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ついにiPhone以来の未来のデバイスと言えるApple Vision Proが登場。
これからAR/VRが発展していく絶好のタイミングで満を持して発表され、一気に未来が近づいた気がします。
この記事ではApple Vision Proでできることをまとめます。
Apple Vision Proはアメリカで2024年2月2日に発売!未来のデバイスが何ができるのか興味がある方はぜひ参考にしてください。
日本での発売日は2024年6月28日
発売時の価格は256GBモデルで599,800円です。
Apple Vision Proは何が凄い?
Apple Vision Proでできることをまとめる前にApple Vision Proは何が凄いのかを簡単に紹介します。
Vision Proが凄いのはとにかくカメラの数、センサーの数が多いことです。
- カメラが12個
- センサーが5個
- マイクが6個
今までの製品でこれだけ多くのセンサー類が搭載されているのは見たことがありません。
単純にできることも凄いと感じましたが、それを実現するだけの性能が備わっていることでも凄さが納得できます。
画期的なイノベーションを実現する技術
Apple Vision ProにはデュアルチップのAppleシリコンが搭載されています。
M2チップは単体で機能する為の処理を実施。
新たに開発されたR1チップが12個のカメラ、5つのセンサー、6つのマイクロの入力処理をリアルタイムに行います。
R1チップは瞬きの8倍高速な12ミリ秒で、新しいイメージをディスプレイにデータストリームとして伝送するとのことです。
完成度を極限まで高めるAppleらしさがしっかりと受け継がれているのもApple Vision Proの凄さです。
Apple Vision Proでできること
続いてApple Vision Proでできることをまとめていきます。
実際に使うことで見えてくることもあると思いますが、現状でわかっていることを紹介します。
- 現実の世界とデジタルコンテンツを融合できる
- コンパクトなパソコンとして使える
- Magic KeyboardとMagic Trackpadに接続できる
- 自分だけの映画館を作れる
- 臨場感のある新しいゲームをプレイできる
- Digital Crownを回転させることで環境変化をコントロールできる
- 3Dの写真やビデオが撮れるカメラになる
- 未来の通話ができる
- 視線を向けて操作ができる
- 自分の顔を映し出すEyeSightを搭載
- フィット感をカスタマイズできるモジュラーシステム搭載
- ヘッドバンドは着け外しが簡単にできる
- メガネを使う必要がない
- 虹彩認証に対応
できることについてそれぞれ詳しくまとめていきます!
現実の世界とデジタルコンテンツを融合できる
Apple Vision ProがVRデバイスではなく、空間コンピュータと呼ばれる所以でもあると思いますが、デジタルコンテンツを現実の世界に写し出すことができます。
複数のカメラやセンサーによって、リアルタイムに周辺の環境を表示。
その上でデジタルコンテンツを表示されることができるのが、Apple Vision Proの大きな特徴です。
コンパクトなパソコンとして使える
Apple Vision ProはMacと接続して使うこともできますが、MacBook Airと同じくM2チップを搭載。
Vision Pro単体でもパソコンとして使うことが可能です。
iPhoneやiPadだと画面の大きさに限りがあるので、パソコンと似たような使い方はできましたが、やはり大きさによる制限がありました。
Vision Proは画面の大きさという概念がないので、この小さな本体で複数のディスプレイを組み合わせたパソコン環境を瞬時に構築できます。
Magic KeyboardとMagic Trackpadに接続できる
Apple Vision Proでもキーボード操作はできるようですが、Macで使えるMagic KeyboardとMagic Trackpadを接続して使うこともできます。
パソコン操作をする時に、キーボード操作とトラックパッド操作は物理的に物があった方がやりやすいと思うので、この点はありがたいです。
自分だけの空間を持ち運べるのが本当にすごいです。
自分だけの映画館を作れる
