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最近はスマホでも十分綺麗な写真を撮ることができますが一眼レフカメラやミラーレス一眼カメラだとワンランク上のクオリティの写真を撮影することができます。
スマホのカメラで写真を撮るのが好きという人は更に楽しめること間違いなしで、一眼レフカメラやミラーレス一眼カメラが気になるという方も多いのではないでしょうか。
そんな一眼カメラの王様的存在がキヤノンです。
キヤノンは日本の大企業ですが一眼レフカメラで世界No. 1のシェアを誇る世界的メーカーで、初心者向けからプロ向けまで幅広いカメラを展開しています。
この記事ではキヤノンの人気初心者向け一眼レフカメラ『EOS Kiss X10』と人気初心者向けミラーレス一眼カメラ『EOS Kiss M』を比較しどちらがおすすめなのかを紹介します。
カメラを始める際に一眼レフカメラとミラーレス一眼カメラ、どちらにするか迷うことも多いので是非参考にしてください。
初心者向け一眼カメラとして人気のEOS Kiss
この記事で比較・紹介する『EOS Kiss M』と『EOS Kiss X10』はキヤノンの大ベストセラーシリーズである『EOS Kissシリーズ』のカメラです。
私自身も初めて購入した一眼レフカメラはEOS Kissシリーズの『EOS kiss X7』でした。
EOS Kissシリーズはコンパクトなボディで扱いやすいですが大事な機能はしっかりと押さえています。また操作性の良さに定評があるキヤノンらしいカメラ造りで撮影するのが楽しいカメラでもあります。
他のメーカーとは違い、初心者向けモデルにも本格的なファインダーを搭載しているのも特徴でプロカメラマンのサブ機として利用されることもあります。
カメラに更にハマると上位モデルが欲しくなりますが、上位モデル購入後も使えるというまさに初心者に最適なシリーズなのです。
一眼レフカメラとミラーレス一眼の違い
紹介する『EOS Kiss M』と『EOS Kiss X10』を比較する前に一眼レフカメラとミラーレス一眼カメラの違いについて簡単に紹介します。
違いを図に表すこのようになっており簡単にまとめると
- 違いは鏡があるか無いか
- 一眼レフカメラは『光学ファインダー』
- ミラーレスは『電子ファインダー』
以上です。
一眼レフカメラには光学ファインダーが搭載されており、光学ファインダーはレンズからの光が「ミラー」→「ペンタミラー」→「目」という流れでファインダーを覗くと外の景色が見えます。
一方でミラーレス一眼はその名の通り「鏡が無い」一眼カメラなので、レンズからの光がセンサーに直接届き、ファインダー内に搭載されている小型モニターに外の景色が表示されるようになっています。
こちらが電子ファインダーを搭載したミラーレス一眼カメラです。
外見からの違いはわかりませんが一眼レフカメラは鏡を通して外が見えるのでカメラの電源がOFFでもファインダーを覗くと外が見えますが、ミラーレス一眼カメラは電源を入れないとファインダーを覗いても何も見えません。
こちらがミラーレスと一眼レフカメラを並べた写真です。ほぼ同じグレードに位置する2つのカメラですが横幅が全く違います。
ミラーレスは鏡が無く内部機構がシンプルなので小型化できるのです。
- 光学ファインダー
- サイズが大きく重たい
- 本格的なモデルが多い
- オートフォーカスに強い
- キャリアが長い
- 電子ファインダー
- サイズが小さくて軽い
- 気軽に楽しめるモデルも多い
- 一眼レフに比べキャリアは短い
簡単に違いについて説明しました。さらに詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。
ミラーレスと一眼レフカメラはどっちがおすすめ?違いを徹底解説
EOS Kiss MとEOS Kiss X10比較
それでは2つのカメラを比較します。
この2台を比較する事でミラーレスと一眼レフどちらが良いのかもわかると思うので是非参考にしてみてください。
基本スペック比較
EOS Kiss M | EOS Kiss X10 | |
有効画素数 | 約2410万画素 | |
センサーサイズ | APS-C | |
映像エンジン | DIGIC 8 | |
シャッタースピード | 1/4000~30秒、バルブ | |
ISO感度 | 100〜25600 | |
連続撮影 | 約10コマ/秒 | 約5コマ/秒 |
AF測距点 | 最大143点 | 9点 |
ファインダー 視野率 |
約100% | 約95% |
Wi-Fi | 対応 |
同じ価格帯ということもあり画素数やセンサーサイズ、シャッタースピード、ISO感度などの基本スペックは同じですが、ミラーレスと一眼レフの違いがスペックに現れている性能もあります。
その部分を赤文字にしているのですが一般的に以下のような理由があります。
- ミラーレスはシャッターを切る際に鏡を動かす必要が無いので連写速度が上がる
- 一眼レフは構造上、周辺部まで測距点の範囲を拡大するのが難しく、ミラーレスよりAF測距点が少ない
- ミラーレスのファインダーはモニターなので視野率が100%になる
以前はミラーレス弱点として電子ファインダーは実像を映像に変換する為タイムラグがあり、動く被写体の撮影には向いていないと言われていましたが、今は処理性能が向上しタイムラグも少なくなっています。
ミラーレスの弱点が克服されていくにつれて、ミラーレスのメリットが目立つようになってきている為最近はプロのカメラマンもミラーレスに移行する人が多いです。
私自身もフルサイズの一眼レフカメラを使用していましたが今はミラーレスをメインに使っています。
EOS Kiss Mはファインダーがすごい
初心者向けモデルだとファインダーがおまけ程度に付いている場合や、そもそもファインダーを搭載していないカメラも多いです。
