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2021年最も豪華なスマートフォンの一つになるのがGalaxy S21 Ultra 5Gです。
見た目からも凄さが伝わってきますが、光学10倍のカメラが搭載されており、さらに100倍のズームが可能になっています。
とにかくスペックを追い求めたい方にはかなり魅力的な機種となっていると思います。
この記事ではGalaxy S21 Ultra 5Gをレビューします。
価格に見合うかどうかも正直紹介しているので、よろしければ参考にしてください。
Galaxy S21 Ultraの評価
まずはGalaxy S21 Ultraのポイントから紹介します。
- 4つのカメラを搭載
- 望遠は光学10倍で最大100倍のズームが可能
- サイズは大きめの6.8インチ
- 基本機能は全部盛り
- Sシリーズで初めてSペンが使える
- 価格はかなり高い151,272円(ドコモ)
スペックに関してはGalaxy S21 Ultraより性能が高いスマートフォンを見つける方が大変なので、サイズと重量、価格の高さが選びかどうかのポイントになります。
僕の感想としては「カメラの代わりに買うならあり」という感想です。
そこそこのカメラとスマートフォンを合わせて購入すると、15万円以上は必要なので、Galaxy S21 Ultraをカメラの代わりとしても使うという場合には高くても大丈夫かなと思いました。
簡単にスペックをまとめるとこんな感じです。わかりやすいようにGalaxy S21のスペックも載せています。
Galaxy S21 Ultra 5G | Galaxy S21 | |
画面サイズ | 6.8 | 6.2 |
種類 | 有機EL | 有機EL |
ディスプレイ | Quad HD+ | FHD+ |
フレームレート | 120Hz | 120Hz |
縦横厚 | 165×76×8.9 | 151.7×71.2×7.9 |
重量 | 228g | 169g |
カメラ | 4つのカメラ | トリプルレンズ |
超広角レンズ ・F値 ・画素数 |
F2.2 1200万画素 |
F2.2 1200万画素 |
広角レンズ ・F値 ・画素数 |
F1.8 1億800万画素 |
F1.8 1200万画素 |
望遠レンズ ・F値 ・画素数 |
F2.4 1000万画素 (3倍望遠) F4.9 1000万画素 (10倍望遠) |
F2.0 6400万画素 |
ズーム | 光学10倍 デジタル100倍 |
光学3倍 デジタル30倍 |
手ブレ補正 | 光学式 | 光学式 |
フロントカメラ | 4000万画素 | 1000万画素 |
CPUチップ | Snapdragon 888 5G | Snapdragon 888 5G |
メモリ | 12GB | 8GB |
5G | 対応 | 対応 |
Wi-Fi 6 | 対応 | 対応 |
防水 | IP68 | IP68 |
バッテリー | 5000mAh | 4000mAh |
ワイヤレス充電 | 対応 | 対応 |
USB PD | 対応 | 対応 |
Bluetooth | 5.2 | 5.1 |
おサイフケータイ | 対応 | 対応 |
カラー | ファントムブラック ファントムシルバー |
ファントムバイオレット ファントムグレー ファントムホワイト |
価格 | 151,272円(ドコモ) |
99,792円(ドコモ) 118,540円(au) |
Galaxy S21 Ultraをレビュー
まずはカメラ以外のことで使って感じたことをレビューしていきます。
サイズは大きいので好みが別れる
Galaxy S21 Ultraは6.8インチとスマートフォン全体の中でもかなり大きな部類で、iPhone 12 Pro Maxよりも大きいです。
また、重量は228gとずっしりくるのでサイズ感を重視する場合は好みが別れるポイントだと思います。
サイズが大きいことによって、映画や動画などを見やすいメリットはありますが、やはりスマホはスマホという感じで、普通に使っているときは無駄なスペースが多いと感じることもあります。
