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こんにちは!この記事にお越し頂きありがとうございます。
また『ソニー』がやってくれましたね!!
最近カメラ業界に旋風を巻き起こしているソニーさんですが、ここにきてトドメの一発のようなカメラが発売されました。
すでに皆さんご存知だと思いますが『ソニー α7Ⅲ』です。今日は『ソニー α7Ⅲ』についてや、今後のミラーレスカメラについて、大手の動きなど私が思うことを記事にまとめたいと思います。
カメラ選びで色々迷う方もいると思いますが、参考にしていただけると幸いです。ぜひご覧ください。
※あくまで個人目線での記事です。
ソニー α7Ⅲ
|
α7 Ⅲ |
画素数 |
2420万画素 |
センサーサイズ |
フルサイズ |
連写速度 |
約10コマ/秒 |
測距点 |
撮像エリアの約93%をカバーする 693点 |
最高ISO感度 |
51200(拡張ISO 204800) |
視野率 |
100% (電子ファインダー) |
カードスロット |
ダブル |
動画 |
4K |
Wi-Fi |
◯ |
Bluetooth |
◯ |
モニター |
3.0型チルト式液晶 |
サイズ 幅 高さ 奥行き |
126.9×95.6×62.7mm |
重量 (バッテリー込み) |
565g |
撮影可能枚数 |
710枚 |
価格 |
市場推定価格23万円 |
このスペックすごくないですか?
一番すごいと思うのがこれだけのハイスペックで市場想定価格が23万円ということです。Nikonでいうと『D750』、Canonでいうと『EOS 6D Mark Ⅱ』と同じクラスです。
ミラーレスカメラの方がスペックは高くなるのは当然ですが、ソニーはこの高スペックで『ベーシックモデル』と宣言しています。
この言葉は特にCanonに強く言って欲しいですね。私は大のCanonさん好きですが、とにかく出し惜しみがすごい!
今回の『α7 Ⅲ』は私たちユーザー側から見ると出し惜しみ一切なしと言えるでしょう!カメラ界の大手2社を引きずり降ろすような感じにも取れます。
EOS 6D Mark Ⅱとの比較
|
α7 Ⅲ |
EOS 6D Mark Ⅱ |
画素数 |
2420万画素 |
2620万画素 |
センサーサイズ |
フルサイズ |
フルサイズ |
連写速度 |
約10コマ/秒 |
約6.5コマ/秒 |
測距点 |
撮像エリアの約93%をカバーする 693点 |
45点 オールクロスタイプ |
最高ISO感度 |
51200(拡張ISO 204800) |
40000(拡張ISO 102400) |
視野率 |
100% (電子ファインダー) |
98% |
カードスロット |
ダブル |
シングル |
動画 |
4K |
フルHD |
Wi-Fi |
◯ |
◯ |
Bluetooth |
◯ |
◯ |
モニター |
3.0型チルト式液晶 |
3.0型バリアングル液晶 |
サイズ 幅 高さ 奥行き |
126.9×95.6×62.7mm |
144×110.5×74.8mm |
重量 (バッテリー込み) |
565g |
765g |
撮影可能枚数 |
710枚 |
ファインダー 約1200枚 ライブビュー 約380枚 |
価格 |
市場推定価格23万円 |
243,000円(初値) 183,624円(掲載時) |
個人的な話になるのですが『EOS 6D Ⅱ』で最も不満な部分がカードスロットがダブルではないということです。
同じクラスの『ニコン D750』も『ソニー α7 Ⅲ』もダブルスロットなのに出し惜しみされた感が本当にすごいですよね。Canonさん大好きですが。
あとは連写速度や測距点などはミラーレスカメラの方がすごくて当たり前なので気にしてもしょうがないですが、やっぱこれからの時代はミラーレスなんだということを感じさせられます。
ミラーレスカメラの弱点だったバッテリーもしっかりと互角レベルまで上げられているのがすごいです。
D750との比較
|
α7 Ⅲ |
ニコン D750 |
画素数 |
2420万画素 |
2493万画素 |
センサーサイズ |
フルサイズ |
フルサイズ |
連写速度 |
約10コマ/秒 |
約6.5コマ/秒 |
測距点 |
撮像エリアの約93%をカバーする 693点 |
フォーカスポイント51点 |
最高ISO感度 |
51200(拡張ISO 204800) |
12800(拡張ISO 51200) |
視野率 |
100% (電子ファインダー) |
100% |
カードスロット |
ダブル |
ダブル |
動画 |
4K |
フルHD |
Wi-Fi |
◯ |
◯ |
Bluetooth |
◯ |
ー |
モニター |
3.0型チルト式液晶 |
3.2型チルト式液晶 |
サイズ 幅 高さ 奥行き |
126.9×95.6×62.7mm |
140.5×113×78mm |
重量 (バッテリー込み) |
565g |
840g |
撮影可能枚数 |
710枚 |
ファインダー 約900枚 ライブビュー 約300枚 |
価格 |
市場推定価格23万円 |
204,000円(初値) 161,712円(掲載時) |
Nikon D750と比べるとこんな感じです。コスパ最強と言われた『D750』ですが流石に及びませんね。
一眼レフカメラとミラーレスカメラを比べるのはナンセンスだとは思いますが、そうも言ってられないのが現状です。
特にNikonの場合は完全にミラーレスカメラに関して出遅れている感があるので今後の動きについても気になりますね。
また『D750』については発売から年月もたっており、新型も噂されています。一眼レフカメラの良さをどこまで引き出せるか注目です。でないとますますミラーレスカメラの餌食となりそうです…
今後のミラーレスカメラ市場はどうなる?
