この記事には広告を含む場合があります。
記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。
こんにちは!この記事にお越し頂きありがとうございます。
遂に念願だったフルサイズ一眼レフカメラを購入しました!私にとって初めてのフルサイズ一眼レフカメラであり、5年の歳月をかけてやっと購入した思入れ深いカメラでもあります。
今回はなぜ『EOS 6D Mark Ⅱ』を選んだのかを徹底的に解説します。
初めてフルサイズ一眼レフを買う人や、フルサイズ一眼レフに興味のある方はぜひご覧になってください。
EOS 6D Mark Ⅱとは?
2017年8月4日にキヤノンから発売されたフルサイズ一眼レフカメラです。
最大の特徴はキヤノンのフルサイズカメラで初めて『バリアングルモニター』が搭載されたことと、バリアングルを搭載したフルサイズ一眼レフカメラで世界最軽量ということです。バリアングル液晶の搭載を待ち望んでいたユーザーもかなり多っかたので、待望の登場ですね。
価格は発売から1ヶ月後で、約20万円と少し高めの料金設定ですが、発売からかなりの台数が売れている人気機種です。スペックは下の表をご覧ください。
|
EOS 6D Mark Ⅱ |
画素数 |
2620万画素 |
センサーサイズ |
フルサイズ |
連写速度 |
約6.5コマ/秒 |
測距点 |
45点 オールクロスタイプ |
フォーカス方式 |
デュアルピクセルCMOS AF |
シャッター速度 |
1/4000〜30秒 |
最高ISO感度 |
40000(拡張ISO 102400) |
映像エンジン |
DIGIC 7 |
視野率 |
98% |
カードスロット |
シングル |
動画 |
フルHD 60p 5軸電子手ブレ補正 |
Wi-Fi |
◯ |
Bluetooth |
◯ |
GPS |
◯ |
バリアングル モニター |
◯ |
タッチパネル |
静電容量方式 |
サイズ 幅 高さ 奥行き |
144×110.5×74.8mm |
重量 (バッテリー込み) |
765g |
撮影可能枚数 |
ファインダー 約1200枚 ライブビュー 約380枚 |
発売日 |
2017年8月4日 |
★チェックポイント
- バリアングル液晶搭載
- 小型・軽量(フルサイズ機で)
- 常用最高ISO感度 40000
- 連写速度 約6.5コマ/秒
- 有効画素数 2620万画素
一見性能の良いカメラに見えますが、価格の割にスペックが低いことや、ライバル機と比べて見劣りするなど発表直後から評判が良くないカメラでもあります。
☆評判が良くないポイント
- 視野率が100%ではない
- SDカードがダブルスロットではない
- AFエリアが中央寄りで狭い
- ダイナミックレンジが劣っている
- コスパが悪い(価格が高い)
評判が悪いポイントはこんなにもあります。
今までに待望されていたカメラがここまでの悪い評価を受けるのは珍しいのではないでしょうか?
私自身もライバル機種と比較してたくさんの不満を募らせました。
まぁそれでも売れてしまうキヤノンの凄みはありますが…実際に不満だらけだった私も買ってますし。
スペック問題についての記事はこちらをご覧ください⬇︎
なぜこのカメラを選んだのか!?
フルサイズ用のレンズ資産も全くない私があえて評判の悪い『EOS 6D Mark Ⅱ』 を選ぶ必要はなかったと思いますが、多少の悩みはあったものの、心の中では絶対に買うと決意していました。
それでは本題の『キヤノン EOS 6D Mark Ⅱ』選んだ理由を解説します。
⬇︎選んだ理由はこちら⬇︎
- 軽さは正義
- やっぱバリアングル液晶
- キヤノンはカッコいい
- なんやかんや新しいモノ好き
- 5D高すぎ問題
- キャンペーンがお得
軽さは正義
重たいのが当たり前の一眼レフカメラですが、絶対に軽い方がいいです!!
良い写真を撮るために1番大事なことは「良いシャッターチャンスに出会うこと 」というのを聞くことがありますが、その通りだと思います。
『カメラは持ち出してなんぼのモノ』です。どんなに高いカメラだろうと撮る機会がなければ写真を撮ることはできません。カメラを選ぶ上でもとても大事なことです。
このカメラを選んだ理由な中でも『重量』は大事なポイントでした。
上の図が『キヤノン』と『ニコン』のフルサイズ一眼レフカメラの重さです。ライバル構図的には『6D2』のライバルは『D750』になるわけですが重量差75g。上記機種の『5D4』と比べると125gも重量差があります。
数字だけではピンとこないかもしれませんが、実際に持ってみると差は感じます。一円玉の重さが1gなので、何十枚も増えるとさすがに重たいですよよね。
特に旅行などで持ち運ぶことが多いので、カメラを楽しむ為にも軽さは正義だったのです!