サイズに関してはiPhone 12やGalaxy S21のような6.0インチに近いサイズ感がベストだと感じます。
上の写真は一番左がGalaxy S21で6.2インチ。
中央がiPhone 12 Pro Maxで6.7インチ、一番右がGalaxy S21 Ultraで6.8インチとなっています。
持ちやすさについて
持ちやすさについても気になるところですが、片手操作はかなり厳しいです。
ソファの上に座った状態など、万が一落としても問題ない場所であれば、片手操作ができなくはないですが、立った状態など絶対に落とせない状態では片手で操作はできません。
スマホリング等を取り付けると操作はしやすく感じるかもしれませんが、片手操作は難しいと考えておくのが良いと思います。
分割表示時の見え方について
Galaxy S21 Ultraは6.8インチの大型画面なので、分割表示した時にどんな使い方ができるのかも気になっていました。
実際に使うと、これだけ画面サイズが大きいとやはり分割表示は使いやすいです。
上の写真では一番よく使う、YouTubeを見ながらのwebサイト閲覧の様子を写真に撮っていますが、下側のwebサイトを表示している画面がかなり大きいのがわかるかと思います。
これだけのサイズがあれば、動画を見ながらのSNSやwebサイト閲覧はかなり快適です。
外観は今まで一番かっこいい
Galaxy S21 Ultraの発表動画を見た時に一番驚いたのが外観のデザインでした。
今までのスマートフォンはカメラをここまで強調したデザインの物はなく、不自然に目立っているという感じでしたが、ここまでカメラを強調していまえば逆に違和感がありません。
本物のカメラのように1色を基調としたカラーも好きで、高級感もあり、僕はApple好きですがiPhoneよりもカッコイイと感じました。
Galaxy S21 Ultraには持っているだけで嬉しくなる満足感があります。
外観を紹介
続いて外観を詳しく見ていきます。
まず特徴的なカメラ部分ですが実際に間近で見てみると迫力が凄いです。
質感の印象もあって実際の重さ以上に重く感じます。
カメラの段差は数ミリ以上あるので机の上で使う場合はガタガタしてしまいます。
机の上に平に置いて使うのは少し難しいです。
本体左側面にはボタンは等はありません。フレームはステンレスなので高級感があります。
右側には電源ボタンと音量ボタンが配置されています。この辺りはいつもと同じです。
本体上部はスピーカー用の穴が配置されているのみです。
本体下側はUSB-CポートとSIMカードスロットを搭載。
残念ながらいつものようにSIMカードスロットとmicroSDカードスロットが一緒になっている訳ではなく、microSDカードは非対応になっています。
ディスプレイは120Hz対応でサクサク動く
Galaxy S21 Ultraのディスプレイはリフレッシュレート120Hzに対応しています。
リフレッシュレート120Hzだと1秒間に120回画面が切り替わるので、ディスプレイがより滑らかに表示され、スクロールをしている時などに表示される速度が速いです。
まだディスプレイがリフレッシュレート120Hzに対応している機種は少ないので、性能の高さの現れでもあります。
顔認証と指紋認証に対応
Galaxy S21 Ultraは顔認証と指紋認証を搭載。
2つの生体認証を搭載することで、状況に応じた使い分けができます。
例えば、マスクをしていない場合は顔認証の方が認証速度が速いですが、マスクをしている状態だと使えないので、その場合は指紋認証が便利。
ロック解除は1日で何回も行うことなので、顔認証と指紋認証の両方が搭載されていれば、想像以上に便利です。
さらにGalaxy S21 Ultraは画面内指紋認証なのですが、これまでより大型化された超音波指紋センサーが搭載されているでの、認証速度は早く、認証率も改善されています。
画面内指紋認証は速度、認証率に不安があるという場合も安心して使えるのも良いです。
実際に使っていても、失敗することはなく、速度も速くて快適でした。
CPUのベンチマークを測定
