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スマートフォンは年々価格が高くなっており、2022年はiPhoneも値上げされています。
特にハイスペックのモデルは買いにくい価格になっており、これまでより少しでも安く買いたいと言う気持ちが強くなりますよね。
そこで気になるのが負担額を抑えるプログラムではないでしょうか。
ドコモだと「いつでもカエドキプログラム」がそれになります。
この記事ではいつでもカエドキプログは損するのかと、どんな人におすすめのかを解説します。
いつでもカエドキプログラムの利用を考えている方はぜひ参考にしてください。
いつでもカエドキプログラムとは
こういうプログラムって難しいですよね。
まずはめちゃくちゃ簡単にいつでもカエドキプログラムについて紹介します。
- 返却すると決めらた金額の支払いが不要
- 支払い不要な金額は返却時期によって異なる
- 買取額があらかじめ決められているイメージ
- 23ヶ月目までに端末を返却するのがお得
- 返却できる期間は1ヶ月目〜46ヶ月まで
要約すると2年ごとにスマホを買い替える人におすすめです。
それ以外の時期に返却するとあまりお得ではないので注意が必要。
することはないと思いますが、1ヶ月目に返却すると損するので注意してください。
いつでもカエドキプログラムがおすすめな人
ズバリ、いつでもカエドキプログラムがおすすめな人を紹介します。
- 2年毎に買い替えたい方←これ大事
- スマホを手元に残す必要がない方←返却する必要がある為
いつでもカエドキプログラムは23ヶ月目に返却するのがお得なので、2年毎のスマホを買い替えている方に最適なプログラムです。
逆にスマホを4年など長く使いたい方には不向きなプログラムで、例えばiPhoneを長く使うのであれば価格の安いApple Storeなどで一括購入するのがおすすめです。
関連:iPhoneはどこで買うのが安い?お得に買える購入方法まとめ
いつでもカエドキプログラムで損するタイミング
いつでもカエドキプログラムはいつ返却するかが大事なポイントになります。
損するタイミングの目安をまとめると以下の通り。
返却タイミング | 損得 |
22ヶ月目までに返却 | 微妙 |
23ヶ月目に返却 | ベスト |
24ヶ月目以降に返却 | だんだん損していく |
損得の目安としては返却するより他でスマホを売った方がお得か損かと言うことです。
いつでもカエドキプログラムは返却時の価格設定としては高めに設定されているので、ほとんどの場合はお得になることが多いです。
また、ドコモに返却すれば良いので自分で査定して売るよりも楽で安心感があるのもメリットです。
参考にiPhone 13 128GBのタイミング別負担額をまとめます。
22ヶ月目までに返却する場合
まずは購入から22ヶ月目までにiPhone 13を返却した場合の金額について紹介します。
22ヶ月目までは早期利用特典というものが適用されます。
分かりにくいので表にまとめます。
iPhone 13 128GBの設定価格は以下の通り。
- iPhone 13 128GBの価格:税込111,672円
- 残価額(返却すると支払い不要になる金額):税込55,440円
- 早期利用特典:税込600円/月
- 計算式:本体価格ー早期利用特典ー残価額=実質負担額
返却する時期 | 早期利用特典(税込) | 実質負担額(税込) |
1ヶ月目 | 13,200円 | 43,032円 |
2ヶ月目 | 12,600円 | 43,632円 |
3ヶ月目 | 12,000円 | 44,232円 |
4ヶ月目 | 11,400円 | 44,832円 |
5ヶ月目 | 10,800円 | 45,432円 |
6ヶ月目 | 10,200円 | 46,032円 |
7ヶ月目 | 9,600円 | 46,632円 |
8ヶ月目 | 9,000円 | 47,232円 |
9ヶ月目 | 8,400円 | 47,832円 |
10ヶ月目 | 7,800円 | 48,432円 |
11ヶ月目 | 7,200円 | 49,032円 |
12ヶ月目 | 6,600円 | 49,632円 |
↓ | ↓ | ↓ |
22ヶ月目 | 600円 | 55,632円 |
こんな感じで22ヶ月目までは早期利用特典があり、早期利用特典の総額は毎月減っていくという感じです。
iPhone 13 128GBを1年使って返却した場合の実質負担額は49,632円で月に換算すると毎月4,136円となります。
やはりちょっと割高に感じますよね。
ちなみに12ヶ月目と22ヶ月目の実質負担金の差額はたった6,000円です。
10ヶ月も長く使って6,000円の差しかないので、23ヶ月目に近づくにつれてお得になるというのがわかると思います。
23ヶ月目に返却する場合
いつでもカエドキプログラムは23ヶ月目が節目になります。
なぜかと言うと24ヶ月目以降は最初に設定された残価額が減少していくからです!
23ヶ月目が支払い不要となる残価額MAXとなる最後の月となります。
返却する時期 | 早期利用特典(税込) | 実質負担額(税込) |
24ヶ月目 | 0円 | 56,232円 |
23ヶ月目に返却するとiPhone 13 128GBを23ヶ月間56,232円で使えたということになります。
売値にすると23ヶ月使ったiPhone 13 128GBが55,440円で売れたということです。
2年も使ったiPhoneがほぼ半値で買い取ってもらえると考えるとお得ではないでしょうか。
こんな感じで23ヶ月目付近で買い替える方にはお得なプログラムとなります!