やっぱバリアングル液晶
最近発売されたニコンのフルサイズ上級機『D850』もチルト式液晶を採用しています。
今までは上級機にはあまり採用されていなかったバリアングル液晶ですが、最近は搭載されて当たり前の機能になりつつあります。
私自身もバリアングル液晶は大賛成の機能です。間違いなく撮影の幅が広がります。
最近の一眼レフカメラはライブビュー撮影でも、かなりのAFの速さを実現しているので、ライブビューでの撮影も実用的なレベルになっています。
人混みでのハイアングルや、寝転がっての撮影が難しいローアングルなど、活躍できるシーンは多いので、キヤノンのフルサイズカメラに初めてバリアングル液晶が搭載された『EOS 6D Mark Ⅱ』は選ぶ理由として十分なカメラでした。
キヤノンはカッコいい
どんなにコスパが悪いと知っていても、キヤノンを選んでしまうのは、
純粋にキヤノンのカメラがかっこいいからです!
黒に赤ラインって最高じゃないですか?
キヤノンのカメラを選んだ理由の7割ぐらいは『Lレンズ』がカッコいいからです。やっぱ見た目は大事です。
好みの問題かもしれませんが、このルックスを見てしまった以上。他のメーカーを使う気にはなれません。
望遠レンズもカッコいいです!!
なんやかんや新しいモノ好き
NEW PRODUCT
一般人にとってフルサイズ一眼レフカメラは何度も買える商品ではありません。
フルサイズエントリー機の『EOS 6D Mark Ⅱ』ですら20万円もします。次は何年後に買えるかわからないので、どうせなら1番新しいカメラが欲しかったというのは選んだ理由にあります。
一眼レフカメラは成熟された製品なので、新しいモノが良いとは限りませんが、思い出に残るという意味では、発売されたばかりの時に買う方が良いと思います。
価格も1年後にはかなり下がっているとわかっていても、発売して間もない頃に少し高いお金を出した方が愛着も湧きます。
5D高すぎ問題
出典:http://cweb.canon.jp/eos/lineup/5dmk4/index.html
キヤノンユーザーならやはり『5Dシリーズ』に憧れます。
このカメラを手にするのが『夢』という話もよく聞きますし、特別な思いを持つユーザーの方も多いと思います。
私も『5Dシリーズ』に強い憧れがあり、最初は『6Dシリーズ』は眼中になく、『5Dシリーズ』を購入するつもりでしたが、改めて検討すると『5Dシリーズ』は敷居が高すぎて断念しました。
まずボディだけで約35万円もします。そこから『Lレンズ』を買うと50万円以上もしてしまいます。これはさすがに厳しい!
カメラ本体だけなら良いのですが、レンズや防湿庫など、初めてのフルサイズ購入に合わせて必要な道具一式を揃えたかったので、完全に予算オーバーです。
ボディにお金をかけすぎてレンズを買えなくなれば本末転倒ですしね。
そして最初に買うレンズは『EF24-70mm F2.8L II USM』が欲しいと思っていたので、寿命の短い本体にお金を掛けるより、資産になるレンズにお金をかけようと思い『6D2』を選びました。
5Dを断念した理由
- 価格が高い(レンズにお金をかけたい)
- 重量が重たい
- バリアングル液晶ではない
- 5D程のスペックは現状で必要ない
キャンペーンがお得
新商品発売の恒例となったキャンペーンですが、発売したばかりに買う醍醐味でもあります。今回はどんな商品がキャンペーンでプレゼントされるかなど、毎回楽しみにしています。
EOS 6D Mark Ⅱキャンペーン内容
- オリジナルカメラストラップ
- バッテリーパック&SDカード(選択肢1)
- ポータブルSSD(選択肢2)
- 映像編集ソフト『Mync Standard』
今回のキャンペーン内容はこのようになっています。
オリジナルカメラストラップは野老 朝雄氏(2020年東京オリンピック大会エンブレム作者)がデザインしたストラップでキャンペーンでしか手に入らない限定品です。
付属の名前が刺繍されたカッコいいストラップがあるので、あえて使おうとは思いませんが、限定品好きの私にとってはかなり魅力的です。
そして、バッテリーパック&SDカードかポータブルSSDが選べる何とも太っ腹なプレゼントがあります。
対応機種:EOS 5Ds / 5DsR / 60Da / 60D / 6D / 7D / 7D Mark II / 5DMark II / 5DMark III / 5DMark IV / 70D/ 80Dと上級機種を網羅したバッテリーパックで予備バッテリーとして使用できます。
価格は税込9,180円
価格は約6,000円相当
もしくは
価格は約15,000円相当
ポータブルSSDが用意されたのは、既に予備バッテリーもSDカードもたくさん持っているハイアマチュアもしくはプロに向けた配慮だと思われます。
フルサイズカメラを初めて購入する私は、迷わず『バッテリーパック&SDカード』を選択しました。キヤノンさん本当にありがとうございます。
映像編集ソフトは使う機会がないので、おまけ程度に思っていますが、かなり優秀なソフトのようなので、嬉しいですね。
一眼レフカメラは発売後どんどん価格が下がっていく物なので、最初の高い価格で買う人にとってこういうキャンペーンが用意されているのは、購入する理由に繋がります。
1年後に安く買う人との差別化にもなるので、ぜひ続けて欲しいキャンペーンです。
デメリットはどう払拭したのか?
