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こんにちは!この記事にお越し頂きありがとうございました。
iPhone Xが発表された時に書いた『一眼レフに匹敵!iPhone Xの凄いカメラ性能を柔らかく解説!』という記事が多くの方に読んで頂けました。ありがとうございます。
やはりカメラが好きな人は多いということを改めて感じることができました。一方で一眼レフカメラよりスマホのカメラで十分と思っている人が多いということにも気がつきました。
そこで今回は一眼レフカメラにはないiPhone Xの魅力を『iPhone Xのカメラが一眼レフより優れている事』という題材でまとめました。
興味ある方は是非ご覧ください。
iPhone Xのカメラ性能
出典:https://www.apple.com/jp/iphone-x/
iPhone Xのカメラ性能を簡単い紹介します。
★iPhone XはiPhone史上最も優れたカメラを搭載
iPhone Xのカメラのポイントは歴代iPhoneの中で一番優れているということです。一眼レフカメラは毎年毎年大きく性能が変わることはありませんが、iPhoneは未だに1年ごとに進化をし続けています。
年々一眼レフカメラに迫る画質になっています。
iPhone X カメラ性能
- 12MP広角カメラと12MP望遠カメラ
- 広角:ƒ/1.8
- 望遠:ƒ/2.4
- デュアル光学式手ぶれ補正
- 4Kビデオ撮影(24fps、30fpsまたは60fps)
- 1080p HDビデオ撮影(30fpsまたは60fps)
- 720p HDビデオ撮影(30fps)
- ビデオの光学式手ぶれ補正
参考程度に本体レンズ合わせて40万円の一眼レフカメラと比較するとこのようになります。
|
本体:EOS 6D Mark Ⅱ レンズ:EF24-70mm F2.8L Ⅱ USM |
iPhone X |
画素数 |
2620万画素 |
1200万画素 |
センサーサイズ |
フルサイズ |
広角:1/2.9型 望遠:1/3.6型 |
連写速度 |
約6.5コマ/秒 |
約10コマ/秒 |
シャッター速度 |
1/4000〜30秒 |
1/8000〜30秒 |
カードスロット |
シングル |
搭載なし |
最高記録動画サイズ |
フルHD 60p |
4Kビデオ撮影(60fps) |
Wi-Fi |
◯ |
◯ |
Bluetooth |
◯ |
◯ |
GPS |
◯ |
◯ |
バリアングル モニター |
◯ |
ー |
タッチパネル |
◯ |
◯ |
レンズF値 |
2.8 |
広角:1.8 望遠:2.4 |
レンズカバー距離 |
24-70mm |
28-57mm(推定) |
重量 (バッテリー込み) |
1570g |
174g |
価格 |
約40万円 |
112,800円(税抜) |
カメラ性能で重要な要素の1つであるセンサーサイズは、上の図のようになっています。一眼レフカメラで使用されるセンサーは『APS-C』か『フルサイズ』となっているので、センサーサイズはかなりの差があります。
一般的にセンサーサイズが大きいほうが高画質な写真が撮れますが、iPhone Xのセンサーは性能が良い為綺麗な写真を撮ることができます。
さすがに一眼レフカメラに勝つことはできませんが、あくまでスマホで写真を見る前提だと、その差は小さくなり、iPhone Xでも十分綺麗な写真になります。
iPhone Xが一眼レフより優れている事
持ち運ぶ必要がない
iPhone Xをカメラとして持ち運ぶ必要はありませんよね。スマホとして持ち歩くのでカメラを持ち運ぶ労力がありません。
- 重量
- iPhone X 174g
- 一眼レフカメラ(レンズ込み) 1570g
こんなにも差があります。いい写真を撮る最大の条件は『いいシャッターチャンスに出会うこと』なのでこの点ではiPhone Xのほうが断然優れています。
4K ビデオを撮影できる
最新のカメラ本体だけで20万円以上するカメラでも4K撮影ができない中、iPhone Xは4K撮影をすることができます。
- 4Kビデオ撮影(24fps、30fpsまたは60fps)
- 1080p HDビデオ撮影(30fpsまたは60fps)
- 720p HDビデオ撮影(30fps)
撮影モードも多彩でビデオカメラにも引けをとりません。
『fps』はフレームレートのことで、60fpsだと1秒間に60枚の静止画が流れます。1秒間に流れる枚数が多いとよりなめらかな映像になりますが、その分容量もおおきくなります。
地上波のテレビは30fpsなので、30fpsが基準と思えばいいと思います。
つまりiPhone Xはほぼ全ての撮影モードに対応しています。一眼レフカメラやビデオカメラでも4K動画が撮れない機種がある中、iPhone Xは4K動画が撮れます、それも60fpsで!