24ヶ月目以降に返却する場合
いつでもカエドキプログラムで損するのは、早く返却しすぎた場合と遅く返却しすぎた場合のどちらかです。
続いては、損をしていく24ヶ月目以降を表にまとめます。
24ヶ月目以降は毎月2,310円ずつ支払いが不要になる残価額が減っていきます。
返却する時期 | 支払い不要の残価額(税込) | 実質負担額(税込) |
24ヶ月目 | 53,130円 | 58,542円 |
25ヶ月目 | 50,820円 | 60,852円 |
26ヶ月目 | 48,510円 | 63,162円 |
27ヶ月目 | 46,200円 | 65,472円 |
28ヶ月目 | 43,890円 | 67,782円 |
29ヶ月目 | 41,580円 | 70,092円 |
30ヶ月目 | 39,270円 | 72,402円 |
31ヶ月目 | 36,960円 | 74,712円 |
32ヶ月目 | 34,650円 | 77,022円 |
33ヶ月目 | 32,340円 | 79,332円 |
34ヶ月目 | 30,030円 | 81,642円 |
35ヶ月目 | 27,720円 | 83,952円 |
36ヶ月目 | 25,410円 | 86,262円 |
↓ | ↓ | ↓ |
46ヶ月目 | 2,310円 | 109,362円 |
47ヶ月目 | 0円 | 111,672円 |
節目となる3年では実質負担額が86,232円で、返却すると支払いが不要となる残価額が25,410円です。
3年使ったiPhone 13 128GBが25,410円で売れると考えると、まだお得なのかなと思います。
しかし、46ヶ月目だと2,310円なので流石にこの時期になって返却すると損ですよね。
iPhoneは使い終わってもゲームのサブ機や音楽プレイヤーとしても利用できるので、個人的には36ヶ月目以降はいつでもカエドキプログラムは使わない方が良いと思います。
いつでもカエドキプログラムのデメリット
いつでもカエドキプログラムのデメリットと注意点を紹介します。
- 返却するタイミングの見極めが大事
- すべての機種が対象ではない
- 返却する端末が故障した場合負担が必要
それぞれ詳しく解説します。
返却するタイミングの見極めが必要
いつでもカエドキプログラムを使う場合は返却するタイミングの見極めが大事です。
iPhone 13 128GBを例に節目となる時期を表にまとめると以下の通り。
返却する時期 | 実質負担額(税込) | 毎月の端末代(税込) ※四捨五入 |
12ヶ月目 | 49,632円 | 4,136円 |
23ヶ月目 | 56,232円 | 2,445円 |
36ヶ月目 | 86,262円 | 2,396円 |
47ヶ月目 | 111,672円 | 2,376円 |
ここで大事なのは約2年使っても約3年使っても毎月の支払額はほとんど変わらないことです。
それなら2年で新しいiPhoneに買い替えた方が良くないですか?
2年後に登場するiPhoneが同じ価格とは限りませんが、いつでもカエドキプログラムを使う場合は長く使っても節約目線的にはほぼ意味がありません。
返却するタイミングは自分で決めるので良いタイミングを逃さないようにする必要があります。
全ての機種が対象ではない
基本的にほとんどの機種が対象ですが、一部対象でない機種があります。
いつでもカエドキプログラムは端末価格が高いハイスペック機種に効果があるプログラムなので、特にデメリットではありませんが、
自分が欲しい機種が対象機種かはチェックした方が良いです。
返却する端末が故障した場合負担が必要
いつでもカエドキプログラムは言い換えるとスマホのレンタルとも言えます。
いつでもカエドキプログラムを使って端末を返却する際に条件を満たさない場合は最大22,000円の負担が必要です。
- 本体の破損
- 電源が入らないなどの不良
- 正常に動作しないなどの不良
プログラムの利用を考えている場合は落として壊さないようにする必要があります。
また、有料にはなりますがケータイ補償サービスに加入していると基準を満たしていない場合の負担金が税込2,200円になります。
心配であれば加入しておくのがおすすめです。
いつでもカエドキプログラムのよくある質問
いつでもカエドキプログラムのよくある疑問点や質問を分かりやすく解説します。
プログラムの利用方法は?
プログラムの利用方法は簡単で条件は2つです。
- 対象のスマホを残価設定型の24回払いで購入
- スマホを返却する
オンラインショップだと支払い方法のところでプログラムを選択できるようになっているので簡単です。
加入後プログラムを利用しなくても良い?
最初はプログラムを使う予定だったが買い替える必要性を感じず、そのままずっと使いたいと思うパターンもあると思います。
いつでもカエドキプログラムは加入しても必ず利用する必要はなく、そのまま使い続けることもできます。
一括購入以外の場合はとりあえず加入しておくのがおすすめです!
端末の返却方法は?
端末の返却方法も簡単で最寄りのドコモショップか、郵送で返却することも可能です。
my docomoから手続きすると返送キットを送ってくれます。
ahamoでも使える?
ahamoでも使うことができます。
ドコモオンラインショップで利用でき、回線契約が無くても利用することが可能です。
まとめ
この記事ではドコモのいつでもカエドキプログラムについて解説しました。
毎月の負担額を少なくでき、使い終わった後も自分で売る必要がないので、安心で楽です。
どうしても端末を残したいという方や、長く使いたいという方以外は利用するのがおすすめ。
特に2年で買い替える方にはかなりお得なので、ぜひ利用してみてください!
- 返却すると決めらた金額の支払いが不要
- 支払い不要な金額は返却時期によって異なる
- 買取額があらかじめ決められているイメージ
- 23ヶ月目までに端末を返却するのがお得
- 返却できる期間は1ヶ月目〜46ヶ月まで
- 2年毎に買い替えたい方←これ大事
- スマホを手元に残す必要がない方←返却する必要がある為
以上。「ドコモのいつでもカエドキプログラムは損?お得?どんな人におすすめなのかを解説」でした。
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