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この記事にお越しいただきありがとうございます。
そこで自分の為にもフルサイズデビューする時に選ぶべきレンズを考えてみました。ぜひ参考にしてみてください。
今回の記事はキヤノンの一眼レフカメラを買う視点で買いています。
フルサイズデビューの注意点
フルサイズデビューをする時に注意が必要なポイントをまとめました。
今まで使用していたレンズが使えなくなる
いきなりフルサイズデビューする人には関係ありませんが、センサーサイズがAPS-Cのカメラを使用していた場合はAPS-C専用のレンズを使用している場合が多いので注意が必要です。
APS-C専用のレンズはセンサーサイズがフルサイズのカメラでは使用する事ができません。
フルサイズ対応のレンズは高額
一般的にフルサイズのレンズは高額です。キヤノンのLレンズともなれば安くても1本10万円以上もするので、金銭的に無理をしてボディを買うとレンズにまわすお金がなくなる可能性があります。
最後のメーカー選びになる
ここまで来てしまったら後戻りはできません。
他のメーカーのカメラに惹かれたしまった場合は『マウント変え』と呼ばれる大引越しが必要になります。よくレンズは一生モノと呼ばれるように一度買ったレンズは自分の資産になります。
しかし、カメラメーカーを変えてしまうと今まで使用していたレンズが新しく買ったカメラでは使用できません。一からレンズを買い直さなければならないのです。
お金持ちでもない限り現実的ではないので、メーカー選びの最後の機会だと思った方がいいです。
レンズの種類
大きく分けるとズームレンズと単焦点レンズに分かれます。
最初から単焦点レンズを買う人はいないと思うので、ここではズームレンズを選ぶ前提で話を進めて行きます。
広角レンズ
焦点距離が10~35mm程度のレンズで幅広い景色を写す事ができます。
オススメの使用用途は祭りやスポーツ、ライブなどで、臨場感がある写真を撮る事ができます。
標準レンズ
焦点距離が24~105mm程度のレンズで人間の司会と同じ視野(画角)のレンズで1番使いやすいレンズです。
持っていて損はないレンズでこれ1本で幅広い写真を撮る事ができます。
望遠レンズ
焦点距離が70~300mm程度のレンズでその名の通り遠くの被写体を拡大して写真に収める事ができます。
オススメの用途は運動会や発表会などです。
他にもマクロレンズや魚眼レンズなどがありますが、最初のうちに買うレンズはこの3つのうちのどれかになると思うので説明を省きます。
無印レンズとLレンズ
キヤノンフルサイズカメラを買うとなれば当然視野に入ってくるのが『Lレンズ』というレンズです。
このカメラのように『EF24-70mm F2.8L Ⅱ USM』名前のF値の後に『L』が付いているレンズがLレンズと言われるレンズです。
よくレンズの先端に赤い帯は巻かれたレンズを見た事がないですか?これがLレンズの称号でとてつもなくカッコいいです!
LレンズのLはLuxury(ラグジュアリー)のLで豪華や贅沢という意味があります。
簡単にいうとキヤノンの高級レンズシリーズです。描写性能だけでなく、耐久性、防滴・防塵などあらゆるシーンにおいてもプロの要求に答えることのできるレンズです。
せっかくCanonのフルサイズ一眼レフカメラを買うなら是非Lレンズを買いたいところですが、高級レンズシリーズということでお値段もかなり高いです。
広角レンズ・標準レンズ・望遠レンズ全てLレンズで揃える事が理想ですが、庶民にはまず無理です。
とりあえず1本Lレンズを買うなら
敷居の高い『Lレンズ』ですがせっかくCanonのフルサイズ一眼レフカメラを買うのですから、1本はLレンズを買いたいと思うはずです!
もし1本だけ『Lレンズ』を買うとしたらどの『Lレンズ』を買うか考えてみたいと思います。
レンズの種類は?
1本が前提なので使い勝手の良い『ズームレンズ』は確定です。
次に広角レンズ・標準レンズ・望遠レンズですが、望遠レンズは重量も重たく、使う機会が1番少ないレンズなので除外します。
残る広角レンズと標準レンズの中から選びたいと思います。
広角・標準レンズのLレンズラインナップ
キヤノンのホームページのラインナップです。
このラインナップに同じ焦点距離のレンズが二つずつあるのがわかりますか?
このうちF値が2.8のレンズが『大三元レンズ』と言われるレンズの王様みたいなレンズです。
この『大三元レンズ』と呼ばれるレンズが広角レンズに1本、標準レンズに1本、望遠レンズに1本の計3本あります。各ズームレンズの大口径のレンズとのことを言い各レンズの最高峰と思って支障ありません。
それでは一つずつ価格と簡単な説明をします。(左上の魚眼レンズは除外)
EF11-24mm F4L USM
価格:450,000円
重量:約1,180g
焦点距離11mmというかなり広角の範囲を撮影可能!