そんな中EOS Kiss Mは高精細・有効画素数236万ドット、0.39型の電子ビューファインダーを搭載しています。
ファインダーを使うと両手と顔の3点でカメラを固定できるので手ブレしにくく、何より写真を撮るのが楽しいというメリットがあります。
ファインダー内に表示できる情報も一眼レフより多いので撮影に集中でき、慣れて来てからも楽しめます。
EOS Kiss X10は一瞬に強い撮影が可能
EOS Kiss X10は光学ファインダーを搭載している為リアルタイムに景色を確認する事ができます。
ミラーレスのタイムラグはかなり短くなりましたがそれでも光の速さには遠く及びません。
光学ファインダーを搭載したEOS Kiss X10であれば動き回る子供の一瞬の姿も写真に撮る事が可能です。そんな光学ファインダーに魅力を感じる方は一眼レフカメラがおすすめです。
話題の瞳AFは両機種対応
出典:https://cweb.canon.jp/eos/lineup/kissm/feature-forcus.html
瞳AFは顔認識の上位互換のような機能で自動で瞳にピントを合わせてくれるAFです。
一眼カメラはセンサーサイズが大きいので背景をボカしやすく、背景がボケた写真は綺麗ですがピントを上手く合わせないと大事な部分がボケてしまったという失敗があります。
瞳AFはバッチリ瞳にピントを合わせてくれるので人物の写真がかなり綺麗になるのです。
これはミラーレスならではの機能ですがEOS Kiss X10はライブビュー撮影時(背面のディスプレイを使った撮影)のみ使用する事ができます。
ファインダーを使って瞳AFが使えるのはミラーレスならではの機能です。
EOS Kiss Mはフォーカスが自由自在
EOS Kiss Mの優れたポイントとしてフォーカスを自由に変えられるという機能があります。
一眼カメラは自分が意図していない所にAFが働いてしまうという事が稀にあり、ストレスに感じますがEOS Kiss Mはファンダーを覗いたままタッチ画面で直感的にフォーカスポイントを移動する事ができます。
これによりかなりスピーディーでストレスなく撮影に集中できるのです。
これもミラーレスの電子ファインダーならではのメリットです。
バッテリー持ちはEOS Kiss X10が有利
撮影可能枚数と動画撮影時間を比較した表がこちらです。
EOS Kiss M | EOS Kiss X10 | |
ファインダー撮影 | 約235枚 | 約1630枚 |
ライブビュー撮影 | 約235枚 | 約350枚 |
動画撮影 | 約1時間25分 | 約2時間30分 |
ミラーレス一眼カメラは常時センサーを使ってモニターに映像を出力させるので電池持ちが悪いという弱点があります。
一方で一眼レフカメラのファインダー撮影時は鏡の光を見ているだけなのでバッテリー消費がほとんどありません。
この為ファインダーを使った撮影では一眼レフカメラの方が撮影可能枚数が圧倒的に多いです。
写真はファインダーを使っての撮影がほとんどなのでバッテリーを重視したい方は一眼レフカメラEOS Kiss X10がおすすめです。
予備バッテリーを利用することでバッテリー切の心配を無くすことも可能
サイズはEOS Kiss Mがコンパクト
EOS Kiss M | EOS Kiss X10 | |
幅 | 116.3mm | 122.4mm |
高さ | 88.1mm | 92.6mm |
奥行 | 58.7mm | 69.8mm |
重量 バッテリー込 |
387g(ブラック) 390g(ホワイト) |
449g(ブラック) 451g(ホワイト) 449g(シルバー) |
EOS Kiss Mの方がコンパクトです。カメラは結構重たく旅行中にずっと首から下げていると負担になる場合もあります。
少しでも軽い方が良いのでコンパクトさを重視するのであればミラーレスがおすすめです。
EOS Kiss MとEOS Kiss X10おすすめはどっち?
おすすめは使い方によって異なりますが今からカメラを始めるのであればミラーレス一眼カメラがおすすめです。
私自身も一眼レフカメラからミラーレスカメラに乗り換えた経緯があり、操作性や電子ビューファインダーの可能性などミラーレスの方が優れているポイントが多いと感じています。
一眼レフカメラの一瞬を捉える力は凄いですが、ある程度連写で対応できるというのもミラーレスをおすすめする理由です。
EOS Kiss MはEF-MマウントでEF-SマウントであるEOS Kiss X10の方が使用できるレンズは多いですが、マウントアダプターを使用することでEOS Kiss MでもEF-SやEFマウントのレンズを使用することができます。
初心者向けモデルでありながら本格的なファインダーを搭載し、クリエイティブアシストモードで直感的に自分の思い描く写真を撮れるので、EOS Kiss Mは楽しくカメラを始める事ができるおすすめのカメラです。
購入はダブルズームキットがおすすめです。
発表会や運動会では望遠レンズが必須です。また、望遠レンズを使うとさらにボカした写真を撮ることもできるの写真の幅が広がります。
まとめ
キヤノン大人気シリーズの2機種を比較しました。
どちらもKissシリーズの代表的なカメラですが『ミラーレス』と『一眼レフ』という違いがあるのが特徴です。
ぜひ自分の使い方に合うカメラを選んで楽しいカメラ生活を送ってください!
またカメラにはレンタルサービスがあります。
旅行などの大切なシーンしかカメラを使わないという方や、とりあえず試しに使ってみたいという方におすすめで、高価で購入を躊躇するカメラを手軽な料金で試すことができます。
レンタルサービス「Rentry」であればこの記事で紹介したEOS Kiss Mをレンタルすることもできます。
ぜひ「Rentry」でカメラをレンタルして自分に合うかを試してみてください。
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