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Appleの全く新しい新製品であるApple Vision Proが2024年6月28日に日本でも発売されました。
発売時の価格は一番安い256GBモデルで599,800円とかなり高額です。
僕もお金に余裕があれば欲しいですが、正直、この価格では買えません。
ということで、高すぎるApple Vision Proは普及するのかを、過去のApple製品から予測したいと思います。
Apple Vision Proは一般向けではないので高い
まずApple Vision Proはこの価格設定からして一般向けではないのは間違いありません。
- 256GB:599,800円
- 512GB:634,800円
- 1TB:669,800円
このことはAppleも重々承知しており、我々一般人からするとまだ試作機という認識で問題ないと思います。
しかし、AppleにはこれまでiPhoneでスマホをiPadでタブレットをApple Watchでスマートウォッチという市場を開拓してきた実績があります。
今では当たり前のように皆んなが身につけているApple Watchですら、発売当時はiPod touchを腕につけているみたいとバカにされていました。
Apple Vision Proも「高すぎる」や「重すぎる」「必要ない」などのネガティブな意見を聞きますが、空間コンピュータという新たな製品がジャンルが誕生したと言えるでしょう。
今後、普及機が登場して一般の僕たちにも手が届くような価格帯になれば、他のApple製品と同様に身近な製品になると僕は確信しています。
Apple Vision Proは次世代のスマホになると思います。
Apple Vision Proはいつ普及するのか?
僕の記憶ではiPhoneはiPhone 4から、Apple WatchはSeries 4から一般的になったという認識です。
最初はごく一部のマニア→流行に敏感な一般層→『一般への普及』
流行の流れはこんな感じ。
今のApple Vision Proは「一部のマニア」が購入しているという段階です。
過去のApple製品からApple Vision Proはいつ頃普及するのかを予測します。
iPhoneの実績から予想
日本で最初に発売されたiPhoneは「iPhone 3G」です。
発売日は2008年7月11日で当時の価格は23,040円でした。
日本ではまだガラケーが主流の時代だったので、タッチ操作のiPhoneは一部の物好きが買うという物だったはずです。
そこから徐々にガラケーからスマホの時代となり、僕の2つ下の弟が初めて手にした携帯電話が「iPhone 4」でした。
(ちなみに僕はガラケーが最初の携帯電話で次の機種変で初のiPhoneとなりました。)
各キャリアが初めてiPhoneを発売した年と機種をまとめると以下の通り。
- ドコモ:iPhone 5s(2013年)
- au:iPhone 4s(2011年)
- ソフトバンク:iPhone 3G(2008年)
- 楽天モバイル:iPhone 12(2021年)
iPhoneが一般的に普及したのは、iPhone 4またはiPhone 4sと言えます。
最初のiPhoneが発売されてから約3年です。
Apple Vision Proとは価格が全く異なり、iPhoneの場合は通信キャリアが実質0円で提供したことも普及の早さに繋がっています。
機種 | 発売日 | 価格 |
---|---|---|
初代iPhone | 2007年6月29日(日本未発売) | 未発売 |
iPhone 3G | 2008年7月11日 | 23,040円 |
iPhone 3GS | 2009年6月26日 | 69,120円 |
iPhone 4 | 2010年6月24日 | 46,080円 |
iPhone 4s | 2011年10月14日 | 46,080円 |
販売価格やキャリアの後押しという背景が全く違うので、iPhoneとApple Vision Proを同列に考えるのは難しいですが、iPhoneでも普及までには3年以上は掛かっています。
特にドコモでの取り扱いは発売から6年も掛かっているので、普及するまでには長い時間が掛かるのが分かります。
iPhoneから予測するとApple Vision Proの普及は早くても4年以上先になると予想します。
Apple Watchの実績から予測
続いてApple Watchの実績からApple Vision Proがいつ普及するのかを予測します。
初代のApple Watchは2015年4月24日に発売されました。
僕が初めて購入したApple WatchであるSeries 4は2018年9月21日に発売され、この辺りからApple Watchを使っている人が急に増えてきた印象です。
この記事ではSeries 4がApple Watchが普及した年とします。
Apple Watch Series 4は初代発売から3年後に発売されました。
偶然にもiPhoneとApple Watchは普及したと感じた年数が約3年ということで一致しています。
Apple Vision Proも3年後にはかなりの一般層まで普及しているかもしれません。
参考に初代Apple Watch発売から数年後のモデルまでの発売日をまとめると以下の通りです。
機種 | 発売日 | 価格 |
---|---|---|
Apple Watch(初代) | 2015年4月24日 | 72,144円〜 |
Apple Watch SPORT | 2015年4月24日 | 46,224円〜 |
Apple Watch Edition | 2015年4月24日 | 1,382,400円〜 |
Apple Watch Series 1 | 2016年9月16日 | 30,024円〜 |
Apple Watch Series 2 | 2016年9月16日 | 40,824円〜 |
Apple Watch Series 3 | 2017年9月22日 | 39,744円〜 |
Apple Watch Series 4 | 2018年9月21日 | 49,464円〜 |
Apple Watch Series 5 | 2019年9月20日 | 47,080円〜 |
Apple Watchから予測すると3年〜4年でApple Vision Proは普及しそうです。
廉価版であるSEがいつ登場するのかが普及のポイント
Vision ProがiPhoneとApple Watchと大きく違うのが価格の高さです。
使われているカメラの数やセンサーの数、そしてディスプレイの仕様などがiPhoneやApple Watchの比にならないの仕方ないですが、
少し頑張れば手の届くiPhoneやApple Watchとは違って、欲しくても買えないのがVision Proです。
結局はある程度手の届く価格にならなければ普及しないので、Vision Proが普及するかどうかは価格に掛かっています。
Vision Proの廉価版が20万円ぐらいであれば徐々に普及するのかなと思います。
参考にiPhoneとApple Watchの初代発売後、廉価版であるSEが発売されるまでの期間をまとめると以下の通り。
機種 | 発売日 | 初代発売から何年後? |
---|---|---|
iPhone SE(第1世代) | 2016年3月31日 | 約9年後 |
Apple Watch SE(第1世代) | 2020年9月18日 | 約5年後 |
最初の頃のiPhoneはそんなに価格が高くなかったので、廉価版の発売を参考にするならApple Watchが良いと思います。
Apple Watch SE(第1世代)は初代発売から約5年後に発売されました。
Vision Proの廉価版も5年後付近で発売されるかもしれません。
Vision Proが手の届く価格になるにはまだ時間が掛かりそうです。
まとめ
この記事ではApple Vision Proがいつ普及するのかを過去のApple製品から予測してみました。
Vision ProはひさしぶりとなるAppleの完全新作デバイスで、まさに未来がやってきたように思えるデバイスです。
ガジェット好きでApple好きの僕からすると本当に欲しい製品なのですが、さすがに高すぎて買えません。
とりあえずデモ体験ができるようなので、デモ体験で我慢して普及モデル登場を待つのが良いのかなと思います。
- Vision Proはいつかは普及する(個人の意見)
- iPhoneから予測すると普及は4年以上先
- Apple Watchから予測すると普及は4年後
- 廉価版の登場は5年後以降かな…
以上。「高すぎるApple Vision Proは普及するのか?過去の製品から予測してみる」でした。
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