Apple Vision Proは画面の大きさという概念がないので、映画館レベルの大クリーンを目の前に表示させることが可能です。
また、優れた空間オーディオによって映画館レベルの音響も体感できます。
いつでも自分だけの映画空間を実現できるので、今後はシアタールームが必要なくなるかもしれません。
臨場感のある新しいゲームをプレイできる
Vision Proがあれば臨場感のある今までにない感覚のゲームをプレイすることも可能です。
これは実際に体験するまではどんなゲームかわかりませんが、直感的にプレイができ、よりリアルな体験が可能なゲームになると思います。
Digital Crownを回転させることで環境変化をコントロールできる
Vision ProにはApple Watchに搭載されているのと同じようなDigital Crownが搭載されています。
Digital Crownを回すことで、どれだけ実世界を表示するかをコントロールすることが可能。
実世界を表示することもでき、全く別の空間を表示することもできるという感じです。
3Dの写真やビデオが撮れるカメラになる
これまでの写真や動画はカメラが写せる部分を撮っていたという感じですが、Apple Vision Proは空間を記録することができます。
後で見返すと実際にその空間にいるような、3Dの写真や3Dのビデオ記録可能。
Appleは「空間再現写真と空間再現ビデオは、過去の大切な瞬間へとユーザーを連れ戻します。」と表現しています。
未来の通話ができる
Apple Vision Proは通話環境もこれまでと違った環境になります。
部屋を映し出した上で、複数の人の顔を表示させることができるので、Apple Vision Proを付けているということ以外はSF映画に出てくる世界と同じです。
さらにApple Vision Proを装着して隠れた顔は機械学習テクノロジーによってPersonaとして映し出されます。
ユーザー自身の姿、顔や手の動きをリアルタイムで再現してくれるので、Apple Vision Proを装着して顔が隠れていても、顔を出しているような通話が可能です。
視線を向けて操作ができる
Apple Vision Proは豊富な操作が方法が可能ですが、注目の操作方法の一つが視線を向けたところを選択できることです。
スマートフォンの登場で指で操作することが定着しましたが、今後は目で操作するという新たな操作方法が当たり前になるかもしれません。
フィット感をカスタマイズできるモジュラーシステムを搭載
VRゴーグルは頭に取り付ける性質上フィット感が大事です。
AppleのVision Proは着け心地にもこだわった設計がなされており、モジュラーシステムによってフィット感をカスタマイズすることができます。
- 柔らかい生地で作られた遮光パッド
- 遮光パッドは複数の形状やサイズを選べる
- 柔軟で調整が可能なストラップ
- 複数のサイズから選べる3Dニット構造のヘッドバンド
- ヘッドバンドはシンプルな仕組みにより取り外し可能
自分にあったサイズや形状を選ぶことができるので、Apple Vision Proは約500gと言われていますが、実際よりも軽く感じるかもしれません。
メガネを使う必要がない
VRゴーグルで不便なのが眼鏡を付けている場合にどうするかです。
眼鏡をつけたままだと、しっかりとフィッティングすることができないので快適な環境を得ることができません。
Apple Vision Proはその点についても考えられており、レンズメーカーでZEISSのオプティカルインサートを追加して矯正することが可能です。
これによって眼鏡ユーザーでも装着感を損なわずに使うことができます。
虹彩認証に対応
これまでのAppleの認証方法は指紋を使ったTouch IDと顔認証のFace IDがありました。
そしてApple Vision Proでは目の虹彩認証に対応。
Vision Proを付けて目を開けるだけでロックを解除することができます。
まとめ
この記事ではApple Vision Proでできることについて紹介しました。
現実世界の空間とデジタルコンテンツを複合できる空間コンピューターという全く新しいデバイスなので、今後の発展を考えるとできることはどんどん増えてくると思います。
最初にわかっていることはごく一部なので、今後の普及に期待したいです。
また、新しいできることがわかり次第、この記事を更新していきます。
よろしければ参考にしてください。
以上。「未来のデバイス!Apple Vision Proでできることまとめ」でした。