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こんにちは!この記事にお越し頂きありがとうございます。
私はカメラが大好きでキヤノンの一眼レフカメラを愛用しています。キヤノンさんのカメラは使いやすくてカッコいいので本当に大好きです。
そんなキヤノンさんについてカメラはもちろん、業績についてなど私が気になることを調べました。
興味のある方はぜひご覧ください!
キヤノン基本情報
キヤノン株式会社
英名 Canon Inc.
東証一部 7751
本社所在地 東京都大田区下丸子三丁目30番2号
社名の表記ついて
キヤノンファンなら知っている方も多いと思いますが、社名を間違えて表記する人が本当に多いです。
日本語での正式名称は『キャノン』ではなく『キヤノン』です。読むときは「キャノン」ですが書くときは小さい『ヤ』は使いません。
これは終戦直後頃までは「ヤユヨ」を小さく書かないのが一般的だったようで、この表記を続ける理由はバランスを考慮して空白ができないようにしているようです。
社名の由来について
観音菩薩の慈悲にあやかりたいという気持ちで、1934年に国産初の精密小型カメラの試作機を「KWANON」(カンノン)と命名しそうです。
そして1935年に世界で通用するカメラのブランド名としてキヤノン(Canon)が採用されました。
「正典」「規範」「標準」という意味を持っており、正確を基本とする精密工業の商標にふさわしいことと、KWANONに発音が似ていることが、この名前になったを理由とされているようです。
私は最初キヤノンというとキャノン砲などをイメージして、バッシャッと写真を撮るイメージなのかと思っていましたが、『観音』が元になっているそうです。
社名には大きな願いが込められているのですね。さすがです。
主な製品
キヤノンと言えばカメラを思い浮かべますが実は様々な商品で事業を行っています。
- デジタル一眼レフカメラ
- 交換レンズ
- コンパクトデジタルカメラ
- デジタルビデオカメラ
- デジタルシネマカメラ
- 放送機器
- ネットワークカメラ
- 医療機器(X線写真撮影機器など)
- スキャナー
- インクジェットプリンター
- 大判インクジェットプリンター
- 業務用フォトプリンター
- レーザープリンター
- プロジェクター
- 双眼鏡
- 3Dプリンター
- 電卓
- 電子辞書
- 産業用ドローン
カメラを応用した製品を多く製造・開発しています。まさにカメラのプロフェッショナルという感じでカメラに関する高い技術を有しているのを読み取れます。
カメラ以外に身近なモノだとプリンターや電卓をよく見かけます。私はキヤノンさんのカメラが大好きなので電卓もキヤノン製を使用しています。
キヤノンさんの経営ってどんな感じ?
あんまり気にして使っている人はいないと思いますが、一眼レフカメラはレンズ資産がとても大事です。
せっかく広角〜望遠レンズ、そして単焦点レンズを揃えたとしてもそのマウントに対応した新しいカメラが発売されなければ、資産はそこで終了です。
メーカーが変われば基本的にレンズは使えなくなるので、一度選んだメーカーに末長くお世話にならないといけません。なので選んだメーカーの経営は大事なのです!
キヤノンさんの稼ぎ頭は?
私たちはキヤノンと言えばカメラを思い浮かべますよね。キヤノンさんは一体何で稼いでいるのでしょうか?
公開されているデータ(2017年予定)はこのようになっています。
- オフィス(プリンター等)53%
- イメージ(カメラ等)28%
- メディカル(医療機器)11%
- 産業機器その他 18%
なんとキヤノンさんはカメラよりもプリンターなどのオフィス製品で稼いでいたのです!
いかに個人的な商品よりも企業向けの商品が大事なのかがわかりますね。使ってくれる金額が桁違いですから仕方ないのですが。
どこの国で売れているのか?
そしてもう一つ私が驚いたのはキヤノンさんは国内より海外で稼いでいるのです。比率は国内が約20%、海外が約80%です。
思ったより海外のウエートが高いと感じた方も多いのではないでしょうか?