Galaxy S21 UltraのCPU関係のスペックをまとめると以下の通り。
Galaxy S21 Ultra 5G | Galaxy S21 | |
CPU | Snapdragon 888 5G | Snapdragon 888 5G |
メモリ | 12GB | 8GB |
シングルスコア | 1122 | 1068 |
マルチスコア | 33992 | 3204 |
2021年のハイエンド向けCPU「Snapdragon 888」を搭載しており、メインメモリは12GBとなっています。
Geekbench 5で測定した結果は以下の通り。
- シングルスコア:1122
- マルチスコア:3392
Galaxy S21と同じCPUを搭載していますが、実測値ではGalaxy S21 Ultraの方がスコアは高かったです。
公式サイトによる従来のSシリーズと比べて以下の数値分向上しているとのことです。
- AIの処理速度約1.5倍
- CPUパフォーマンス約10%向上
- GPUパフォーマンス約33%向上
ゲームプレイをした感想
Galaxy S21 Ultraのようなハイスペック機は体感で動作速度の違いを感じることはないですが、実際にゲームをプレイするとどんな感じかもチェックしてみました。
ゲームはPUBGモバイルをプレイ。
このゲームは機種のスペックによって選択できる解像度とリフレッシュレートが変わります。
Galaxy S21 Ultraは高性能機種でないとプレイできない以下の設定で快適にプレイできました。
- 画質「HDR」でフレームレート極限
- 画質「FHD」でフレームレートウルトラ
スマートフォンでプレイできるゲームであれば、Galaxy S21 Ultraで快適にプレイできないゲームはないです。
音質も良く動画視聴も快適
今まであまり気にしていませんでしたが、スマートフォンの音質はかなり大事です。
というのも、機種によっては一昔前のラジオのようなこもった音質の機種もあり、音質は動画視聴の快適さに大きく影響します。
Galaxy S21 Ultraはステレオスピーカーを搭載し、籠りのないクリアな音質なので、映画も迫力を損なうことなく楽しめます。
音質は実際に聴いてみないとわからないので、不安な部分ですがGalaxy S21 Ultraであれば気にする必要がないです。
Galaxy S21 Ultraのカメラをレビュー
Galaxy S21 Ultraの最大の特徴はカメラです。
僕はカメラが好きで様々な機種でカメラの性能を試してきましたが、Galaxy S21 Ultraが特に優れていると思ったのが以下のポイント。
- 望遠関係が凄すぎる
- ポートレートモードの精度が良い
- センサーの進化を感じる
Galaxy S21 Ultraのメインとなる広角カメラは、従来とセンサーサイズは変わっていませんが、次世代のセンサーへと進化。
Smart ISO Proという機能によって、低感度と高感度で同時撮影した画像を合成し、高感度でも低ノイズの写真が撮れるとのことです。
カメラが興味がない場合だと、なに言ってんだという感じだと思いますが、実際に撮った写真を見ると画質が良いのがわかります。
Galaxyシリーズの凄いところは、誰が撮っても綺麗な写真が撮れることなので、特に気にしなくてもシャッターボタンを押しただけで綺麗な写真を撮ることができます。
100倍ズームが凄すぎる
まずはGalaxy S21 Ultraの大きな特徴である100倍ズームについて紹介します。
全て同じ場所から撮った写真を倍率毎に並べるとこんな感じ。
まずこちらが標準カメラで撮影した写真です。ここから倍率を上げていきます。
上の写真は光学3倍で撮影した写真です。ここまでだと普通ですが凄いのはここからです。
光学10倍だとこんな感じ。Galaxy S21 Ultraは光学10倍の望遠カメラを搭載しているので画質の劣化がなく綺麗です。
続いて30倍だとこんな感じ。デジタルズームなので画質は劣化していますが、どんな物が写っているかはしっかり確認できます。
そしてこちらが100倍ズームで撮った写真。
最初の光学3倍から比べると、本当に凄いのがわかります。
