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こんにちは!この記事にお越しいただきありがとうございます。
カメラを使って撮影する上で避けたいのが雨ですよね。しかし雨の日の撮影は特別感のある写真を撮ることができますし、雨でなくても滝の近くでの撮影や、水がかかる場面の撮影など、カメラが濡れてしまう機会があります。
そんな時に心強いのが『レインカバー』です。
レインカバーがあればカメラにかかる水を気にすることなく、撮影に集中することができます。
今回はキヤノンユーザーの私がキヤノン純正レインカバー『ERC-E5S』をレビューします。
興味のある方はぜひご覧ください。
キヤノンレインカバー ERC-E5S
先端の赤いラインがとにかくかっこいい。キヤノンの高級レンズ『Lレンズ』を思わせるレッドラインが施されています。
『ERC-E5S』は高級感のあるレインカバーのSサイズです。
専用のレインカバーならではの強みとして、透明窓から上面・背面表示パネルおよび液晶モニターをクリアに確認できます。面ファスナーの採用により、確実かつ容易な着脱が可能です。
レンズに応じて3つの種類から選ぶことができます。
- Sサイズ
- Mサイズ
- Lサイズ
適合アイカップ
アイカップはレインカバーの上から取り付けることができ、防水性能を高めています。
このレインカバーには『アイカップLサイズ』と『アイカップSサイズ』が付属しており、使用するカメラに合わせて付け替える必要があります。
- EOS-1D X Mark II
- EOS-1D X
- EOS-1Ds Mark III
- EOS-1D Mark IV/III
- EOS 5Ds
- EOS 5Ds R
- EOS 5D Mark IV/III
- EOS 7D Mark II/7D
※アイカップEg を使用するカメラに適合
※ フィルムタイプのEOSカメラは、アイカップLまたはアイカップSのいずれかが適合します。
対応レンズ目安
- EF28-300mm F3.5-5.6L IS USM
- EF70-200mm F2.8L IS II USM
- EF100-400mm F4.5-5.6L IS USM
- EF200mm F2L IS USM
- EF300mm F4L IS USM
- EF400mm F5.6L USM
キヤノン公式ホームページの対応レンズ目安は以上のレンズとなっています。
目安レンズを見ると望遠レンズだけですが、このレインカバーは1番小さいSサイズです。この点に関しては少々疑問に感じますが、大は小を兼ねるので標準レンズでも使えます。
その点に関しても後ほどレビューします。
レインカバー ERC-E5S レビュー
パッケージはこのようになっています。私自身このレインカバーを店頭で見たことがなかったので、どういうパッケージなのかとても気になっていました。
価格は1万円以上と安くはないですがパッケージはかなりシンプルなものとなっています。
裏には説明書が入っています。
このレインカバーの説明書は多数の言語が書かれており、説明書の大きさは大きいですが読む部分はかなり少ないです。
レンズポーチはキヤノンの望遠レンズを思い起こさせるグレー寄りの白色です。
大きさは『iPhone 8 plus』を少し大きくした程度の大きさです。
ポーチから取り出すとこのような感じです。赤いラインとキヤノンの文字がかっこいいです。
私のようなキヤノン好きはキヤノンのロゴがブランドの役割をしているので、ロゴが入っているだけで嬉しいものです。
純正のレインカバーは価格が高く、使用頻度も多くないモノなので迷うところですが、このようなところが純正ならではの良さです。
付属品はサイズの異なるアイキャップとレインカバーです。
最初の状態ではLサイズのアイキャップが取り付けられています。
広げるとこのようになります。これでSサイズ?と思うくらい大きいです。
上面・背面表示パネルおよび液晶モニター確認できるようにクリアになっています。
クリアになっている部分はカメラにちょうど良い大きさで、カバーをつけてもしっかりと画面を確認することができます。
カメラ(標準レンズ)に取り付け
それではカメラに取り付けて様子を紹介します。
まずは標準レンズを装着した状態で取り付けます。
取り付けているレンズは『EF24-70mm F2.8L II USM』です。
一般的の標準より大きいサイズでレンズフードも取り付けていますがこのブカブカ感です。
大きさのレンズ目安は望遠レンズなので仕方ないですが、一番小さいSサイズということを考えると少し残念です。
レンズの先端はマジックテープでとめるタイプで、
レンズのフィルター径はズームレンズの中ではかなり大きい『82mm』なので問題なく取り付けることはできるのですが、大きさが釣り合っていないのは一目瞭然です。
背面はこのようになっています。
カメラのアイキャップを取り外して、レインカバーのアイキャップを装着します。その為防水性能はかなり高く、カメラを完全に覆った状態でファインダーを覗くことができます。
モニターだけでなく、操作ボタンも確認することができるので、使い勝手はかなり良いです。
カメラ(望遠レンズ)に取り付け
使用する望遠レンズは『EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM』です。
このレンズは回転式ズームで望遠端まで伸ばすとかなりの長さになります。
『EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM』は対応レンズ目安に含まれているだけあって、しっくりとくるサイズ感です。
キヤノンのレンズラインアップから見ても、このサイズの望遠レンズでレインカバーMサイズだと良いのですが、これでSサイズなのがなんとも納得いかないです。
Sサイズの対応レンズ目安の中でも大きい部類のレンズですが、望遠端までズームしてもまだゆとりがある程です。少し大きすぎる気もしますが…
説明書
説明書はこのような感じです。取り付けの図があるので、図を見ると取り付けの仕方がすぐわかるようになっています。
最初は少し戸惑いますが、専用設計なのでなんとなくわかります。
使ってみて
よかった点
- デザインがかっこいい
- レインカバーの質がいい
- カメラ全体を覆うことができる
- 操作性が良くズームリングも回せる
価格が高いだけあり、レインカバーの質がよく背面の透明部分もかなりクリアです。
そして純正ならではのデザインの良さが目を引きます。専用のアイキャップ装着によりレンズカバーの外からファインダーを覗きことができるのも、より防水性能がアップして雨の日などでも安心して使用できます。
気になった点
- サイズが大きすぎる
質感や使用感は良かったのですが、サイズの大きさは気になります。
こちらは『EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM』にレインカバーを取り付けた様子ですが、口の部分にかなりゆとりがあるのがわかるかと思います。
右手の白いマジックテープで口を絞る形で止めるのですが、レインカバーの口が大きすぎて少し余った感じになります。
この部分が最も水が入ってきやすい部分だと思うのでもう少しタイトだと良かったと思いました。このレンズのレンズフードはかなり大きいのですが、これほど余ってしまうのは正直どうかと思います。
また、このレインカバーが一番小さいSサイズということが1番気になります。せっかく純正を使うのならピッタリサイズで使用したいので、もう少しサイズの種類を増やしてくれるとありがたいです。
まとめ
夏の水を使ったショーの撮影ではレインカバーは必須です。
また雪が降る中での撮影も気付かないうちにカメラがビショビショになるのでこのような撮影をするときにレインカバーがあれば安心してカメラを使うことができます。
撮影の幅を広げるという意味でもかなり重要なアクセサリーだと思いました。
そしていつレインカバーが必要な時が来るのかわからないので、事前に購入しておく大切さもあります。価格は決して安くはなく、必要となる機会も少ないので購入を見送っていましたが、レインカバーが必要になるときは突然来ることが多かったです。
特に雪が降らない地方で大雪になると写真を撮りに行きたくなりますが、滅多にない機会なのでレインカバーを購入していないと最悪カメラを故障させてしまう原因になります。
ぜひこの機会にレインカバーの購入を検討してみてはいかがでしょうか。
以上。最後までお読みいただきありがとうございました。