最初の方に少し書きましたが『EOS 6D Mark Ⅱ』は評判が良くないポイントがあります。
やはり安い買い物ではないので気になるポイントでしたが、デメリット部分をなぜ受け入れたのかを紹介します。
☆評判が良くないポイント
- 視野率が100%ではない
- SDカードがダブルスロットでない
- AFエリアが中央寄りで狭い
- ダイナミックレンジが劣っている
- コスパが悪い(価格が高い)
視野率が100%ではない
せっかくのフルサイズカメラでライバル機の『ニコン D750』が視野率100%なので、残念すぎる問題でしたが、今では気にしていません。
スペック表では見劣りしていまいますが、実際に使ってみると98%もあれば、ほぼ100%の視野率です。
また『EOS 6D Mark Ⅱ』はキヤノンのフルサイズミラーレスの先駆けと評されるように、ライブビューでの撮影性能が素晴らしいです。
どうしても構図に凝った撮影が必要な時はライブビューで撮影すれば視野率100%なので問題ないです。それよりもその分軽くなっているメリットの方が大きいと感じています。
SDカードがダブルスロットでない
これは未だに払拭できていません。
妥協したと言うしかできないですね。
5Dを買えなかった自分の経済力と腕力を責めます…
後は殿様商売でも買いたくなるキヤノンさんが1枚上手だったと言うことです。
AFエリアが中央に寄りで狭い
発表直後からファンの間で話題になったこの問題は、最初から特にデメリットと感じていません。
動きモノを撮りたいなら『6D2』よりかなり安く買える『7D2』がありますし、この件に関しては『6D2』はフルサイズバリアングルと言うだけで十分です。
狭いと言ってもグレード的に見れば妥当だと思いますし。
ダイナミックレンジが劣っている
上記の記事でも散々な評価を受けていますが、多くの人にこの問題は関係ないです。
そんなにこだわるなら『フラグシップ機』を買えば良いだけで、6D2にここまでの性能は必要ありません。それに違いを実写で見分けることは困難なレベルでの争いなので、よほどのことじゃない限り気にする必要はないです。
確かに劣っている問題はありますが、低感度で撮影し、RAW現像で+3EV以上のデジタル増感した場合ということです。
他のカメラがノイズが出ないという訳ではないので、赤文字の使用用途をしない人には全く関係ないと言えるレベルです。
コスパが悪い
キヤノンのカメラに共通することですが、コスパは悪いです。
コスパ重視の私にとってはかなり迷う選択ではありましたが、『新商品』と『キヤノンのカメラが良い』という理由で納得しました。
コスパで選ぶなら断然『ニコン』です!
そして一眼レフカメラは成熟された製品なので、新商品が出る度大幅に進化するということはないので、どうしても新商品はコスパが悪くなります。
まとめ
長くなってしまいましたが、私が『EOS 6D Mark Ⅱ』を購入した理由をまとめました。
初めてのフルサイズカメラは何を買うか迷うと思いますが、迷うことも楽しいです!
評価を見て不安になることもあると思いますが、実際に気になることは少ない程どの製品も優れているので、安心して自分の好きなカメラを選びましょう!
以上です。
最後までお読み頂きありがとうございました。