流石に画質の劣化はありますが、これぐらい撮れていれば十分ではないでしょうか。スマートフォンでここまでズームできるのは本当に凄いです。
ポートレートモードの精度が良い
Galaxy S21 Ultraは全体的に画質が良いですが、特に驚いたのがポートレートモードの精度です。
葉っぱの輪郭をしっかりと切り抜いて背景をボカすことが可能で、様々なエフェクトを利用可能。
上の写真はGalaxy S21とiPhone 12 Pro Maxのポートレート写真を比較したものになりますが、Galaxy S21 Ultraもこれぐらいの精度で背景をボカすことができます。
通常時の画質や、ナイトモードはiPhoneとあまり変わりませんが、ポートレートの精度はGalaxy S21シリーズの方が優れていました。
- 5種類のエフェクトが使用可能
- ポートレートモードで動画を撮れる
通常の撮影だけでなく、動画も背景をボカすことができ、このポートレート動画の精度もかなり高いです。
暗い場所でも望遠カメラの画質が良い
Galaxy S21 Ultraは夜の写真も白飛びなどが少なく綺麗に撮ることができます。
上の写真は超広角カメラでナイトモードを使った写真ですが、手ブレがなく長時間露光をしたように仕上がりになっているので、ナイトモードの精度はかなり良いです。
そしてこちらが望遠カメラで撮影した写真です。
一般的にスマホの望遠カメラはレンズが暗く、暗い場所で撮影するとノイズが目立ってしまい、画質の良い写真が取れませんが、Galaxy S21 Ultraは望遠カメラで撮った写真も綺麗でした。
望遠カメラもメインのカメラとして使えるレベルなので、カメラは本当に全機種の中でトップクラスの性能です。
Galaxy S21 Ultraのイマイチなところ
Galaxy S21 Ultraを現時点での最高峰機種なので、特にイマイチな部分はありませんが、僕はiPhone 12 Pro Maxをメインに使っているので、iPhone 12 Pro Maxと比べてイマイチに感じたことを紹介します。
カメラのモード切替がやりにくい
Galaxy S21もそうですが、ポートレートモードに切り替える時はわざわざ別メニューから選択する必要があります。
iPhoneは横にスワイプするだけで簡単に撮影モードを切り替えることができていたので、カメラのモード切り替えは不便に感じました。
また、ナイトモードは自動的には適用されないようなので、モード切り替えをする手間が少し不便に感じます。
その他にあるモードを長押しすることで、配置の変更が可能です。
なので、配置を変えることで横でスワイプしてモードを切り替えることもできます。
最初は不便だと感じましたが、この設定をすることで使いやすくなります。
ディスプレイはエッジスクリーン
Galaxy S21 Ultraは両サイドが少し丸まったエッジスクリーンとなっています。
それなりに重量がある機種なので、サイド部分が丸まっていると指が引っかかりにくくて、ホールド力が低下します。
また、フラットなディスプレイの方が持ちやすいので、サイドの形状についてはイマイチだと感じました。
まとめ
この記事ではGalaxy S21 Ultraをレビューしました。
15万円の機種を購入するのは勇気がいりますが、カメラにこだわる場合であれば価格の価値はあります。
しかし、そうでない場合はハイスペック機種の中では価格が安いGalaxy S21でも十分すぎると感じました。
価格とサイズ的にも日常使いにはGalaxy S21の方が向いていると思うので、この辺りは予算と使い方によって選択が分かれます。
まぁここまでカメラにこだわる場合は普通に一眼カメラを買った方がいい気もするので、スマートフォンでここまでできるというロマンを感じるかどうかですね。
以上。「Galaxy S21 Ultraレビュー!望遠カメラが凄い高級機種を使った評価を紹介」でした。
購入を迷っている方は宜しければ参考にしてください。
価格に関しては以下の記事にもまとめているのでぜひ参考にしてください。
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