価格が飛び抜けて高いので今回は除外
EF16-35mm F2.8 L III USM
価格:299,000円
重量:約790g
広角レンズの『大三元レンズ』
広角レンズの最高峰に位置するレンズで高解像の写真撮影ができます。
キヤノン:EF16-35mm F2.8L III USM 特長紹介
EF16-35mm F4L IS USM
価格:154,000円
重量:615g
高画質と手ブレ補正が両立された広角ズームレンズで使い勝手が良く様々なシーンに対応できます。
キヤノン:EF16-35mm F4L IS USM 特長紹介
EF17-40mm F4L USM
価格:120,000円
重量:475g
軽量・コンパクトな広角ズームで実売価格10万円を切るLレンズの中では非常にリーズナブルな価格設定で初めて1本に適したレンズです。
焦点距離が17-40mmで使いやすい画角なのも魅力的です。
EF24-70mm F2.8L II USM
価格:230,000円
重量:805g
標準レンズの『大三元レンズ』
標準レンズの最高峰に位置するレンズです。説明不要のレンズで標準レンズで1番良いレンズがこのレンズです。
キヤノン:EF24-70mm F2.8L II USM|概要
F24-70mm F4 L IS USM
価格:149,000円
重量:600g
小型・軽量のLレンズ標準レンズでマクロ撮影が可能なのが特徴で、使い勝手の良い焦点距離にマクロ撮影までできる優れものです。
手ブレ補正機能もあります。
キヤノン:EF24-70mm F4L IS USM 特長紹介
EF24-105mm F4L IS II USM
価格:155,000円
重量:約795g
幅広い画角をカバーするLレンズの標準ズームレンズで最近リニューアルされたばかりです。
レンズの入れ替えをあまりしない方には24-105mmの広角から少し望遠までも対応できるこのレンズはとても重宝すると思います。
キヤノン:EF24-105 F4L IS II USM 特長紹介
広角と標準どちらを選ぶか?
とりあえずラインナップをまとめることはできました。
次はこの中から1本選ぶのですが、 まずは広角レンズと標準レンズのどちらを選ぶかを決めたいと思います。
広角レンズのメリット
広角レンズの1番のメリットは画角が広い写真を撮る事ができます。
- 後ろに下がりたくても下がれない室内
- 人が密集しているお祭り会場
- 広い画角が必要になる集合写真
こんな時に広角レンズがあれば写真に広く収める事ができます。そして後から拡大した写真が欲しくなればトリミングをする事で対応することもできます。
最近のカメラは画素数が高いので、とりあえず広角で撮っていれば後で好きなようにトリムングすることも可能です。
標準レンズのメリット
特化している画角はないが、ほぼ全ての写真を撮る事が可能です。
- レンズ1本でカバーできる範囲が広い
- 広角での撮影も可能
- 望遠側での撮影も可能
とりあえず1本持ち出すなら標準レンズが最適です。特化した写真は撮れませんが、バランスの良い画角で幅広い写真を撮影する事が可能です。
また、標準レンズの画角は人間の目の画角に近いので、見た風景をそのまま写真に写す事が可能です。
標準レンズで選ぶべきレンズ
EF24-70mm F2.8L II USM
価格:230,000円
重量:805g
標準レンズの『大三元レンズ』
標準レンズの最高峰に位置するレンズです。説明不要のレンズで標準レンズで1番良いレンズがこのレンズです。
キヤノン:EF24-70mm F2.8L II USM|概要
最初の1本に選ぶレンズはこのレンズにしました!
実売価格は18万円とさすが『大三元レンズ』と思ってしまう程値段は高いですが、いずれ必ず欲しくなるレンズだと思います。
全ての大三元を揃えることは金銭的に難しいと思うかもしれませんが、どれか1本は欲しいと思うようになるはずです。
どうせ買うなら1番使用頻度の高い標準レンズの大三元レンズを買うのが良いのではと思いこのレンズを選びました。
レンズの寿命は長いので、もし最初に他の標準レンズを買い、その後大三元の標準レンズが欲しくなり買ってしまうと、標準レンズはこのレンズしか使わなくなるような気がします。それなら最初から1番良いのを買っていた方が将来的に安くなると思います。
そしてこのレンズは評価もとても良く、スペックだけではわからない強さがあります。必ず資産になるレンズなので買って損をすることはまずありません。
最初からこのレンズは敷居が高いと思うかもしれませんが、フルサイズデビューをした時点でその問題はクリアしていると思います。
長くなりましたが、以上です。
参考になれば幸いです。
最後まで閲覧いただきありがとうございました!
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