一眼レフに匹敵!iPhone Xの凄いカメラ性能を柔らかく解説!

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「iPhoneさん。もうね。一眼レフカメラの魅力が年々減るからやめて欲しいんだけど。」

一眼レフユーザーがそう思うほどiPhoneのカメラ性能は年々向上しています。重たくて大きい一眼レフで撮れる写真は綺麗ですが、常に持ち歩いているiPhoneで一眼レフ並みの写真が撮れるのなら本当に便利です。

この記事では『iPhone X』のカメラ性能がどれだけ凄のかを一眼レフカメラと比較しながら紹介します。

カメラに興味のある方はぜひご覧になってください。

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iPhone Xのカメラ性能

出典:https://www.apple.com/jp/iphone-x/

iPhone XはiPhone史上最も優れたカメラを搭載しています。(2018年8月現在)

私はカメラが好きで40万円以上のカメラを使っていますが、iPhoneで十分なんじゃないかと思ってしまう程『iPhone』のカメラ性能は優れています。

iPhone X カメラ性能
  • 12MP広角カメラと12MP望遠カメラ
  • 広角:ƒ/1.8
  • 望遠:ƒ/2.4
  • デュアル光学式手ぶれ補正
  • 4Kビデオ撮影(24fps、30fpsまたは60fps)
  • 1080p HDビデオ撮影(30fpsまたは60fps)
  • 720p HDビデオ撮影(30fps)
  • ビデオの光学式手ぶれ補正

これがスペック表にある『iPhone X』のカメラ性能です。パッと見何がすごいのかわからないと思うので、順番に解説してみます。

iPhone Xカメラ性能解説

12MP

これだけでは??ですが、12MP(12メガピクセル)は画素数のことです。よく見る表記だと1200万画素です。

画素数はこれだけあれば十分なレベルで、逆に言うとこれ以上必要ないとも言えます。

単純に画素数が良ければ、画質が良いと思いがちですが、画素数と画質は違います。例えばピンボケした画像も、スッキリした綺麗な画像も、同じ画素数で撮った写真なら同じ画素数の写真です。

画素数は単純に印刷可能な用紙サイズを表しているものだと思えばわかりやすいです。用紙サイズごとに必要な画素数というのが決まっていて、1200万画素だとA4サイズに綺麗に印刷できる画素数です。

広角カメラ

広角カメラは名前の通り幅広画角を写すことができるレンズで、『iPhone 7 Plus』に搭載されている広角カメラは35mm判換算で28mm相当と言われており、

『iPhone X』も大体同じレンズが搭載されていると思われます。

こちらが大体28mmで撮った写真です。

 望遠カメラ

iPhone Xにもう一つ搭載されている望遠カメラについてですが、『iPhone 7 Plus』に搭載されている望遠レンズは35mm判換算で57mm相当と言われており、

『iPhone X』も大体同じレンズが搭載されていると思われます。

こちらが大体57mmで撮った写真です。

2枚を比較するとこんな感じ

iPhone Xにはこのように焦点距離の違う二つのレンズが搭載されています。

デュアルカメラで何ができる?

iPhone 7 plusのみに搭載されていた、広角と望遠のデュアルカメラですが、一体何ができるのかを改めて解説します。

POINT
  • 広角と望遠レンズで撮れるシーンの幅が広がる
  • 背景をボケさせれる
  • より高画質な写真が撮れる

二つの焦点距離が違うレンズを搭載していることにより、撮影が可能な距離を選ぶことができます。スマホのカメラのズーム機能はほとんど意味をなしていなかったですが、デュアルカメラは今までより幅広い画角の撮影が可能です。

二つのカメラを使ったポートレートモードは一眼レフカメラのように、被写体を引き立たせることができます。一眼レフカメラのようなボケを楽しむことが可能です。

二つカメラにそれぞれ一つずつのセンサーが搭載されています。これにより今までとは違った高画質な写真を撮ることができます。

広角:ƒ/1.8  望遠:ƒ/2.4

広角と望遠の違いはわかって頂けたと思いますが、F値!?(・_・;?と思いますよね。

このF値というのは『絞り値』のことでこの数値が小さい程『明るいレンズ』となります。

絞りはこんな感じになっており、光を通す穴の大きさだと思って頂けると、わかりやすいかと思います。

光を通す穴が大きいと、光を取り込める量が多くなり暗いところにも強くなったり、背景がボケやすくなります。

特に広角:ƒ/1.8という数字はめちゃくちゃ明るい数値で、画素数よりこの数値に注目すべきですね。

デュアル光学式手ブレ補正

iPhone Xに搭載されている広角と望遠レンズの2つのカメラには、光学式手ブレ補正がついていて、これにより撮影が難しい暗所でも綺麗な写真を撮ることができます。

光学式手振れ補正は、実際にレンズが動いて手ブレを補正してくれるという機能です。

レンズがブレに合わせて動いてくれるってすごいですよね!

