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こんにちは!
一眼カメラを購入すると、やはりフルサイズカメラに憧れますよね!
入門機を数年間使用して、機材のステップアップを考えている方にとって、フルサイズ機についてはとても気になるカメラだと思います。
フルサイズに変える事で今までのレンズが使えない可能性もありますし、値段も高いです。
今回は、結局フルサイズはどうなの?と言う人向けにフルサイズ機の良いところ、悪いところについてまとめます。
そもそもセンサーサイズとは?
さすがにフルサイズ機を検討している人が疑問に思うことはないと思いますが、一応書いておきます。
センサーサイズはカメラの心臓部分で、光(景色)を電気信号に変換する部品です。センサーサイズが大きいとこんなメリットがあります。
- 光を多く集めることができ高画質な写真が撮れる
多くの光を集めることができ、細部の色までくっきりした写真が撮れます。
- 光を多く集めることができ夜景も綺麗に撮れる
夜の弱い光でも、多くの光を集めることができ、ノイズの少ない写真を撮ることができます。
フルサイズ機とは?
何に対してのフルサイズなのか、正直よくわからないですよね。
フルサイズとは、フィルムカメラのフィルムの一コマと同じサイズのセンサーサイズの一眼レフカメラという事です。
簡単にいうと、カメラの始祖的な感じなのかなと思います。従来のフィルムカメラをそのままデジタル化したイメージです。ニコンではFXフォーマットと呼ばれています。
APS-Cとは
普及帯の価格の一眼レフカメラのほとんどは、このセンサーサイズが用いられています。規格としての厳密な基準があるわけではないので、各社で若干サイズが違いますが、だいたいフルサイズ機の1.6倍画角が狭くなります。
この規格が開発されたのは、フルサイズのセンサーは製造コストが高く、コストが安く画質も大きく損なわれないサイズとして開発されました。コスト的な面だけでなく、カメラを小型化できるメリットもあります。
センサーサイズ比較
センサーサイズを比較するとこんな感じです。(写真は実寸ではありません)
フルサイズの方が大きいのが一目瞭然です。
センサーサイズが大きい程高画質になる訳ではない?
今更ですが、センサーサイズが大きい程、良い写真が撮れるような書き方になっていますが、一概にそうなるとも限りません。
センサーの性能が同じならセンサーサイズが大きい方が高性能
ということになります。
他の製品でも同じですが、同じ製品でも高い技術で作られてた製品の方が、高性能です。センサーも同じで、高い技術力を持ったメーカーが作った方が高性能なセンサーになります。
フルサイズ機の魅力
夜景を手持ちで撮りたい
フルサイズ機には圧倒的な高感度性能があります。ISO感度が高くてもノイズが少なく、夜景もしかっりとした撮影が可能です。
夜景を綺麗に撮るには三脚を使うのが有効ですが、いつでも三脚を使える訳ではないですし、プロのカメラマンでもないのに、旅行にまで三脚を持っていくのはしんどいですよね。ディズニーなどのテーマパーク等、そもそも三脚が禁止という場所もあります。
そういった環境で手持ち撮影するにはフルサイズ機の高感度性能が必要です。
良いレンズを使える
素晴らしいレンズは、フルサイズで使うからこそ真価を発揮する!
良いレンズはフルサイズでの使用を前提に作られています。APS-Cサイズの一眼レフカメラでも、フルサイズ機用レンズを使用することができますが、センサーサイズが違うため、写り方が変わってしまいます。
例えば、標準ズームの代表レンズ『EF24-70mm F2.8L Ⅱ USM』だとフルサイズでの使用ならそのままの焦点距離になりますが、センサーサイズの小さいAPS-Cサイズだと約1.6倍焦点距離が伸びるので、38-112mmの距離になってしまいます。
望遠側での使用はメリットかもしれませんが、広角側が38mmスタートなので、広角側がかなり狭くなってしまい、本来の標準ズーム役割が果てせなくなります。
フルサイズ機を使うことにより、レンズの幅が大きく広がるので、結果良い写真、撮りたい写真が撮れるようになります。
フルサイズ=高性能カメラ
単純にフルサイズセンサーを搭載しているカメラは、各社ハイエンドモデルの位置づけです。よって、フルサイズセンサー以外にも素晴らしい技術が詰め込まれているので、良い写真が撮れるという訳です。
写真は価格の高いカメラ程良い写真が撮れると言われています。
いやらしく言うと、結局お金が解決してくれると言うことです。
フルサイズの機のデメリット
大きくて重たい
フルサイズというのもありますが、基本的に高性能なカメラ程重たいです。そして手に収まらない程大きいです。
旅行の際にフルサイズカメラを持って肩が痛くて全然楽しめなかったと言う話もあります。
レンズが高い!本体も高い!
フルサイズ機のカメラは本当に高いです。本体だけでなく、レンズも高いです。
そしてレンズは従来使っていたAPS-C専用のレンズは使うことができなくなります。入門キットで標準ズームレンズと、望遠ズームレンズを持っていたとしても、フルサイズ用に買い換える必要があります。
フルサイズ用のレンズがAPS-C専用レンズよりも高いので、買い換えるだけでも一苦労です。それにせっかくフルサイズ機を買うならレンズも良いレンズが欲しくなると思うので、さらに高くなると思います。
綺麗な写真を撮るには本体より、レンズが大切なのでフルサイズ機を買って、それなりに良いレンズも買うためには40万円ほどのお金が必要になります。
せっかくなので、ボディだけは買うお金があったとしても、レンズを購入するお金が貯まるまでは、我慢したほうが良いと思います。
まとめ
フルサイズのメリット、デメリットをまとめてみましたが、やはりフルサイズは憧れのカメラと言う結論になりました。
性能に関しては申し分ありませんが、一般サラリーマンにはなかなか手に負えない価格です。普通に一式揃えるとなると、ロレックスの時計が買えてしまう金額になってしまいます。
写真が生涯の趣味と言えるレベルになるまでは、なかなか決断ができないです。
僕も絶賛悩み中なので、メリット、デメリットをしっかり押さえた上で購入するかどうかを決断したいと思います。
以上最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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α7RIIのユーザです。解像度や発色だけなら、DPレビューのテストにありますように、APS-Cの多層センサーやピクセルシフト撮影を使えば、α7RIIと同等の画質が得られます。
高感度性能やDレンジは、フルサイズ特に裏面照射センサとは比べ物になりません。α7RIIは手持ち夜景も楽勝です。