性能の頭うち感が否めない『一眼レフカメラ』と今後ますます進化の可能性を秘めているミラーレスカメラとでは注目の度合いは違って当然だと思います。
現在のフルサイズミラーレス一眼カメラはソニー1強の状態ですが、一眼レフカメラ大手の『Canon』、『Nikon』はいつ参入してくるのでしょうか。
今年が本当の意味でのミラーレス元年とも言われているように今年Canonからフルサイズミラーレスカメラの発売があるとの噂もあります。
あくまで噂ですが登場するカメラによってはますまずミラーレスカメラ市場が盛り上がること間違いないです。
既にエントリー機の代名詞『EOS Kiss』の名前を使ったミラーレス一眼カメラが発売されているので、今後動きがあるのはほぼ間違いないでしょう!
ただ、今回キヤノンはEOS Kiss Mで共食いも辞さない覚悟を見せてきたし、ニコンだって遠からず大型センサーミラーレスの投入を予告してる。ソニーがどこまで先行者利益で突っ走れるかという所はある。
— Wi (@Wi_ALPC) 2018年3月3日
このようSNSではCanon、Nikonのフルサイズミラーレスを期待する声が高まっています。
一眼レフカメラは消えるのか?
次に気になるのがこのままミラーレスカメラの人気が続けば『一眼レフカメラ』はどうなるのかということです。
あくまで私の見解としてはまだまだ一眼レフカメラは消えないと思います。
確かにミラーレスカメラのスペック、重さは魅力的ですが、操作面(ユーザーインターフェース)に関しては一眼レフカメラが圧倒的に強いです。
また電子ビューファインダーは目がチカチカしますし、光学ファインダーならではの良さが必ずあります。
事実高スペックのミラーレスカメラが登場した現在でも、一眼レフカメラがプロ機として君臨していますし、ミラーレスカメラを使うプロカメラマンも増えてきてはいますが、一眼レフカメラを使用しているプロの方が多いです。
今後もプロニーズや趣味としてのカメラとして一眼レフカメラは残っていくと思います。
本当にソニー 1強なのか!?
ここで改めて整理してみると、確かにソニーはフルサイズミラーレスカメラでは断トツのシェアですが、世の中全ての人がフルサイズカメラを使う訳ではありません。
カメラはプロだけが使う訳でもありませんし、カメラを使っているユーザーの約9割はエントリーユーザーです。
そこが強いのが『キヤノン』、『オリンパス』などのメーカーでソニーはエントリーカメラに関しては弱いです。
よく今後のカメラはソニーばかりになるとの意見がありますが、あくまでほとんどの人がエントリーモデルというのを考えると『EOS Kiss M』の方が売れるカメラになるかもしれません。
Canonはどうする!?
私は既にLレンズ2本の他にストロボなどの機器も全てCanonさんなので、やはりCanonさんの動きが気になります。
当然キヤノンさんがフルサイズミラーレスを嬉しいですが、どうしても気になる点が1点あります。最後にそれについて紹介します。
- フルサイズミラーレス用のマウントはどうなる!?
- EFマウントは衰退するのか!?
- EF-Mの今後について
以上のレンズマウントに関する動きが非常に気になります。
まず簡単に説明するとソニーのミラーレスカメラが飛躍した理由の一つにミラーレスカメラに特化したレンズマウント『Eマウント』の存在があります。
キヤノンには全世界にユーザーを抱える『EFマウント』という素晴らしいマウントがあるのですが、このマウントは一眼レフカメラ用のマウントであり、これを元に設計したミラーレスカメラはマウント部とセンサー間の距離(フランジバック)の関係上小型化が難しくなります。
EFマウントを使うのが間違いないけど、ミラーレスカメラのメリットである小型化ができないのであれば本末転倒です。
キヤノンにも『EF-M』というミラーレスカメラに特化したレンズマウントもあるのですが、種類が乏しくプロ向けの高級レンズもありません。
そこで新しく開発されるフルサイズミラーレスカメラは一体どのマウントが使用されるのかということが問題となる訳です。
新マウントに移行するなら世界中で抱える多くのEFマウントユーザーを切り捨てることになるのでかなりリスクですし、新しいレンズマウントを開発する開発費も多額なものです。
全体的にカメラ市場自体が縮小しているのに、ここにきて巨額な開発費は充てられないというのが現実ではないでしょうか。
このままEFマウントを使ったフルサイズミラーレスカメラならEFマウントがすぐに衰退することは無いと思います。
そしてもう一つの選択肢が、既存の『EF-M』に対応したフルサイズミラーレスを開発するというものです。
こちらもEFマウントを切り捨てる形にはなりますが、もともとミラーレス用に開発されたマウントなので可能性がゼロでは無いと思います。
最新の『EOS Kiss M』も『EF-Mマウント』となっています。
今後キヤノンさんも『フルサイズミラーレスカメラ』を発売すると思いますが、どのマウントを採用するのかが1番の注目ポイントです!
まとめ
『α7 Ⅲ』があまりにも評判がよかったの自分なりにまとめて見ました。
今後さまざまなメーカーからどんどん開発されると業界全体が盛りがって嬉しいですね。
とにかく2018年は『ミラーレス一眼カメラ市場が熱い!!』ということになりそうです。
現在カメラの購入を考えている方などはぜひ参考にしてください。とにかくざっと書いてしまいましたが、順次情報の追加等も行ってまいります。
以上。最後までお読みいただきありがとうございました。