この機能が2つのカメラに搭載されているので、手ブレにも強いカメラです。

豊富な動画撮影モード

動画撮影モード
  • 4Kビデオ撮影(24fps、30fpsまたは60fps)
  • 1080p HDビデオ撮影(30fpsまたは60fps)
  • 720p HDビデオ撮影(30fps)

iPhone Xにはこれだけの撮影モードがあります。

『fps』はフレームレートのことで、60fpsだと1秒間に60枚の静止画が流れます。1秒間に流れる枚数が多いとよりなめらかな映像になりますが、その分容量もおおきくなります。

地上波のテレビが30fpsなので、30fpsが基準と思えばいいと思います。

つまりiPhone Xはほぼ全ての撮影モードに対応しています。一眼レフカメラやビデオカメラでも4K動画が撮れない機種がある中、iPhone Xは4K動画が撮れます。それも60fpsで!

記録できる撮影モードだけで言えば、そこら辺のカメラより圧倒的に性能が上です。もちろんビデオでも光学式手ブレ補正が使えます。

iPhone Xと一眼レフカメラの比較

厳密に比較することはできませんので、ざっとした感じで比較します。

比較する一眼レフカメラは先日私が購入したレンズ込みで約40万円のカメラです。

本体:EOS 6D Mark Ⅱ

レンズ:EF24-70mm F2.8L Ⅱ USM

iPhone X

画素数

2620万画素

1200万画素

センサーサイズ

フルサイズ

不明

連写速度

約6.5コマ/秒

約10コマ/秒

シャッター速度

1/4000〜30秒

1/8000〜30秒

カードスロット

シングル

搭載なし

最高記録動画サイズ

フルHD 60p

4Kビデオ撮影(60fps)

Wi-Fi

Bluetooth

GPS

バリアングル

モニター

タッチパネル

レンズF値

2.8

広角:1.8

望遠:2.4

レンズカバー距離

24-70mm

28-57mm(推定)

重量

(バッテリー込み)

1570g

174g

価格

約40万円

112,800円(税抜)

そもそもの比べる土俵が違うので比較する意味はありませんが、スペックを表にしてみると、いかに『iPhone X』が素晴らしいのがわかると思います。

但し注意して欲しいのが一眼レフカメラが負けていることは絶対にありません!

画質はレンズとセンサーと映像エンジンが組み合わさって決まります。

レンズはF値は性能の一つにはなりますが、全てではありません。解像度を上げるためには、レンズの大きさ(口径)が必要で、一般的に口径が大きいほど画質が上なので、数ミリしかないスマホのレンズに勝ち目はありません。

そしてセンサーですが、フルサイズセンサーの一眼レフカメラはiPhoneのセンサーの数十倍以上の面積があります。

イメージで例えるとセンサーは画用紙です。同じ風景の絵を描くときに、小さい画用紙でちまちま描くよりも、大きい画用紙に描いた方が綺麗な画質となるイメージができると思います。

つまりセンサーが大きいと光を受け取れる面積も大きくなり、暗い所に強く、画質も上がります。

上の図がセンサーサイズの図です。センサーサイズが全く違います。

その他にもピントを合わせる速さが違ったり、操作できることが違ったりと、写真を撮ることに特化した一眼レフカメラにはやはり勝てません。

実際に画質はどれくらい変わるのか?

理論的に考えれば、iPhoneのカメラは一眼レフカメラに及ばないですが、実際の写真に違いはどれだけ現れるのか!?

それを比較した記事はこちらです。

一眼レフカメラに勝てる!?iPhone XS/XS Maxカメラ性能比較

【カメラ】iPhone 11 Proとミラーレス一眼を比較!実際に撮った写真の差は?

iPhoneの方が高画質!?

私自身の体験談だと40万円のカメラで家族写真を撮ったときに、iPhoneでも写真加工アプリを使って撮影しました。

するとiPhoneの写真のほうが好評価でした。カメラ好きの私が見ても確かにiPhoneのほうが、綺麗に写っていて、見て楽しむ分にiPhoneで写真加工アプリで撮ったほうが可愛く写ります。

最近は写真を撮ってもiPhone等ののスマホでしか見ない場合がほとんどなので、スマホで見るのに特化したカメラはやはりスマホのカメラなんだと思いました。

この他にもプロカメラマンの話でこんな話もあります。

それはプロカメラマンが何十万円もする一眼レフカメラで集合写真を撮っていた時に、「そのカメラはSNOWのような感じで撮れないのですか?」と言われたそうです。

可愛く撮りたい最近の子にとって、いかにも高そうで綺麗に撮れそうなカメラがSNOWのような加工写真が撮れないのは逆にビックリするのかもしれません。

今回のようにさらにiPhoneのカメラ性能がアップすると一眼レフカメラの存在価値がさらに薄れるかもしれませんね。

まとめ

比較結果は一眼レフカメラユーザーとしては、渋い結果だったのではないでしょうか?

逆にiPhoneを普段のカメラとして使っている人は、iPhoneのカメラの素晴らしさがわかったと思います。

iPhoneのカメラは代を重ねるごとに進化しています。とてつもなく望遠が必要な状況や、動きの早い被写体を撮るとき、夜の撮影など特別な条件でなければ、iPhoneのカメラで十分です。

良い写真を撮るために最も大切なことは、良いシャッターチャンスに巡り合うことなので、常に持ち歩いているiPhoneの方が良い写真が撮れることも多く、iPhone Xは本当に期待できるカメラです!

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以上。「一眼レフに匹敵!iPhone Xの凄いカメラ性能を柔らかく解説!」でした。

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