも汚れがありましたが、そちらも綺麗になって帰ってきました。
所々汚れていたディスプレイも完全に綺麗になったので、清掃技術の高さに驚かされます。
また、データが完全に初期化され、見た目も綺麗な状態で帰ってきたので、新品を買った時のような感覚になりました。
データ整理が面倒になっていたので、綺麗さっぱり初期化されて良かったです。
打ちにくかったキーボードも復活
バッテリーが膨らむとキーボードの打った感覚が微妙に変わって打ちにくいと感じていました。
おそらくバッテリーが膨らむとキーボードが圧迫されて、ストロークが短くなるのだと思います。
修理報告書には「トップケース(キーボード、バッテリー一体型)を交換と書かれていたので、バッテリーだけでなく、キーボードもアップグレード。
バッテリー交換のみの料金なのに、Appleのサービスはマジで凄いです。
まとめ
Appleの魅力は製品だけでなく、サポート面にもあります。
何度かAppleサポートにお世話になっていますが、今回も神対応ですね。
特にMacは価格が高く、少し壊れたからと言って簡単に買い換えれる物ではありません。
今回はバッテリー交換のみの修理予定でしたが、完全リニューアルレベルで帰ってきてくれたので、本当にAppleサポートにお願いして良かったです。
これからも大切に使っていきたいと思います!
もし、バッテリー膨れなどの不具合で困っている方がいれば参考になると幸いです。
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