記録できる撮影モードだけで言えば、そこら辺のカメラより圧倒的に性能が上です。もちろんビデオでも光学式手ブレ補正が使えます。
写真も動画もその場で編集できる
一眼レフカメラで撮影した後は、家に帰ってパソコンを起動させて取り込む作業が必要になります。これが結構手間な作業で、カメラに撮った写真を入れっぱなしになることも多々あります。
しかし、iPhone Xはそれ自体がかなり優秀なCPUを搭載しているのでその場で写真・動画の編集、共有ができます。
パソコンで写真を見る習慣や必要がない人にはiPhone Xそのモノが優秀なカメラ、優秀なパソコン2つの役割を担っています。
ディスプレイが綺麗
有機ELディスプレイが採用されたiPhone XのSuper Retinaディスプレイは撮った写真をさらに美しく見せます。
私の経験でもMacBook Proを使う前に撮った写真の画質で悩んでいたのですが、MacBook Proに変えた途端びっくりするぐらい綺麗になりました。
写真は表示させるディスプレイでも画質が大きく変わります。
AppleのRetinaディスプレイは世界一美しいディスプレイと言っても過言ではなく、そのさらに上のSuper Retinaを採用しているiPhone Xなら写真がかなり綺麗に感じられます。
今の時代は現像した写真よりもiPhoneで見る画像のほうが綺麗です。
iPhone以上のサイズを必要としない
これはiPhone Xが一眼レフカメラより優れている点というよりは、差がない理由になるのですが、普段写真を見るときにわざわざアルバムを持ってくる人はほとんどいませんよね。
普段写真を見るときはiPhoneなどのスマホで見ることがほとんどだと思います。
なのでiPhoneの画面より大きな画素が必要ないのです。
iPhone Xの画素数は1200万画素でA4用紙での印刷にも十分対応でき、iPhoneの画面程の大きさなら解像度も大きく必要ないので、小型のセンサーでも十分です。
このような理由からiPhoneの画面で見るときは、一眼レフカメラもiPhoneも大きな差は生まれません。(夜景など撮影条件が悪い場所は別問題)
写真加工アプリが使える
iPhoneなどのスマホの魅力は何と言ってもアプリの豊富さです。
プロカメラマンの体験談では、何十万円もする一眼レフカメラで集合写真を撮っていた時に、「そのカメラはSNOWのような感じで撮れないのですか?」と言われたそうです。
写真は真実を写すと書いて『写真』ですが、ほとんどの人は綺麗な写真を求めますよね。せっかくの思い出の写真は少し盛ったぐらいのほうがいい思い出として写ります。
このように高画質な写真より可愛く写った写真のほうが良い写真と考える人がほとんどです。
一眼レフカメラはどんな場所でも高画質な綺麗な写真を撮ることはできますが、可愛い写真を撮ることはできません。
iPhone Xなら一眼レフほどではないですが綺麗で高画質な写真も、可愛く写る写真も撮ることができます!
これがスマホカメラの最大の強みだと思います。
人気の写真加工アプリベスト3
一眼レフカメラを使う場面
ここまでで「一眼レフカメラ必要ないじゃん?」と少し思ってしまいましたが、少しだけ一眼レフカメラでしか撮れない写真を紹介します。
一眼レフカメラの魅力
- レンズ交換ができる
- オートフォーカスが早い
- センサーサイズが大きく高感度に強い
- 高解像度の写真が撮れる
iPhone Xでは撮れない一眼レフカメラの主な魅力をまとめました。
逆に言えば私は上の魅力が必要ない場面はiPhone Xのカメラで十分だと考えます。上の項目は詳しく解説します。
レンズ交換ができる
iPhone Xの焦点距離は推定28-57mmだと思われます。これはいわゆる人の視力と同じぐらいで、普段使いには全く問題ありませんが運動会や発表会など遠くの写真を撮ることができません。
一眼レフカメラなら多種多様なレンズを付け替えることができるので、さまざまな撮影シーンに対応することができます。
オートフォーカスが早い
オートフォーカスが早いとはピントを合わせる早さのことです。
一眼レフカメラは測距点の多いAFセンサーを搭載しているので、一瞬で被写体にピントを合わせることが可能です。初めて一眼レフを使う方はその早さに間違いなくビックリします。
飛行機や鉄道、スポーツ撮影は被写体の動き早いのでオートフォーカスの早さが大切です。このような写真を撮るにはやはり一眼レフカメラが必要です。
センサーサイズが大きく高感度に強い
iPhoneで夜景を撮影するとノイズがでた画質の悪い写真になった経験があると思います。
さすがのiPhone Xでもセンサーサイズが小さいので暗い場所の撮影は苦手です。
ノイズが出る原因は足りない光を無理やり増幅させているからなのですが、センサーサイズが大きいと光を取り込む量が大きいので、暗い場所でもノイズが出にくくなります。
特に暗い場所での撮影は一眼レフカメラが必須です!暗い場所の撮影はカメラが最も苦手とするシーンで、一眼レフカメラでも安価な初心者向けカメラでは上手く撮れません。
少しカメラに興味が出てきた方はこのサイトが参考になります。
高解像度の写真が撮れる
iPhone Xでも十分高解像の写真を撮ることができますが、拡大して見ると少しボケているのがわかります。
カメラは光を扱うモノなので、光を劣化させずにセンサーまで届ける必要があります。
しかし、iPhoneなどのスマホのカメラのレンズは小さく十分な解像度を得られません。iPhoneのカメラがボコッと出ているのは少しでも大きいレンズを付けたいことの現れです。
カメラは解像度を上げる為には物理的に大きなレンズが必要なので、一眼レフカメラが大きいのはこうした理由もあります。
一眼レフカメラは綺麗な写真を撮る為にさまざまな研究がなされた、最強のカメラなのです。
まとめ
改めてiPhone Xのカメラの凄さが伝わったでしょうか?
場面によりましがiPhone Xは一眼レフカメラよりも優れたカメラになります。
一方で一眼レフカメラの素晴らしさも理解して頂けると幸いです。
どちらにせよどっちも素晴らしいカメラであることは間違いないので、上手に使い分けて楽しいカメラライフを送りましょう!
以上。最後までお読み頂きありがとうございました。