まさに世界の『Canon』ということですね。
経営は安定しているのか?
利益は多少の浮き沈みはありますがほぼ横ばいです。デジカメ市場が完全にスマホに破れたので心配していましたが心配御無用でしたね。
そもそもカメラのウエートがそこまで高くないので「少し痛いな」ぐらいなのかもしれません。
そしてキヤノンさんは1949年の上場以来、年間での赤字は一度も無いのです!
さすがですね。安心してキヤノンのレンズを買い揃えれます。
私の心配ごと
安心・安定のキヤノンさんで、本当にキヤノンのカメラが大好きなのでこれからも使い続けたいと思っているのですが、何点か心配ごとがあります。
それについて紹介したいと思います。
ミラーレスに伴うマウント問題
マウントとは、レンズとボディの規格のようなものでそれぞれ対応しているマウントしか取り付けることができません。
キヤノンの代表的なマウントだと『EFマウント』があります。
そして近頃噂されているのがキヤノンのフルサイズミラーレスカメラの話です。
最近はプロ向けカメラも高性能なミラーレスカメラが登場しており今度ミラーレスカメラが主流になってくると思われます。
そして2大一眼レフカメラメーカーの『Canon』と『Nikon』がついにフルサイズミラーレスに参入すると言われています。
そうなれば「ミラーレスカメラ戦国時代」に突入します。
ここで気になるのがマウントの問題です。
ミラーレス一眼カメラの最大の特徴は小型であることですが、今の『EFマウント』ではマウントの規格上(フランジバックの長さで)薄いボディに使うことはできません。
なので今のEFマウントに対応したミラーレスカメラを出すとなると薄型のボディにはならないのです。
現在ミラーレスカメラでトップに君臨するソニーはミラーレスに適した『Eマウント』を開発しておりレンズラインナップもほぼ揃っている状態です。おまけにかなり質のいいレンズを多数揃えており完璧な状態に仕上がっています。
マウントがもたらす大きな問題
現在のキヤノンがあるのは『EFマウント』の成功によりレンズ資産を抱えた多くキヤノンユーザーがいるからです。
もしミラーレス用の新マウントを開発した場合
- 多額のレンズ開発費が発生する
- 既存ユーザーのキヤノン離れ
- 先をいくSONYに対抗できるのか
などの問題が生じてしまいます。
既に『EFマウント』に数十万円も使っている私からするとマウント移行をされるとかなり辛いことになります。
しかし、このままのマウントで新時代を戦っていけるのかも少し不安です。
たくさんのユーザーを抱えている『EFマウント』をこのままフルサイズミラーレス一眼でも使うと思いますが、はっきりした事はまだわかりません。
いずれにせよキヤノンさんの決断がかなり気になります。
一眼レフカメラの撤退はありえるのか?
そして次に心配なこととして今後のカメラの発展はあるのかということです。
先ほどの経営状態でも紹介しましたがキヤノンにおけるカメラ部門は全体の半分以下の売上げです。
そしてカメラ市場はスマホカメラの性能アップで今後さらに縮小していくと思われます。
このような状態で開発費が多くかかるカメラ分野にどれだけの力を入れるのかが不安です。
多額の開発費を投じても回収できるほどの市場がないと赤字になります。ましてやSONYがミラーレスカメラで大成功を納めているので、さらに厳しい市場になっている事は明白です。
カメラ界のドンであるキヤノンさんでも厳しい分野になりつつあるのではないでしょうか。
撤退する可能性は低いと思いますが、さらに市場が縮小したりすると新型のカメラの登場は少なくなるでしょう。
まとめ
楽しみであり、不安なキヤノンの『フルサイズミラーレス』ですが今後のカメラに対する方針を感じることができると思います。
そしてカメラ業界全体が注目するビックイベントになるで注目したいです。
以上。現状のキヤノンさんについてまとめてみました。
最後までお読みいただきありがとうございます。